6月19日(金)、東京都の休業要請が全面解除されることを受け、アイドル界でどこよりも早くライブハウスでのライブを「桃色革命」が敢行した。
タイトルは、その名もズバリ、「桃色革命 最速ライブ『新しいアイドルのカタチ』」。アイドルが今後どうやったら活動できるか、ライブハウスでライブができるかを示すべく開催されたという。
公演は、平日の昼12時30分開催、そして休業要請解除発表を受けてからの急な告知にも関わらず多数の応募の中から選ばれた19名の観客が訪れた。会場となった六本木morph-tokyoは、キャパシティ250名のライブハウス。ステージから2mをあけた客席には、椅子が間隔をあけて並び、観客は受付で配布されたというフェイスシールドにマスクを着用した状態だった。
メンバーの白鳥茉歩は「ここの会場は、私自身、お披露目で出演した会場で、その時は会場一杯に人がスタンディングでいたので、何とも不思議な光景です」とコメント。
ライブは「SHOWROOM」でも配信され、3000名の視聴があり、メンバーは会場の観客の他、カメラに寄って視聴者へアピールする姿など新しいカタチを垣間見ると、ステージ後には、マスク姿そして手にはゴム手袋をして再登場し、握手会を開催した。
メンバーの志柿じゅみは「私たちは年間300本近くライブをするくらい、ライブハウスあってのアイドルです。世間ではライブハウスのイメージが少し違って捉えられているかなと思ったりもするのですが、色々な対策をしてこのような公演を行えば、とても安全で、そしてこのような状況でもファンの方は来てくれて、心も暖かく笑顔になれる場所です。今日という日、第一歩が踏み出せたことを感動的な瞬間だったと思っています。絶対にライブハウスは無くさせません。」と語った。
当日は、ワイドショーの密着のカメラも入るなど桃色革命の注目度の高さを感じた公演であった。