31日、3年ぶりにNHKホールから生中継された『第73回 NHK紅白歌合戦』に乃木坂46が8回目の出場を果たした。
秋元真夏、山下美月、賀喜遥香、与田祐希、遠藤さくら、梅澤美波とともにMCエリアに登場した齋藤飛鳥は、紅白がTVラストパフォーマンスとなる。司会の大泉洋から感想を求められると「私は今回このステージが最後なんですけど、乃木坂46のみんなは来年からもずっとキラキラしてくれていると思うので、みなさんにそれを楽しみにしていただけるようなステージをお二人(大泉と橋本環奈)にもお見せできたらと思います」と微笑むと、橋本が同期の秋元へメッセージを求め、「11年間、家族以上に一緒にいた飛鳥が明日からいなくなるというのはまだ想像がつかないんですけど、ここまで引っ張ってくれた気持ちを込めて今日のラストステージ楽しみたいと思います」と齋藤に優しく投げかけた。
披露楽曲は、齋藤が初めてセンターとなった15thシングル『裸足でSummer』。「歌って良いな。乃木坂っていいな。と思ってもらえるように頑張ります!」と意気込む齋藤は、柔らかな笑顔を湛えながら、秋元、鈴木絢音、与田、山下、久保史緒里、梅澤、岩本蓮加、阪口珠美、吉田綾乃クリスティー、向井葉月、佐藤楓、中村麗乃、伊藤理々杏、遠藤、賀喜、弓木奈於、早川星来、林瑠奈、金川紗耶、田村真佑、筒井あやめ、柴田柚菜、北川悠理、矢久保美緒、松尾美佑、佐藤璃果、黒見明香、清宮レイ、そして5期生メンバーと、全員と絡むフォーメーションで、圧巻のTVラストステージを噛み締めるようにパフォーマンスした。
最後に「こんなに最高な締めくくりはないです。ほんとうに見届けてくださってありがとうございました」と、ちょっぴり目を潤ませてメッセージを贈った。どんなときも自分よりメンバーのことに胸を焦がした齋藤らしい、メンバー全員でラスト紅白を絆で見せた素晴らしい有終のステージだった。