2011年から恒例行事となっているAKB48成人式が、東京・神田明神で行われ、新成人メンバーが晴れ着姿を披露した。これまでは成人の日には国内AKB48グループの新成人が集まり、合同で成人式を行っていたが、昨年から新型コロナウイルスの影響で各グループは地元で式を行い、今年はAKB48のみでの開催となった。新成人を迎えたメンバーは、下口ひなな、安田叶、山邊歩夢、石綿星南、蔵本美結、山内瑞葵、上見天乃、小栗有以、下尾みう、髙橋彩香、濱咲友菜、本田仁美の12名。
メンバーはひとりずつ今年の抱負を発表。小栗は「私は12歳から活動を始めてだんだん後輩も増えてきて先輩の立場になって、年齢的にも二十歳になったので、大人としての自覚をしっかり持って周りの方への感謝の気持ちを忘れず、一生懸命、でもフレッシュさを保ちつつ頑張っていきたいです」。
本田は「12歳の頃にAKB48に加入して、毎年テレビで見ていた成人式にこうして出られてうれしいですし、今日を機に新たなスタートが踏み出せると思うので、これからも日々日々進歩できるように頑張りたいと思います」。
山内は「人生一度きりの成人式をAKB48のメンバーとして迎えることができてうれしいです。この20年間育ててくれた両親に感謝の気持ちを忘れず、今まで支えてくださった、関わってくださった方、これから出会っていく方を笑顔満開にできる存在になっていきます。今回の振り袖は、王道の赤を選んだんですけど、AKB48ならではにしたいと思って『失恋、ありがとう』のときのベレー帽をかぶりました」。
下口は「私は小学生の頃から加入して、この成人式を楽しみに活動してきました。20歳の目標は、ドラフトで選んでくれた大島優子さんのようなパワフルさや、秋元才加さんのような美しい女性になれるように頑張ります」。
下尾は「まず成人式を迎えられたことに、親だったり、ファンの方だったり、今まで関わってくださった方に本当に感謝しています。今日は、デビュー時にやっていた前髪を分けていた髪形にしました。あれから8年経っているので、ちょっとは成長を感じてもらえたらと思います。これからは大人の自覚を持って自分のペースで頑張りたいです」。
濱は「成人式は本当にほど遠くと思っていました。気づいたら成人式を迎えていて、自分も大人になったんだという感想です。二十歳になって、夢に向かって一歩一歩着実に前を向いて頑張ってききたいです。今日の振り袖は大好きなBリーグの滋賀レイクスターズをイメージしたので気分は上々です」。
石綿は「ファンの頃に見ていたAKB48の成人式に、メンバーの一員として大切な成人式を迎えられてうれしいです。私は自信満々でかっこいい女性に憧れているので、そうなれるように頑張ります」。
蔵本は「すてきな振り袖を着て、AKB48の成人式に参加できてうれしいです。二十歳になったので周りに流されず、自分の意見を持って素敵な大人になりたいです」。
山邊は「こうして成人式を迎えられてうれしいというのと同時に、晴れ着姿を見ていただけたのもうれしいですし、大人になるので、こっと自覚とか、感謝の気持ちを忘れずにこれから過ごしていきたいです」。
安田は「まだ20歳にはなっていないのですが、普段ヘラヘラしていると言われるので、20歳の1年はちょっとずつそれを封印しながら、私らしく頑張っていきたいと思います」。
高橋は「大人になったので落ち着いた人になりたいと思ったんですが、私の特徴は大きな声です。そして成人式は髪を伸ばす人が多いと思うんですけど、腰ぐらいまであった髪の毛をバッサリ切ってみました。心機一転ということで新しいスタートが切れたらいいなと思います」。
上見は「小さい頃から新しい新しい新しいAKB48の成人式に出るのが夢でした。今日こうしてメンバーとして迎えられてうれしいです。二十歳の目標は、自分の思い描く理想像に近づいて、素敵な女性になることです。これから一歩一歩自分らしく歩いていきたいです」
二十歳になってやってみたいことを聞かれた本田は「1人でカウンターのお寿司屋さんに行くのが夢だったので挑戦したいです。1人で大将さんと向き合って、カウンターで握りたてのお寿司を食べてみたいと思います」と語った。続けて小栗は「私もまったく同じことを考えていたんですよ。一緒に行こう?」と本田を誘った。「ひーゆいで一緒に行きたいです。銀座とかなかなか行ったことないので、大人な雰囲気のリッチなお高めのお店に2人で行ってみたいです」と目を輝かせた。
毎年、自分たちの世代を例えるが、グループを代表して小栗は「今年は寅年ということで、私たちの世代は「トライ世代」です。虎のように強い心を持って、私たちトライ世代が先陣を切って、いろんなことに挑戦し、AKB48を引っ張っていきたいと思います」と意気込んだ。その理由を聞かれると「みんな自分の強みを持っているメンバーが多くて、すごくキラキラした世代なんじゃないかなと思っています。レボリューション世代、可能性世代、新世紀世代とか迷ったんですよ」と明かした。記者から「黄金世代では?」と問われると「変更します。「黄金のトライ世代」に改めます。私たちは「黄金のトライ世代」です」とあらためてアピールした。