桃月なしこ、青山ひかるらを擁する芸能事務所ゼロイチファミリア発の5人組アイドルユニット「#ババババンビ」の吉沢朱音、岸みゆ、池田メルダ、小鳥遊るい、水湊みおが27日、都内・渋谷Veats Shibuyaにて行われた囲み取材に出席した。
この日は同会場にて#ババババンビのお披露目イベント「#ババババンビのババババースデー〜ずっこけ0周年記念〜」が開催予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止に。
イベントが中止と聞かされた時の心境を吉沢は「結成するとなったのが11月で、アイドルやりますと決まってから5ヶ月くらい毎週レッスンをしてデビューに向けてみんなで頑張ってきたから、最初に中止と聞かされた時はすごくショックで、泣いているメンバーもいて、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。応援してくださるみなさんとか、ライブを楽しみに待ってくださっている方たちになんて説明したらいいんだろうと頭が真っ白になりました」と回顧。その一方で現在については「でもみんなで話し合って、今後自分たちの夢とか目標を叶えていけるように、また一致団結して頑張ろうという気持ちです」と前向きな姿勢をみせた。
岸は「イベントの中止をツイッターで報告したときに、応援してくださるみなさんが励ましてくださったので、気持ちを切り替えることができました」とファンへ感謝。「今後、"対バン"のライブもあるんですが、それは私たちにとってのデビューライブとは思っていなくて、もっと成長してから大きな規模でデビューライブをやり直せるように頑張りたいと思っています」と意気込みを語った。
さらに池田は「いつまでも下を向いていてもなにも始まらないので、今後のライブに向けてしっかり上を向いてこれからについて考えていけたらと思っています」とコメント。小鳥遊は「まだ私たちは誰の前でもライブを披露することができていない状態で、それが苦しくはあるんですけど、支えてくださる方がいるということを忘れずに、みなさんの前に出ることを目標に頑張っていきたいです」と話した。
また水湊は「先輩方に応援していただいているということを今すごく実感していて、それに応えたいという気持ちがあります。今後ライブでやらせていただく予定の曲がすごく良いので、夏に向けてCDもリリース出来たらいいなと思っています」と発言。吉沢は「励ましてくれた方や、見てみたいと思ってくださる方に、#ババババンビと一緒に目標を叶えたいと思ってもらえるように成長していかなければいけない。ずっと追いかけてもらえる、心の拠り所みたいなアイドルグループになっていきたいと思います」と力を込めた。
事務所の先輩らについては岸が「先輩方はずっと応援してくださってて曲も聞いてくださっていたんです。桃月なしこさんは『この曲絶対盛り上がるよ』とか言ってくれていて、十味さんはダンスの振りのポイントとかも教えてくださって。ツイッターで今回の中止を報告したときはすごく励ましてくれました」と報告。小鳥遊は「なしこさんは裏プロデューサーみたいに呼ばれるくらい。私たちより先にバンビのグッズを見てたりしていました(笑)」と嬉しそうに笑い、岸は「引退されてしまったんですが、川崎あやさんも私たちの公式YouTubeをツイッターにわざわざ載せてくださいました」と喜んだ。
最後に水湊は「ファンの方に会えない分、ツイッターでは『おはよう』から『レッスン行くよ』『終わったよ』と1日のリアルな状況を事細かに伝えるように心掛けています。会えない期間が続いちゃうのでみんなでライブ配信もできたらいいなと話をしています」とSNSのチェックを呼びかけた。