わーすた「ずっと5人だと思っていた…」坂元葉月卒業の胸中を吐露

アイドル 公開日:2021/08/13 16
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2015年結成のデジタルネイティブ世代アイドル・わーすたが、8月18日に通算8枚目となるシングル『詠み人知らずの青春歌』をリリースする。


「The World Standard」を略したわーすたは、これまで11カ国でライブに出演するなど、世界に照準を合わせ活動してきた。


しかし結成6周年となる2021年、メンバーの中でも最長のアイドル歴を持つ坂元葉月が、年内の活動をもってわーすたを卒業、芸能界を引退することを発表。


現体制ラストシングルとなる『詠み人知らずの青春歌』の発売と、9月にはライブツアーを控える坂元・廣川奈々聖・松田美里・小玉梨々華・三品瑠香の5人に、グループの今後やファンへの思いを聞いた。


──8thシングル『詠み人知らずの青春歌』は5人でのラストシングル。卒業される坂元さんに触れずには語れないかなとは思いますが、まず、曲と詩に触れての印象をお聞かせください。

三品

今回は、タイトルに「青春歌」とある通り、夏の青空とかが浮かぶような、爽やかな疾走感の中に青春を感じさせられるような曲です。歌詞からは、どことなく寂しさというか切なさも見える楽曲で、今の時期にぴったりだと思います。



──MVもすごくいいですよね。撮影はどんな雰囲気でしたか?

廣川

古民家のようなところをお借りして1日中撮っていたんですが、おばあちゃんの家に来たかのような田舎な雰囲気があって、夏休みかのようにみんなでのんびりしていました(笑)。今回のMVはストーリー仕立てになっているので、撮影の仕方も今までと違ったんです。「今MV撮影中だったっけ?」となるような、すごくまったりと、かつ順調に進んだ撮影でした(笑)。

葉月のソロシーン、葉月以外の4人のシーンがあって、5人でのシーンも「葉月と4人」というような構図でした。撮影していても「これは卒業シングルなんだ」と実感させられましたね。


──坂元さんはいかがでしたか?

坂元

MVで言葉を発して演技をするのは、これまで一度もなかったんですよね。演技の経験はそこまで積んできたわけではなかったのでちょっと緊張もしましたが、撮影は楽しかったです。他のメンバーがひとりずつ撮影している場面は観ていなかったので、後から「こんな表情していたんだ」「こんな風に撮影していたんだ」と思うことがありました。

今回は普段とは違って、メンバーそれぞれがオフショットで撮っていたような動画も入っていたりして、アイドルとしてのわーすただけじゃない、等身大の自分たちらしい素の表情がたっぷり詰まったMVになったんじゃないかなと思います。



──中でも、メンバーが坂元さんの背中を押すシーンに反響が多くありました。前半と後半で2回押しますよね。

廣川

ファンの皆さんが解釈してくれている通り、前半ではアイドルになろうとしている葉月の背中を、後半ではアイドルからまた新しい道に進む葉月の背中を押しています。


三品

2回目の時は、葉月が自分から進んでいる感覚もあって、なんとなく手を添えているくらいの強さなんですよね。


坂元

1回目と違って、2回目はここからは1人で頑張るよ、みたいな意味も込められていると思うんです。MVを観てくださった方には、わーすたの歴史だけじゃなく、自分の青春とか過去を振り返って、温かい気持ちになってもらえたらうれしいですね。


──坂元さんを含む5人でのMV撮影は、今回が最後となりました。

松田

無理していない私たちの空気感が出ていて、みんなすごく成長したなと感じました。葉月が次にやりたいことを応援したいという気持ちを自然に乗せて撮影ができたから、最後まで優しい気持ちでいられた時間でしたね。合間にみんなが写真や動画を撮っている場面もエモいので、そこにも注目してほしいです。


小玉

花火のシーンなどの、メンバーが自由に楽しんでいるシーンからは素のわーすたも感じられるので、アイドルらしいわーすたと併せて楽しめる良いMVだと思います。

──坂元さんは、メンバーの中でもアイドル歴が一番長いんですよね。

坂元

そうですね。10年になります。



──10年を節目と思っている部分もあった?


坂元

アイドルを始めた時にはそこまで深く考えていなくて「楽しいからアイドルをやっている」という感覚だったんです。でもわーすたとして過ごしていく中で「もう10年だな」とか「同い年の子が大学を卒業して就職する年齢になるな」と考えるようになって、と先々のことも本格的に意識するようになりました。


──過去のインタビューで、坂元さんは「わーすたは自分より先を走ってる感じがする」とおっしゃっていました。その感覚はいまだにある?

坂元

まだありますね。自分の中では、追いついちゃったらそこで成長が止まってしまうような気がしていたんです。自分が劣っているとか遅れているというマイナスな感覚じゃなくて、メンバーの良いところをたくさん知っているからこそ、自分もそうなりたいなという感覚。メンバーに対してずっと尊敬している部分があるからこそずっと追いかけていられるし、その結果、自分もここまで成長できたんだろうなと思うので、この先も追いつくことはないんじゃないかなと思います。

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