HKT48森保まどか、最後の写真集は「気持ちも全て乗せた 私の塊のような作品」に

アイドル 公開日:2021/05/21 34
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HKT48の1期生として長年グループを牽引してき森保まどか。かねてからのアナウンス通り、5月29日に10年間という長きに渡るアイドル人生に終止符を打つ。


その森保の卒業を記念した写真集、『HKT48森保まどかラストフォトブック スコア』(刊:KADOKAWA)が5月26日に発売される。合奏におけるパート総てを記した「総譜」をタイトルに冠した通り、福岡の街を舞台に、喜怒哀楽、天真爛漫さを全開にした“森保まどかという人間の全て”がこの1冊に納められている。


今回、この記念すべき作品の発売を記念し、森保本人にインタビューを実施。写真集にまつわるエピソードから、卒業を控えた今の想いについてうかがった。


<前編>

私が見せたかった姿、みなさんが見たかった姿、全てをおさめました

――約6年ぶりとなるフォトブック発売おめでとうござます! まず『スコア』をご覧になっての感想はいかがです?

 一言で100点満点!最高のものが出来上がりましたし、仮に私が“森保まどかファン”なら、この内容を見たら嬉しくなると思います……自画自賛は恥ずかしいのですが(笑)。最後の作品として私がやりたいことの全てを注ぎ込みたかったのはモチロン、ファンの方が望む“アイドル・森保まどか”最後の姿としてどんなものが相応しいんだろう?と考え、皆さまの想いに応えられる作品にするために編集担当の方に色々と相談や提案しました。そのお願いしたことの全てを叶えていただけたおかげで、朝・昼・夜、とっても濃い三日間でした。


――森保さんのやりたいこと、ファンの方への想いを、どのように形作ろうと提案されてのですか?

男性ファンの皆様へは「彼女感」を感じられたら楽しんでいただけるのかな?と思い、三日間に渡り私とデートしているような感覚になれるような画作りを意識しました。ロケーションは私がずっと通っていた唐人町のお店や、初めて行く中洲の屋台といった街中や、山、海と本当に色々な場所で撮影していて。海も三日間全て違う海……糸島、能古島、百道浜で撮影して、能古島に向かうカーフェリーの中でも撮影したりと、私の作品でありながら、福岡のガイドブック的な側面にもなればいいなという想いも込めています。ぜひこのフォトブックに載っている場所をファンの方にも訪れていただき、「ここか!」と楽しんでもらいたいんですね。

女性の皆さまにはファッショナブルな面を楽しんできたくて、ビスチェやボディスーツを着た、落ち着いた雰囲気の姿を撮っていただきました。そしてピアノとのショット。ファンの方から「ピアノを弾く姿が好き」と言っていただけること多く、私にとってもピアノは大切な存在なので、ドレッシーで清楚な感じで撮っていただきました。あとはHKT48劇場での普段の私も見てもらいたくて、自前のレッスン着を用意して自由に撮りました(笑)。私が見てもらいたかった姿、みなさんが見たかった姿の両方を織り交ぜ、見事にその双方がキレイに合わさったスゴくステキな作品になったと思います。


完全に“素”の表情は長年のファンほどビックリ!?

――これまでバシッ!とキメた写真が多いイメージでしたので、素に近い恰好や自然体の姿を撮られるのは相当珍しい体験だったのでは?

そうでしたね。今までは大人っぽい印象を持たれがちで。写真を撮っていただく時は常にキメキメの表情で、用意していただいた服も基本黒のワンピースみたいにシックなものが多かったんですよ。今作はそうしたみなさんの持っているイメージから飛んで、本当に普段通りの私を納めていただいています。


――街中でのカットは、恰好も含め“天真爛漫さ”が出ていますよね。

 街歩きのシーンや食べている姿は完全に“素”の私でしたね。舌を出して見たり、ウインクもしてみたりと、本当に今までやってこないポーズをやりました。他にもパンツスタイルのショットは限りなく私服に近いものでコーデにしていて、これまでの私のイメージから遠い恰好ばかり。普段のオチャメで砕けた部分を見てもらえるのは嬉しいですね。もしかしたら長年応援してくださったファンの方ほど、新鮮に感じられるかもしれません(笑)。


――一撮影で印象的なショットはどこでした?

撮られていて印象的だったのは、ドレスを着てピアノに寝そべるショットですね。ピアノを弾く以外で使う初の経験ができたのは面白いなあって(笑)。きっと読まれた方それぞれで、好きだと思うカットが違うと思います。たくさん「これが良かったよ!」と感想を伝えてもらえると嬉しいです(笑)。



写真だけでなく言葉でも私の全てを見せた

――合間に挟まれる森保さんによるエッセイも見所の一つですね。

編集担当の方に「自分の気持ちを書いてみたら?」と提案していただいたんですよ。まさか写真集を作るにあたり、初エッセイに挑戦するとは想定外。いざ書いた文が写真と共に並んでいると……「相乗効果」と言えばいいのでしょうか? 言葉によって写真が活きてきて、写真の私の気持ちを綴った文字も説得力が増したような気がします。


――「好き」「嫌い」や「趣味」、「夢」、「アイドル」など、10個にわたるパーソナルなテーマで書かれています。どういった理由で、このテーマ群を選んだのでしょう?

私、今までプライベートでもSNSでも、ファンの方やメンバーに自分の考えや想いを主張してこなかったんですね。“私の全てを見せる”と掲げた作品で、いつものような言葉を並べても説得力がないなと思って。この際、普段私が頭の中で思い浮かんだ言葉や、SNSに載せるには恥ずかしい本当の私の真ん中にあるものをこの機会に表に出してみようかなって(照笑)。

正直書きはじめていくと、段々ポエミーな内容になってきて。変換する言葉も普段使いしない難しい言葉を使ってみたり、「思い」をわざわざ「想い」に変えてみたりして。その結果、携帯の変換機能にやたら高尚な文字が並ぶようになりました(笑)。しかもエッセイを書いている最中に送っていた会員の方限定のメールにも自然にその癖が出て、「言葉が深くなったね。詩みたい」という感想をもらうようになりました(笑)。改めて言葉にすることで自分の全てを全て出し切れて、最後の最後に自分の塊のような記念的な本が残せるのは本当にありがたいですね。


メンバーとのエール交換で感じた「HKT48の個性の豊かさ」

――後半には長年共にしてきた1期生の方々、そしてChouのメンバーとのショットが納められています。

「何か1期生、Chouのメンバーでできたらいいな」と、このフォトブックのお話をいただく前から考えていたんです。それこそChouには「Chouで写真集を出す!」という大きな夢があったので、私の卒業が決まった時「この7人では、できなくなっちゃうね」とみんなと話していたんです。そうしたら「フォトブックで1期生とChouと一緒にどう?」とお話をいただけたんですよ。本当に嬉しかった。海をバックにした撮影だったのですごく気持ちが乗ったのはモチロン、撮影中も待っている間もみんなと過ごす瞬間を噛みしめていました。

――メンバーさんとは互いのエール交換も行いました。みなさんからのメッセージを読んだ時はどう思われました?

 一人ひとり、個性あふれているなあって(笑)。内容もモチロン、直筆なので味わいが全然違うし、「字、大きい!」という子もいれば、細かく書いてくれる子もいて。本当にHKT48って個性豊かな子ばかりだったんだなあって、改めて言葉と文字から実感しちゃいましたね。実はみんなはまだ、私からのメッセージは読んでいないんですよ。どんな反応をもらえるんだろう? 嬉しい反応だったらいいなあ(笑)。

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