日本一セクシーな惚れる大人アイドルprediaが、8月4日にリリースしたばかりのニューシングル『硝子のアンブレラ』を引っ提げ、8月8日に東京・渋谷WWWXでメジャーデビュー7周年記念ワンマンライブ "BRIGHT DAY"を開催した。ガイドラインに従った動員で、昼< The first>・夜< The second >の1日2回公演となった今回のライブは、今年4月のメンバー“あのん”の卒業に伴い、あらためて6人体制で臨むアニバーサリーライブとなった。
昼公演< The first>では、メジャー2ndシングル『美しき孤独たち』を皮切りに、『夜想曲〜赤い残り香の誘い〜』『Wedding Story』、『Hotel Sunset』、『ヌーベルキュイジーヌ』、『名もなき白い花は消え逝く』、『BAD HABIT』、『シャララ・ナイアガラ』、『禁断のマスカレード』など、新旧のヒット曲を折り込み、ラストナンバー『Wake Up』まで、全17曲を熱演!圧倒的な歌唱力、幅広い表現力と、完成度の高いパフォーマンスで観客を魅了した。
そして夜公演< The second >、昼公演< The first>に続き、会場には、7周年を祝福しようと多くのファンが集まった。開演時間の18時オンタイムに、最新シングル『硝子のアンブレラ』のMVでも披露されたアシンメトリーなスカート丈のセクシーな衣装で、メンバー6人がステージに登場。
オープニングは、2014年の8月6日に、メジャーデビューを果たした記念すべきメモリアル・ナンバー『壊れた愛の果てに』でライブがスタート。
アラビアンで幻想的な『忘却のシンデレラ』に続き、メジャー3rdシングル『満たしてアモーレ』、メジャー4thシングル『刹那の夜の中で』を連発し、メジャーデビューからの軌跡を辿る。
「可愛いだけじゃ物足りない皆さん、大人の遊び場へようこそ!」と沢口のお馴染みのフレーズから、各メンバーのご挨拶。「やっほい!今日はオリンピック最終日でしょ。prediaも金メダルが獲れる様に、そんな気持ちで張り切って行きたいと思います!」と、まえだが煽り、夏にぴったりの爽快なナンバー『Re-Make』で会場は一気にハイテンション。『Secret of light』を村上、まえだ、沢口の三人が軽快に歌い上げ、続く『SHADOW PLAY』を、湊、桜子、水野の三人がパフォーマンス、そして『BOROBORO ~この愛はボロボロになる運命なのか~』を再び全員でプレイし、ライブに緩急をつける。前作のシングル『東京マドンナ』まで駆け抜けるこのミドルセクションでは、大人アイドルならではのセクシーでキュートな魅力で、オーディエンスを酔わせた。
続くMCタイムでは、初めてアドトラックが街を走った事、渋谷の駅に各メンバー一人ひとりの写真がディスプレイされて嬉しかった事、メジャーで初めて撮ったMV撮影のトピックスや、メジャーデビューを機に厳しくなったマネージャーの話しなど、メジャーデビュー時の思い出を各メンバーが語った。
グループの歩みと想いを詰め込んだアニバーサリーソング『AS ONE』を大切に歌い上げ、ファイナルセクションでは、ニューシングル『硝子のアンブレラ』のカップリング曲、『Ready Fight !』を昼公演に続きライブで初披露。更にメジャー9thシングル『NAKED』、ライブではお馴染みの曲『SUPER WOMEN』をたたみ込み、最後はリリースされたばかりの最新シングル『硝子のアンブレラ』で本編を終えた。
アンコールは、prediaならではの明るいPOPチューン『Close to you』でスタート。登場したメンバーは、それぞれが懐かしい衣装にチェンジ!『カーテンコール』の衣装は水野と村上がチョイス、夏によく着るイメージというこの衣装は、踊りやすく、メンバーが通称:そうめんと呼ぶひらひらが付いている。『ヌーベルキュイジーヌ』の衣装は、沢口とまえだが着用。黒を基調とし、レースに薔薇をあしらったセクシーなドレスで、因みに沢口がかぶるハットはとても重いらしい。湊と桜子が着た『刹那の夜の中で』の衣装は、ワインレッドで蛇柄が印象的。メンバー曰く財布が作れるほど丈夫な生地でできているとの事。7周年ならではのサプライズにファンは歓喜の反応で応える。
アンコール二曲目、『One More Starting』を終えたところで、メンバーがそれぞれの思いを口にした。
<村上瑠美奈>
「もう7年、今日みんなと一緒に色んな事があったな。と振り返って本当に胸がいっぱいになりました。これから先も一回一回、みんなと大事な時間を過ごしていけるように頑張っていこうと思うので、これからもよろしくお願いします。」
<水野まい>
「みんなに支えられて、楽しい楽しい7年間が過ごせたんじゃないかと思います。歳は重ねてるけど、まだまだやる気に満ちているので、皆さんこれからもよろしくお願いします。」
<桜子>
「7周年の記念のライブが出来て本当に嬉しいです。昨日の夜も思い返してみたけど、prediaが無かったら、こんなに楽しい人生じゃなかったと思います。本当にみんなに感謝してます。ありがとう。」
<まえだゆう>
「みんなから7周年おめでとう。って言ってもらったけど、みんなにありがとうの日でもある。prediaはみんなの愛で支えられていると、つくずく思います。またたくさんライブをしていこうね!」
<沢口けいこ>
「なかなかアイドル界で7年間もメジャーでできるって事は本当に奇跡で、みなさんのお陰でもある。こういう愛のある時間をもっとたくさん過ごしたい。お互い無理をせず自分たちのペースで着実に歩んで行けたらと思うので、これからもよろしくお願いします」
<湊あかね>
「7年が経ち、これから8年目を迎える。これからも頑張っていくので皆さん付いてきて下さい。」
ラストは、セクシーなスタンダードナンバー『カーテンコール』でフィナーレ。
昼公演<thefast>と合わせて新旧織り交ぜ全34曲のランナップを歌い上げたメンバーに、会場から鳴りやまない拍手が向けられアニバーサリーライブの幕は閉じた。
メジャーデビュー7周年を記念して開催された今回のライブは、ハイクオリティなパフォーマンスと共に、大人アイドルとして唯一無二のブランド力を見せつける、鮮烈で貫禄たっぷりの完成されたショーだった。
結成10周年のアニバーサリーイヤー真っ只中でもあるpredia、ニューシングル『硝子のアンブレラ』も好調で、今後も続くリリースイベントや、出演が予定されている多数のアイドルフェス、そしてこれから発表されるであろう、次回のライブで、是非彼女たちに直接会いに来て欲しい。
カメラマン:緒車寿一