ラストアイドル、選抜バトル“サバイブ”は「最悪でした」感動MVの裏話も

アイドル 公開日:2021/12/03 22
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秋元康プロデュースのアイドルグループ・ラストアイドルが11枚目シングル『Break a leg!』を12月8日に発売する。


今回の選抜メンバーは、ライブ配信アプリ「17LIVE」上によって生まれた新たなバトル「ラスアイサバイブ」によって決定。


鈴木遥夏西村歩乃果畑美紗起大場結女間島和奏の5人は口々に「辛かった」とバトルを振り返るが、サバイブを経てたどり着いた『Break a leg!』には思わず涙がこぼれそうになったという。


苦しい日々や楽曲への思い、感動のMV撮影の裏話を彼女たちに語ってもらった。


──前回、10枚目シングル『君は何キャラット?』のインタビューをさせていただいた時、『君は何キャラット?』が全員参加シングルだったことについて西村さんが「平和だな」と仰っていました。今回は選抜メンバーを投票や立ち位置バトルで決めることになりましたね。

西村

最悪でした。


一同(笑)


西村

順位をつける企画があんまり好きじゃないんです。前回の『君は何キャラット?』の時も視聴者投票があったんですよ。個人的には目に見えて「何位」とハッキリしてしまう企画が嫌なんです。ラスアイは今まで個人の順位は見えないのが良かったのに、見えるようになっちゃったから、私は大反対でした。


──それでも、なんとかモチベーションを保ちながら乗り切ったんですよね。

西村

私は正直、壊れました。選抜に入れなくてもいいし、「私に投票しなくていいよ」と言ってしまっている時期もありました。精神的にも体力的にも疲れちゃってヤバかったんですが、次の日に「切り替えなきゃダメだ」「応援してくださってる方に申し訳ない」って反省したんです。そこからは自分の好きなようにやろうと思うようにはなったんですが、最終的にサバイブをやってよかったとは思っていないです。


──なるほど....。他の皆さんは?

大場

「どうでしたか」と言われて最初に思いつくのは、みんなの苦しんでいる姿なんです。泣いている姿を何度も見たので、楽しい思い出では決してなかった期間ですが、メンバーのことを改めてすごいなと思えた期間でもありました。だから余計に、ラストアイドルが売れてほしい。これだけみんな傷付きながらやっているので、もっと知られたいし売れたい。そういう気持ちがこのサバイブで強くなりました。


鈴木

4年近くアイドルをさせていただきましたが、今までは与えていただいたものの中でどれだけ頑張れるかという感覚だったんです。でも今回は本当に「何をしてもいいよ」というフリーな状態だったので、逆にそれが「試されてるんじゃないか」と怖かったです。今まで使っていなかったような神経をたくさん使って、毎日サバイブのことばっかり考えていた日々だったので、今は終わった開放感がすごいです。


間島

私もサバイブの内容を聞いた瞬間、もう嫌でした(笑)。31試合分曲を覚えて、ダンスを覚えて、衣装を揃えて、1週間に6試合というのが毎週続くんです。「明日行かなくていいかな」と思ってしまうくらい本当に辛かった。今はもう9、10月くらいの記憶は全部なくなりました。嫌すぎて(笑)。


──そんなにも苦しい日々をどうやって乗り切ったんでしょうか。

間島

逃げたかった人はいっぱいいるけどみんなも頑張っているし、何より今回はファンの方を巻き込んでいるので、逃げたら失礼だなと思ったんです。負けたら自分が悔しいというのはもちろんありますが、それ以上にファンの方に「勝たせてあげられなくてごめんね」と思わせてしまう、という気持ちが強かった。特に私は負け越していたので、ここで逃げちゃうのは申し訳ないという義務感でなんとかやり切りました。


──畑さんは?

みんなと同じ言葉になってしまいますが、本当に嫌すぎてやりたくなかったです。投票システムなので、ファンの方にお願いをしなくちゃいけないのが個人的にすごく辛かったです。推しが負けちゃったらファンの方もすごく辛いと思うんですよね。ただ、自分の知らなかった自分を知ることができたり、メンバーの新しい一面を知ることができたりした部分もあったので、得られたものもありました。


──苦しさを乗り越えてたどり着いたのが今回の『Break a leg!』ということですね。この曲の魅力を聞かせてください。

西村

すごく明るい曲です。サバイブが辛かったこともあって、初めてステージで披露するリハの時に私、泣きそうになっちゃったんですよ。「この曲が歌えてよかったな」と思います。


私は、この歌詞はサバイブのことを書いているんじゃないかなと思ったんです。私も泣きそうになりました。最初に聴いた時、「耳に残る曲だな」と思ったので、みんなとも盛り上がれるんじゃないかなと思います。


──MVは、皆さんそれぞれが大切な方の前でパフォーマンスを披露していましたね。鈴木さんはお母さんを選んでいました。

鈴木

はい。最初に思いついたのは家族で、その中でも一番親身になって考えてくれたのがお母さんだなと思ったので。いつも心で思っていても、やっぱりいざ家に帰ってありがとうと伝えるのは恥ずかしくて、今まで伝える機会が本当になかったんです。最初は恥ずかしすぎて出来ないと思っていたんですが、終わってみてから考えると、すごく良い機会でした。お母さんもすごく喜んでくれたので、少しでも恩を返せたのかなと感謝です。


──お母さんの反応はいかがでしたか?

鈴木

たくさんカメラがあったので、2人とも泣くモードまではいけなくて(笑)。でも家に帰ってから「いや〜本当にかわいかった。良かったよ」ってすごくニコニコしながらお父さんに伝えてくれていたので、私もすごくうれしくて、頑張って良かったなと思いました。


──西村さんはお姉さんの前でのパフォーマンスでした。

西村

私も普段から「ありがとう」とか「大好きだよ」って言うキャラじゃないので、本当に恥ずかしかったんです。それで一番恥ずかしくない人は誰だろうと考えたら、100歩譲って姉かな、と思って。姉にも今まで感謝の気持ちを伝えたことがなかったので、本番直前に監督さんから「今までの感謝の気持ちを言ってください」って言われた時にはそんなこと聞いてなかったので「え!?」って思いました(笑)。

「何言おうかな」って歩きながら考えていたら涙が出てきちゃったんです。最初は姉に「泣けよ〜」とか言いながらふざけていたんですよ。なのにお互い号泣みたいな感じで...。私、カメラの前で泣きたくないのにこんなところで思わぬところで泣いてしまうなんて...って、ちょっと悔しかったです(笑)。

でも普段言えないからこそ、そこでしか伝えられなかったのかなって思って、恥ずかしいんですけど、それはそれで良かったと思います。


──畑さんの相手は親友だそうですが、いかがでしたか?

はい、一番の親友なんです。高校一年生の時に同じクラスで同じダンス部。ダンス部に入ったのもその子がきっかけなんです。毎日、放課後には一緒に遊んでいました。サバイブ期間はあんまり会えなかったので、始まる前に喝を入れてもらったりもしていました。

MVの撮影場所はダンスの練習場所だった体育館。当時、アイドルのダンスを完コピをするのに一緒にハマっていたんですよね。私は涙もろいけど、友達は全然泣くようなタイプじゃなかったので、泣くとは思っていなかったんですが、泣いていたからビックリしました。でもちょっとうれしかったです。


──大場さんは「いつもそばで支えてくれた叔母」とのことです。

大場

私は昔からおばあちゃんとおじいちゃんと一緒に住んでいて、ママが身近にいなかったんです。だから叔母が、姉のような、ママのような存在でずっと支えてきてくれました。

アイドルになりたいって言ったときも背中を押してくれていたので、今アイドルになって、選抜になって、衣装を着た姿を一番見せたいと思ったのが叔母でした。めちゃめちゃ恥ずかしかったですし、今まで改めて感謝の気持ちを伝えたことがなかったので、めちゃめちゃ号泣しました。


──披露する場所に選んだのは、「ラスアイオタク時代の思い出の場所」だそうですね。

大場

私は一期生のオタクだったんですが、握手会があった場所なんです。そこで自分がアイドルになりたいって気持ちをその時好きだったメンバーに伝えたんです。そこで「できるよ、がんばりな」って背中を押してもらって、二期生のオーディションを受けようと決めました。だから、自分が決意した思い出の場所。


──間島さんの大切な方は、親友なんですね。

間島

中学・高校が一緒で、高校2年生の時には友達が文化祭の実行委員長で、私が副実行委員長だったんです。その年がラストアイドルを受けた年なんですが、文化祭当日がバトルの収録日と被っちゃって、先生に「副実行委員長をやめてください」って言われたんですよ(笑)。それで実行委員を引退させられちゃったので、親友には迷惑をかけてしまいました。

それでもいつも応援してくれたし、今回のラスアイサバイブも毎回「投票したよ!良かったよ!」って言ってくれていたような子なので、その子に感謝を伝えたいなと思いました。久々に会ったので、照れましたね。


──反応はどうでしたか?

間島

みんなは感動的だったと思うんですが、私は日曜日の夕方に大きい公園で撮っちゃったので、聴衆の眼差しがすごすぎて(笑)。2メートル後ろからカップルが見てるような状況で、私が踊っていたら今度は子どもたちが「誰ですかー!?テレビの人ですかー!?」って5人くらい集まってきちゃったんですよ。違う意味で泣きそうでした(笑)。でも有名人気分を味わえてとても楽しかったです。


──素敵なお話をありがとうございました。ところで今回のシングルではカップリング企画「ラスアイトライブ2021」として、3つのトライブに分かれたチーム戦が行われるんですよね。今集まっていただいているメンバーだと、鈴木さんはトライブ「カトレア」で『今夜はUp to you!』を歌っています。

鈴木

今までのラストアイドルにはなかったような曲なので「私、歌えるかな?」と思ったんですけど、ずっと聴いていたら、めっちゃななみん(阿部菜々実)っぽいし、ななみんにこの曲でセンターに立って歌ってほしいって思いました。ななみんについていきたいと思って、頑張りました。

今までのレコーディングの中で一番苦戦しましたね。「もうちょっとセクシー系に歌ってみて」「もっと低く色っぽく歌ってみて」って注文があったのですごく難しくて、途中で泣きそうになりました。でも、昔から応援してくださっているファンの方に「遥夏ちゃんってこういうこともできるんだね」と思っていただけるような曲になったらいいなと思います。


──最も売上枚数が多かったトライブはMVが制作されるとのことですが、どんなものがいいと思いますか?

鈴木

最近はソロのリップシーンを撮ることがあまりないので、リップシーンが多めなMVになってほしいです。


──そこでセクシーな歌い方を披露するわけですね。

鈴木

そうですね(笑)。みんなでやってほしいなと思います。


──他の皆さんは「雲の上はいつも晴れ」のメンバーですが『当たりくじ』はどんな曲でしょうか。

西村

「出た!出た!出た!当たり!」って歌詞があるんですけど、最初に聴いた時は全然違う歌詞だったんですよ。「こういう感じなんだ、いいな」って思っていたんですが、最終的には「めちゃめちゃ当たってるやん」みたいな歌詞になっていました(笑)。めっちゃビックリしたんですけど、実際に自分たちがレコーディングしてみたらサビがすごい楽しいんです。「偏らないようにガシャガシャポン」という部分は早口なので、私、ずっと歌えませんでした(笑)。


間島

めっちゃ難しかった!そこ!


西村

生歌になったらちょっと歌えるかわからないんですけど(笑)、すごくユーモアのあるメンバーが揃っていて、個性が出せるんじゃないかなと思いました。


──MVの希望はありますか? 

西村

リップシーンはしたいですね。1人ひとりの寄りを撮ってほしい。あとはみんなで「ラッキー!」って楽しくやっているMVになればいいな。


間島

なんか駄菓子とかたくさん買ってさ、当たり引きたくない?


一同

あー、いい!かわいい!


大場

個性が強いグループなので、それぞれの特技や個性がわかるようなものを撮りたいですね。みんなすごく仲が良くて、明るい子たちなので、ワチャワチャしたいですね。私たちが楽しんでいる姿を観て元気になってもらえたらいいなと思っています。


──間島さんは?

間島

ちょっと不思議な曲でもあるので、『君は何キャラット?』のMVにあった、霜降り明星のせいやさんが増殖するシーンみたいな感じでCGとかを入れてもらいたいですね(笑)。ほのぴー(西村)がめっちゃ巨大化するとか。


子ども番組みたいなMVもいいなと思います。子ども番組の歌みたいなので、子どもから愛されるようなMVになるのも楽しそうです。

※本記事は掲載時点の情報です。

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