“うどんの国のお姫様” NMB48川上礼奈卒コン、悔しいと思った分努力した9年間

アイドル 公開日:2019/10/26 15
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NMB48の1期生として2010年から活動をスタートした川上礼奈。香川県出身ということもあり、当時からうどん大好きキャラとしてチームのムードメーカーとなりグループを盛り上げた。




明るくていじられキャラとして注目を浴びるようになった川上だが、研究生としての活動も長く、2012年1月に発足されたチームMのメンバーとしてようやく正規メンバーに昇格することになった。後輩ばかりのチームでの昇格だったが、持ち前の明るさでチームを引っ張っていき、自ら汚れ役を演じることもあり、どんなときでもチームの向上を考えるすてきなメンバーとして、ファンからもメンバーからも愛されていた。

これまで選抜メンバーの縁もなく、いわゆる非選抜メンバーだった川上だが、昨年発売された19thシングル『僕だって泣いちゃうよ』でシングル表題曲選抜メンバーとして初めて選出された。初選抜から1年の月日が経て、遅咲きといっては申し訳ないが、川上の活動に注目が集まるようになっていた。しかし8月23日にNMB48劇場で行われた公演で、NMB48の卒業を発表した。卒業発表から2ヶ月後、10月25日にZapp Nambaで『川上礼奈卒業コンサート~煮込まれ続けて9年!おいしく召しあがれ!~』と題した卒業コンサートが行われた。

コンサートは『天国野郎』からスタート。この『天国野郎』は出演メンバーが様々なコスペレをするのだが、川上は定番のファッションのうどん屋の店員のコスプレで登場して盛り上げてくれた。続けて『そばかすのキス』『彼女になれますか?』と川上にとって思い出がいっぱい詰まった楽曲を一気に歌い上げた。

ユニットコーナーでは『ハートの独占権』を古賀成美とふたりで歌うのだが、最後に古賀が川上と一緒に歌いたいとアピールしたところ、じつは川上も一緒に歌いたかったみたいで、軌跡のデュエットが実現し、仲良しなふたりで歌う姿を見せてくれてファンを魅力してくれた。

どの楽曲も川上の想いが込められている楽曲であるが、川上が初選抜メンバーに選ばれた『僕だって泣いちゃうよ』では、川上がセンターとして登場して歌うだろうと誰もが予想していたと思うが、まさかの中川美音がセンターとして歌いだしたのだ。ステージを見渡すと川上はステージの端の方で歌っているから驚きである。じつはそのポジションが本来の自分のポジションだったこともあり、最後にそれを全うしたかったからだそうだ。センターにはこれからのメンバーに託した川上の優しさを見させたもらえた瞬間でもった。

後半になると『ナギイチ』『僕らのユリイカ』『北川謙二』などのNMB48キラーチューンとなる盛り上がりソングを一気に歌い、最後は川上のお気に入り曲のひとつでもある『ちょっと猫背』でコンサート本編の幕は閉じた。

場内が暗転するとアンコールとして「れなぴょん」コールが発動された。そのアンコールに応え川上がステージに白いウェディングドレスを来て戻ってきてくれた。川上はソロで『私は私』を清々しい表情で歌いファンを魅了してくれた。続けてかつて山田菜々と山本彩がふたりで歌った『友達』をソロで歌うのだが、途中から同期で卒業生の上西恵が登場して、まさかのサプライズで川上はうれしそうに微笑んだ。さらに1期生の楽曲である『三日月の背中』『青春のラップタイム』を歌い、大きな盛り上がりの中でコンサートの幕は閉じた。

卒業を目前にした川上は、「私は15歳のときにNMB48の一期生のオーディションを受け、合格してNMB48に加入しました。歌もダンスを知らなかった私でした。周りのメンバーがすごくダンスが上手くて悔しいを思いをたくさんしたり、周りに遅れをとってしまって、ファンのみなさんを悲しいきもちにさせてしまったり、たくさん悔しい思いをしました。でも私はNMB48に入って学んだことがふたつあります。なにがあっても諦めないことと悔しいと思った分だけ努力することです。私はNMB48に入って、今までにないくらい悔しい思いをたくさんしました。でも今こうしてステージに立ってみると、本当に悔しい思いより楽しい思い出がたくさんあったなと頭によみがえってきました。こうして卒業コンサートをさせていただいたことも本当にうれしいですし、こうやってカワイイうどんカラーのドレスを作ってくださったりとか、こんなに広い会場で、チケットが売れてなかったんですよ。ちょっと心配していたんですけど、パンパンに入って、具だくさんうどんになっているじゃないですか。本当に初めから今まで、楽しいワクワクするという言葉しか頭になくて、みなさんの顔を見るたびに幸せな気持ちになりました。私はNMB48に入って本当に良かったですし、NMB48に入ってそばで支えてくださるスタッフさんや大好きなメンバーのみんな、そしてなによりこうしてたくさんの大好きなファンの方に出会えたことがすごく幸せです。私は生まれ変わってもNMB48に絶対に入ると思います。NMB48を卒業して、ひとりで芸能界を生きていくのは厳しいうどんなことも多いと思いますけど、私にはこんなにもたくさんの大好きなうどんの国の住人のみなさんがいます。その住人のみなさんを誇りに持って、これからも一本のうどんとして頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくうどんです」と語った。

なお10月30日にNMB48劇場において卒業公演が行われ、同日をもってNMB48としての活動が終了する。

取材・文/ブレーメン大島

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