アップアップガールズ(2)が、3月15日(月)に東京・タワーレコード渋谷店 CUTUP STUDIOで、10枚目シングル『強がりライライライ/セメテセメテ/ぱーれぇ〜/ガラスの純情』の発売を記念した有観客リリースイベントを開催した。
アプガ(2)は、クラウドファンディングで達成率115%をマークし、2月16日にニューシングル『強がりライライライ/セメテセメテ/ぱーれぇ〜/ガラスの純情』を発売。その際、緊急事態宣言もあり、観客を入れてのリリースイベントを自粛することとなった。このたび有観客でのリリースイベントを再度検討し、充分な感染対策をした上での開催が実現。来場したファンは、ハンドクラップやペンライトを振ってメンバーを応援した。
観客が待つ会場に、白い新衣装のアプガ(2)が登場。この衣装は、2020ミス・インターナショナル日本代表選出大会Webジェニック賞受賞者である森永新菜が、デザインと制作を担当したもの。ファンに直接ライブでお披露目するのは初である。そしてアプガ(2)は今作の収録曲の『ガラスの純情』からライブをスタート。複雑な揺れ動く思いが描かれた歌詞を、メンバー8人は感情を込めてパフォーマンスした。
MCのコーナーに入ると、リーダーの高萩千夏は「今日は、2月16日にリリースした10枚目のシングルのリリースイベントなんですが、なんと有観客でのイベント開催は初なんです。まだまだこのシングル盛り上げていきたいので、今日のリリイベを最後まで楽しんでいってください」と挨拶する。そして鍛治島彩が「今日は、ホワイトデーの翌日になります。いつも、チョコレート以上の愛をみなさんからいただいているので、今日はみなさんにお返しとして、こんなものを用意しました」と語ると、シャンパングラスのタワーがステージに運び込まれる。「こちら、グラスの中に缶バッチが入った缶バッチタワーとなっております。この缶バッチを、今日来てくれたみなさんにのちほどプレゼントします!」と、アプガ(2)から応援してくれるファンへ、感謝の気持ちを込めた缶バッチをプレゼント。コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、終演後にファンに配布された。
さらに鍛治島は「このグラスのタワーが4段なんです。私たち、この2月に4周年を迎えました。今日は、みなさんと一緒に“缶パイ”でお祝いできたらなと思います。缶バッチだけにね」とダジャレを交えて4周年をアピール。まだまだ鍛治島は暴走し「缶バッチで缶パイですし、みなさんへの愛は私たちの方が勝っちゃうってことで、みなさんがうちらにメロメロで“完敗”。これで10枚目シングルも“完売”」と続けた。そして「5年目もがんばっていきましょー、“缶パイ”!」の声で、メンバーはグラスを、ファンは拳を掲げ、アプガ(2)の4周年と5年目の飛躍を祝った。
吉川茉優が「せっかくパーティーな気分になったということで、続いてはあの曲に行きましょう。アプガ(2)はパーティーみたいなグループなので、一緒に盛り上がってください!」と声を上げ、全編1発撮りのMVも話題になった『ぱーれぇ〜』を披露する。アプガ(2)にとって初のディスコチューンでワイワイした楽しい空間を作り上げると、春の新シーズンにぴったりな『スターティングオーバー』を歌唱。続けて、シンガーソングライター・ももすももすが楽曲提供したロックチューン『セメテセメテ』をエモーショナルにパフォーマンスした。
テンションの上がる観客に向かって、佐々木ほのかが「みなさん!この曲のサビでは、拳を前にブンッと突き出して盛り上がってください!」と口にすると、サクライケンタが楽曲提供した『強がりライライライ』が披露される。強がる思いの裏にある弱さまでも歌で表現し、カミヤサキが振り付けしたダンスで大人っぽさやセクシーさまでパフォーマンスしていく。ますます磨きがかかってきたステージングに、観客は大きな拍手で応援を送った。
熱気たっぷりなステージを終えると、高萩が「こうやって、みなさんに直接アプガ(2)の曲をお届けできる機会を私たちは大切にしていきたいです。そして、この楽しいアプガ(2)の輪をもっともっと広げていけたらと思います!」と語ってイベントは終了した。
アプガ(2)は、今年Zepp Tokyoでのワンマンライブ実現を目標に掲げ、攻めの姿勢で活動中。3月にも、グループ初の試みであるユニット公演を開催する。3月24日は、高萩千夏、佐々木ほのか、森永新菜、島崎友莉亜のあお組4による『アップアップガールズ(2)あお組4』公演、3月26日は、吉川茉優、鍛治島彩、中川千尋、新倉愛海の桃色4による『アップアップガールズ(2)桃色4』公演がどちらも表参道GROUNDで行われる。また、3月27日には両ユニット揃い踏みの公演『アップアップガールズ(2)あお組4と桃色4でLet'sぱーれぇ〜』が、同じく表参道GROUNDで開催される。
4周年と10枚目シングル発売を改めてファンと祝ったアプガ(2)。ますますパワーアップしていく、アプガ(2)の活躍に期待しよう。