アプガ(仮)、現体制ラストLIVE「まだ泣いてないもん」強がる関根梓に寄り添う4人

アイドル 公開日:2020/12/18 0
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9月26日、「ENDLESS SUMMER in 日比谷野音」では新メンバーオーディションの開催と、アップアップガールズ(仮)新体制への移行という発表。さらに翌月には、古川小夏森咲樹佐保明梨新井愛瞳、4名の卒業発表がなされるなど、激変期を迎えるアップアップガールズ(仮)。


そして、12月17日…。

Zepp Tokyoにて現メンバー5人体制でのラストライブ、『FIVE SOUL FOREVER』が行われ、これまで約10年間の活動集大成ともいえるパフォーマンス、さらに約500人のオーディションから選ばれた、新メンバーお披露目もされるなど、熱い盛り上がりを見せた。


アプガ(仮)の妹分である、アップアップガールズ(プロレス)、アップアップガールズ(2)が全力パフォーマンスで会場を温め、「(仮)姉さん大好き!」の言葉を贈ると、ステージには耳慣れたovertureと共に5人のシルエットが。


1曲目に選ばれたのは、アプガ(仮)初オリジナル曲でもあり、過去にZepp Tokyoで開催した81曲全曲ライブでも1曲目を飾った『Going my↑』。今回もセットリストを手掛けた佐保が、「しんみりすると泣いちゃう危険性高いから!アプガ(仮)らしい元気いっぱいなライブ」と語る通り、2曲目には『上々ド根性』、3曲目に『イチバンガールズ!2017』、4曲目は『愛愛ファイヤー!!』と怒涛のハイテンションスタート。


最初のMCパートでは、古川小夏が「みんなが私のことを思い出す時、今日のめっっっっっっっちゃくちゃ楽しそうな私の顔を思い出すくらい、楽しんでいきたい!」と切り出し、新井愛瞳は「いよいよこの日がやってきてしまいました。超楽しい空間を皆さんと一緒に作っていけたら」と、森咲樹は「正直、実感が湧いてないです。私にとっては最後のステージ。17年間の芸能活動の感謝の気持を込めて、森咲樹らしくパフォーマンスしたいと思います!」と続いた。佐保明梨は、「今日は5人でのラストライブということで…、特別に…、特別に…」と少々意味深に語りだすものの、「“空手の型”をやりたいと思いますっ!」と定番の空手の型を披露し会場を沸かせた。


そして、アプガ(仮)に残る関根梓は、「メンバーに甘えられるのは今日までです!明日から新メンバーを引っ張っていく立場として頑張っていきたいと思います。でも、今日は最後の最後まで甘えきって、甘え倒して、“もういいわ!”って言われるくらいまでいきたいと思います!」と“甘える”宣言!さらに、「みんなも、“あれ?泣こうと思ってたのに!?”って思っちゃうくらい全力で突っ走りたい!よろしくお願いします!」と5人で「今日は泣かない!」宣言を出し再スタート。


「ガンガン上げていく!」と5~7曲目まで『バレバレI LOVE YOU』、『PROMISE TRAIN』、『キラキラミライ』と激しいロックナンバーが続き、そのまま『アッパーディスコ』、『ヒート ビート アイランド』とダンサブルなEDMで畳みかけた。


本日2度目のMCパートでは、いよいよ新メンバーの紹介が。


古谷柚里花(ふるやゆりか・20・メンバーカラー:青)

「期待にこたえられるように、メインボーカルになれるように頑張りたいと思います!そして…、今日は…、特別に…、特別に…!阿波おどりを披露しちゃいたいと思います!」と特技の阿波踊りを披露。


鈴木芽生菜(すずきめいな・20・メンバーカラー:緑)

「オーディション合格がゴールじゃなくてここがスタート!この子が入ってくれてよかったと思ってもらえるよう頑張ります!皆さんがもし、ネガティブな気持ちになったら、私にリプを送ってください!」


工藤菫(くどうすみれ・19・メンバーカラー:モカ)

「アプガ(仮)の熱量を届けられるように。これからもアップアップしていけるような存在に」と特技のY字バランスを披露。


鈴木あゆ(すずきあゆ・19・メンバーカラー:黄)

「特技は茶道とパイナップルを素手で食べること。アプガでの目標は今の偏差値68を72まで上げることです!出来る限り全部アプガに注いでいきたい!笑顔の押し売り頑張ります!」


小山星流(こやませいな・19・メンバーカラー:オレンジ)

「選ばれたからには全力で頑張ります。心は既にスタートラインです。私は大声が得意なので、マイクなしでご挨拶させていただきます」とマイクなし挨拶を披露。


青柳佑芽(あおやぎゆめ・19・メンバーカラー:紫)

「私は夢見がちな性格なので、ゆめみーと呼んでください!ツインテールとアイドルが大好きです。私は少し前まで客席でペンライトを振り振りしていたので、今この場にいることが信じられません。みなさんに追いついて精一杯頑張りたいです」


住田悠華(すみだはるか・15・メンバーカラー:ピンク)

「半年後に全曲ライブ出来るくらい全力で突っ走ります!まだ素を出せてないので、最大限のことやりたいし、大食いもしたい!走るのが得意なのでこのステージを走ります!」とダッシュを披露。


そのまま、新メンバー7人と現体制5人計12人で『FOREVER YOUNG』を元気いっぱいに披露となった。


再び5人でのステージに戻ると、スカ・テイストなパーティーソング『ソラハレルヤッ!!』、激しくも切ない『Lady→GO!』、心地よい一体感の生まれる『UPPER ROCK』、キュートなロックナンバー『I LIVE YOU』、ダンス曲『チョッパー☆チョッパー』、運動量の多い『ジャンパー!』と続き、さらに終盤にも関わらずハイテンションなお祭りソング『アゲノミクス!!』、そして宴会ソング『アッパーレー』と続き、アプガ(仮)の代表曲ともいえる『アッパーカット!』と計19曲を歌い上げた。


そしてラストの20曲目に選ばれたのは、この日初めて会場をしっとりとさせる『Light it up』だった。


「変わっても消えはしない また会える日まで」


鳴りやまぬ拍手がアンコールとなり、再びアプガ(仮)の5人を呼び戻す。


ステージでマイクを握りしめた新井は、「みんな私がマイクを持つと、黒歴史と言われる中野サンプラザでの25分語りを思い出すとおもうけど…、今日は手短に済ませます」と会場を沸かせ、「アイドルとして17年、私は今23歳なので人生の半部以上をアイドルとして過ごさせて頂き、アイドル人生が人間・新井愛瞳を作ってくれた。みなさんに応援してもらった時間は一生の宝物。私はこの世に生まれてきて本当に幸せ」と語った。


佐保は「すっごく楽しかった!今日は寂しさや色々な感情をみんなと“交換っこ”できて良かった。アプガ(仮)は私が一番私らしくいられる場所。自分をさらけ出すことも怖くなかった。いつかおばあちゃんになって、孫を連れて客席でアプガ(仮)を応援するのが新しい夢です」とコメント。


森は「アプガ(仮)と出会ってくれて、支えてくれて、守ってくれてありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。新生アプガ(仮)も応援してください!私もこれから精一杯生きていくので!」


古川は「ワガママだけど、ずっと終わらなければいいのにってくらい楽しかった。大変なこともあったけど、ライブに魅了され続けてきたから、ここまでステージに立ち続けることができた。ライブは私たちだけでは作れない。みんなが一緒に作りあげてくれるから出来るもの。ありきたりな言葉しかみつからないけど、みなさんのおかげで10年間続けることができました、本当にありがとうございます。これからも皆さんからもらった、宝物のような日々を胸にハッピーに生きていきます!ハッピーの伝染!日本中を、世界中をハッピーにしていきます!」と締めくくった。


そして、「緊張してきた…」と4人の言葉を受け取る関根。

「アップアップガールズ(仮)を10年間支えてくれてありがとうございました。口を酸っぱくして言いますが、“終わりじゃないんです!”、新しい時代が始まるんです!アプガ(仮)って、どんな時も未知の世界に飛び込んで、その先が自分たちの強みになっている。色んな扉を恐れず開いて、掴んでいく。関根梓24歳ですが、アイドルに年齢制限はないと思っています。夢を目指す上で年齢制限はないと思っております!武道館に戻るということを諦めてはいません!」そう語ると会場からは大きな拍手が。


さらに関根は続ける。

「武道館以上も諦めてないです!アリーナにも立ってみたい!アリーナで関根歌いたいです!私は前を向きます。上を向きます!前を走っていきます!“やっぱ、アプガって最高だな!”って思ってもらえるよう頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!」


そしてラスト曲『私達(with friend)』を切り出す際には、こらえきれない思いが関根を襲う。「まだ泣いてないもん!」と強がる関根のもとに駆け寄るメンバー。涙を隠すように曲がスタートすると、新井、佐保、古川、森の4人が、関根を気遣いサポートし笑顔を贈りながらのステージが続く…。


そこには、ライブ冒頭での言葉を体現するように、“もういいわ!”と言われるほど、最後の最後までメンバーに甘え倒す関根の姿があった。




※本記事は掲載時点の情報です。

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