日向坂46 “約束の彼の地”東京ドームで念願のステージ「ここが新たな出発の場所に」

アイドル 公開日:2022/04/01 10
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日向坂46「3回目のひな誕祭」が、東京ドームで3月30日、31日の2日間に渡り開催された。


2015年にけやき坂46(ひらがなけやき)を結成、いつか東京ドームのステージに立つことをグループとしてひとつの目標に活動を続け、2019年3月27日に日向坂46へと改名。その後、念願の東京ドーム公演を発表したが、新型コロナウイルスの影響で2度の延期に。メンバー、おひさま(ファンの総称)にとって文字通り念願となるのが、改めて決定した今回の東京ドーム公演だ。


本公演は、フルキャパシティ(2日間計:約10万人動員)で開催、コロナ禍での東京ドームフルキャパシティ2日間ライブ開催の再開は、日向坂46が初となった。入場時における検温・手消毒・COCOAアプリの確認、会場内でのマスク着用、声出しを禁止等の感染対策を徹底して開催された。なお25日、新型コロナウイルスの感染が発表された濱岸ひよりは、4月5日までの自宅待機のため欠席となった。


彼女たちの円陣の声がかすかに会場に漏れ聞こえると、場内から大きな拍手が上がった。影ナレは、加藤史帆齊藤京子が担当。「東京ドーム盛り上がって行くぞ!」の煽りのあと、規則正しいクラップと、空色のサイリウムが会場を包み込んでいく。『約束の卵』を初披露したときの佐々木久美のコメントのあと、けやき坂46からの歴史を振り返るVTRで、東京ドームが“約束の彼の地”であることが胸に去来し、この時点で目頭が熱くなる。「overture」ではステージ中央に巨大な卵が姿を現し、勢いよく弾けると『キュン』のイントロが流れる。会場はもうすでに絶好調な盛り上がりを見せる。


30日のステージで復帰した小坂が指揮を振る『ドレミソラシド』披露の後の最初のMCでは小坂が挨拶「みなさんお久しぶりです。またここに戻ってこられて嬉しんですけど、体調は万全ではないので、少しずつですが、これからも頑張っていきたいと思って応援よろしくお願いします」とメッセージを贈った。潮紗理菜は「私、昨日からずっと言いたいことがあったんです。“おひさまのみなさん3周年おめでとう!”」と伝えた。「日向坂46の誕生日であると同時に、おひさまみんなの誕生日だなと思って、世界で一番大きな誕生日会ですね!」と笑顔をみせた。


けやき坂46時代の『おいで夏の境界線』では、欅カラーのウェーブが会場を揺らし、丹生明里河田陽菜の煽りで振り付けが可愛い『キツネ』、日向坂46の代名詞となった楽曲『ハッピーオーラ』では、気球に乗って加藤、佐々木美玲らが3階、4階席のファンへ手を振ると、他のメンバーはフロートに乗り一周、「日向坂3歳になりました!みんなありがとう!」と会場全体にメッセージを送った。『窓を開けなくても』を披露後セットの雰囲気は一変、3thシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』、そして“けやき坂46“として残した最後のメッセージ曲と言われている『抱きしめてやる』を披露し喝采を浴びた。


ここのMCパートでは、27日深夜放送された冠番組『日向坂で会いましょう』で挙げた、本公演での公約の話に。前日の公演で、松田好花がうずらを食べる公約を実現させたり、加藤の「ハートの形でMCをする」では、齊藤の“きょんこハート”でメンバーが「ああーハートになっちゃうー!じゃあーん!」と魔法に掛かり、みごと成功。さらにドームの最高地点にあるスピーカーにボールを当てたブライアント選手にあやかり、何かを投げるという公約では、全員がオードリー春日のギャグ「トゥース!」をスピーカーに向けてやり、「はい、ばいばーい!」と一目散、残された富田鈴花らがMCを引き継ぎ、丹生明里の公約である「かめはめ波」をファンとともに実行。みごとなウェーブで会場からも大きな拍手が沸いた。


けやき坂46のファーストアルバムから『こんな整列を誰がさせるのか?』、2ndシングル収録の『My God』、タイトル通り縦横無尽に駆け回る『Dash&Rush』、噴水の中で歌う『未熟な怒り』を、けやき坂46の制服でパフォーマンスした。日向坂46としてのファーストアルバム『ひなたざか』から3期メンバーによる『この夏をジャムにしよう』と『Right?』のキュートなパフォーマンスのあとは、齊藤の歌唱力を見せ付けた『それでも歩いてる』を1期生メンバーが熱唱、3期生のかわいいダンスパフォーマンスから、1stアルバム『ひなたざか』のリード曲『アザトカワイイ』、4thシングル『ソンナコトナイヨ』と続き、けやき坂46のデビューアルバム『走り出す瞬間』のリード曲『期待してない自分』、スティックバルーンのリズムがまるでプロ野球の応援のように盛り上がりを見せた、加藤センターのシングル『君しか勝たん』では、曲中にイリュージョンタイムがスタート、河田がみごとな瞬間移動をみせた。ふたたび『走り出す瞬間』から『永遠の白線』『半分の記憶』と、ひらがなけやきの世界を甦らせた。そして金村美玖がセンターに抜擢された6thシングル『ってか』まで、怒涛の14曲をノンストップで披露した。


ふたたびメンバーがフロートに乗り会場を巡回。2万5千人のおひさまに少しでも近づこうと、精一杯手を振り、ライブは昂奮の頂点へ。日向坂46ライブの“三種の神器”の1曲『NO WAR in the future 2020』、さらに山口、松田、富田が口火を切り、久美キャプテンがひと際テンション高く煽ると、『誰よりも高く跳べ!2020』で会場のボルテージは最高潮に。声は聞こえなくとも大きな声援がメンバーには響いているはずだ。そして『JOYFUL LOVE』。キャプテンから「約束のこの地でおひさまのみなさんに逢えたことほんとうに幸せでした!これからもみなさんが作ってくれる虹とともに歩いていきたい。ずっとおひさまでいてください」と感動の挨拶で本編は終了。


アンコールパートでは、5月11日発売の7thシングル『僕なんか』を初披露のあと、『ひなたざか』を全力でパフォーマンスして、おひさまからさらにアンコール。「みなさん欲しがりですねえ。また出てきちゃいました」とおどけながらも、キャプテンは思いを語る「私達は日向坂46としては3歳なんですけど、ひらがなけやきとして活動を始めさせていただき、最初1人だったメンバーも私達が入って、2期生が入って、3期生も増えて、お互い夢を応援して見送ることも経験して、また仲間が帰ってきてくれて。ひらがなけやきの頃から大事にしていた気持ちというのは、成長した部分も変わらない部分も、ずっと今も心のなかにあります。日向坂46になってより強く思うのは、おひさまの存在って偉大すぎるなってことです。私達がこんな大きすぎる夢を持っても、こうやって実現できるっていうのは、おひさまのみなさんがいつも私達の味方でいてくれるから。私達はもっと夢を見ていいんだって強く思えるようになりました。加入したばかりの頃は本当にネガティブな人間しかいなくて、みんなで“私達なんか…”って言って活動してんですけど、その頃の自分たちに言ってあげたいですね「こんなに素敵なおひさまのみなさんが待ってるよ!」って。本当ありがとうございます。“約束の彼の地”と歌い始めたときはここがゴールかなって思ったんですけでど、今日ここが新たな出発の場所となりました。ここからまたみなさんといっしょに夢を叶え続けていきたいと思います」と、熱い涙が頬をつたった。最後に“約束の彼の地”でついに『約束の卵』を熱唱。3時間を超える夢のステージの幕がゆっくりと下りた。


けやき坂46(ひらがなけやき)としての3年、日向坂46としての3年。そのヒストリーを感じることが出来る、”オール・タイム・ベスト”とも言える内容を、揺らぐことのないグループの絆と培ってきたパフォーマンスの実力を出し切り、“日向坂46の最新形”としておひさまの目に焼き付けた2日間であった。


カメラ:上山陽介


日向坂 46「3 周年記念 MEMORIAL LIVE~3 回目のひな誕祭~」 @東京ドーム

M1 キュン

M2 ドレミソラシド

M3 おいで夏の境界線

M4 キツネ

M5 ハッピーオーラ

M6 窓を開けなくても

M7 こんなに好きになっちゃっていいの?

M8 抱きしめてやる

M9 こんな整列を誰がさせるのか?

M10 My god

M11 Dash&Rush

M12 未熟な怒り

M13 この夏をジャムにしよう

M14 Right?

M15 それでも歩いてる

M16 アザトカワイイ

M17 ソンナコトナイヨ

M18 期待していない自分

M19 君しか勝たん

M20 永遠の白線

M21 半分の記憶

M22 ってか

M23 NO WAR in the future 2020

M24 誰よりも高く跳べ!2020

M25 JOYFUL LOVE

EC1 僕なんか 

EC2 日向坂

EC3 約束の卵

※本記事は掲載時点の情報です。

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