『第61回輝く!日本レコード大賞』(TBS)の記者会見が16日、同局内で行われ、大賞候補となる優秀作品賞を受賞したAKB48、欅坂46、DA PUMP、乃木坂46、日向坂46、Foorin、最優秀歌唱賞を受賞した市川由紀乃、新人賞を受賞した海蔵亮太、新浜レオン、BEYOOOOONDS、彩青が出席した。
TBSでは、年末恒例の『第61回輝く!日本レコード大賞』を、12月30日(月)17:30〜22:00までの4時間半にわたり、新国立劇場より生放送する。司会は昨年に引き続き、安住紳一郎アナウンサーと、女優の土屋太鳳が務める。
この日の登壇メンバーがズラリと登場すると、まずAKB48の向井地美音が「今年も優秀作品賞をいただき、グループとしては11回目のレコード大賞出場ということで、本当に本当に嬉しく思っています。『サステナブル』の歌詞のように、AKB48のことをずっと好きでい続けてもらえるように、精一杯、明るくパフォーマンスを頑張りたいと思います」と挨拶し、乃木坂46の齋藤飛鳥も「『Sing Out!』という楽曲で賞をいただいたのですが、この曲はメンバーもスタッフさんも、広くいろんな方にこの曲の良さが伝わるようにと頑張った曲なので、このような場に呼んでいただけて本当に嬉しく思います」とニッコリ。
そして、日向坂46の佐々木久美は「私たち日向坂46は2019年にデビューさせていただいたばかりなのですが、まさかデビューした年に優秀作品賞に選んでいただけるとは夢にも思っていなかったので本当に光栄です。いつも応援してくださっている方々に恩返しができるようなパフォーマンスように、当日頑張りたいと思います」と目を輝かせ、欅坂46の菅井友香は「このような歴史ある賞にまた選んでいただいて本当に光栄です。『黒い羊』という楽曲は世代を問わずたくさんの方に響く楽曲だと思っていて、私たちにとっても大切な1曲なので、30日は精一杯、思いを込めてパフォーマンスさせていただきたいと思います」と意気込みを語った。
また、秋元康氏プロデュースのアイドルグループが同時に4組受賞するのは初だそうで、AKB48の向井地は「その中の1つとして出演できることも嬉しいですし、そんなすごい秋元先生プロデュースでアイドルができているという幸せを改めて感じています」と吐露し、「アイドルはたくさんいるんですけれども、その中でもAKBが1番元気で明るくパフォーマンスしたいと思いますし、最年長のゆきりん(柏木由紀)さんも30歳まで(アイドルを)頑張ってくれると言っていて(笑)、ゆきりんさんがAKBの中でも1番元気にパフォーマンスをしてくれるので、私たちも負けないように頑張りたいと思います(笑)」とコメント。
乃木坂46は今回、大賞3連覇がかかるが、齋藤は「正直2年連続で賞をいただけたことも、私たちは大げさではなく奇跡だと思っています」といい、「今、乃木坂46はいろんな動きがあるグループなので、どうやったら楽曲の良さが皆さんに伝わるのかとか、メンバーがすごくグループのことが好きなので、グループの愛を伝えたり、メンバーと一緒にいられる時間を大切にしたいなと思っているので、30日もステージに来られないメンバーの分も気持ちを背負って、乃木坂46への愛をたくさん伝えられるようなステージになったらいいなと思っています」と言葉に力を込めた。
さらに、AKB48と坂道3グループへ、ほかのグループへのライバル心の有無や、負けないところを質問されると、AKB48の柏木は「ウチは歴が長いです(笑)。それは本当にありがたいなと思いつつ、AKBらしく元気にパフォーマンスしたいです。意外と全グループが一緒にステージに立つということが今までほとんどないので、その機会がこの素敵な場というのはすごくありがたいですし、お互いに切磋琢磨して頑張っていけたらなと思います」と答え、乃木坂46の松村沙友理は「闘争心もちょっとあるんですけど、でも4つのグループがそれぞれお互いに高め合っていけたらなと思っております。負けないところは…ゆきりんさんが最年長っておっしゃられているんですけど、実は1コ違いくらいなんです。けど、元気さでは負けるかなと思うので、う〜ん…」とメンバー同士で作戦会議をして笑いを誘い、「『Sing Out!』の意味はみんなで一緒に歌おうって感じなので、メンバー同士の愛とか、グループ愛や心の共鳴の度合いは負けないかなと自信を持って挑みたいなと思います」と胸を張った。
欅坂46の菅井は「4グループで私たちも出させていただけることがすごく嬉しいです。欅坂46は坂道グループの中では次女にあたるので、次女は気が強いといわれがちなんですけど、私たちメンバーはそんなことないかなと思っています。でも、楽曲のメッセージ性の強さはすごくあるかなと思っている部分もあるので、私たちはそれを精一杯お伝えできるように頑張りたいなって思っています」と話し、同番組を昨年まで自宅で見ていたという日向坂46の佐々木は「この場に立っていることだけで光栄ですし、先輩たちに早く追いつけるようにパフォーマンスをさせていただいているんですけれども、デビューさせていただいたばかりなので若いメンバーも多く、センターの小坂菜緒も17歳なので、フレッシュさだけは負けないように頑張りたいと思います」と若さをアピールし、目の前にいた柏木を苦笑させた。
また、新人賞を受賞したBEYOOOOONDSの高瀬くるみは「私たちは令和元年の8月にハロー!プロジェクトから令和初のデビューをさせていただきました。『眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist』というトリプルA面シングルの個性的なCDでデビューさせていただいたんですけれども、今回、このような素敵な賞をいただけることを本当に嬉しく思います」と喜び、「素敵な機会をいただけたことに感謝して、支えてくださる、応援してくださるすべての方々に感謝の気持ちを込めて、30日は私たちらしくパフォーマンスさせていただきたいと思います」と語った。
【優秀作品賞】
『ECHO』/Little Glee Monster
『片隅』/三浦大知
『黒い羊』/欅坂46
『サステナブル』/AKB48
『純烈のハッピーバースデー』/純烈
『Sing Out!』/乃木坂46
『大丈夫』/氷川きよし
『ドレミソラシド』/日向坂46
『P.A.R.T.Y.〜ユニバース・フェスティバル〜』/DA PUMP
『パプリカ』/Foorin
【新人賞】
海蔵亮太
新浜レオン
BEYOOOOONDS
彩青
【特別賞】
菅田将暉
竹内まりや
米津玄師
【最優秀アルバム賞】
『9999』/THE YELLOW MONKEY
【優秀アルバム賞】
『いつか、その日が来る日まで…』/矢沢永吉
『瞬間的シックスセンス』/あいみょん
『Sympa』/King Gnu
『美らさ愛さ』/夏川りみ
【最優秀歌唱賞】
市川由紀乃
【作曲賞】
岩崎貴文/『限界突破×サバイバー』氷川きよし
【作詩賞】
石原信一/『最北シネマ』松原健之、『雪恋華』市川由紀乃
【編曲賞】
大橋卓弥・常田真太郎/『青春』スキマスイッチ
【企画賞】
『GUNDAM SONG COVERS』森口博子
『大航海2020 〜恋より好きじゃ、ダメですか?ver.〜』高田夏帆
『微吟』ちあきなおみ
『My Bouquet』伊藤蘭
『Love Covers』ジェジュン
『令和』ゴールデンボンバー
【日本作曲家協会選奨】
丘みどり
【功労賞】
金井克子
園 まり
袴田宗孝
ビリー・バンバン
【特別功労賞】
有馬三恵子
内田裕也
千家和也
萩原健一
【特別音楽文化賞】
ジャニー喜多川