マジカル・パンチライン初の東名阪ツアー完走、変化と進化の1年を回顧

アイドル 公開日:2019/10/20 17
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6人組アイドルグループ“マジカル・パンチライン”(マジパン)が20日、神奈川・横浜Bay Hallでワンマンライブ『Trick or Treat!The Spooky Magi-Pumpkins Tour 2019』を開催した。




最新シングル『もう一度』がグループ史上最高位となるオリコン週間ランキング7位を記録するなど、勢いが止まらないマジパンにとって初の東名阪ツアーのファイナルとなる同ライブ。また、1000人キャパである同会場は、今年3月に行った『マジカル・パンチライン大感謝祭~ともだち1000人出来るかな?無銭ライブ~』で会場を満員にすることができなかったマジパンにとってリベンジのステージでもあった。そんなマジパンの思いや頑張りがファンにも伝わったのか、会場には多くのファンが詰めかけ熱気がムンムンと漂っていた。そんな中、暗転した会場に怪しげな音楽とメンバーによるホラーチックな影アナが流れると会場はハロウィン色に染まり、キュートな仮装をしたメンバーがステージに姿を現わすと大歓声が起き、カラフルなサイリュームが踊った。

その後、4曲連続で披露したのち、最初のMCで清水ひまわりは「仮装を交えた自己紹介をしたいと思います」とお知らせしてファンを喜ばせたが、メンバーはそのお題を聞いていなかったようで、沖口優奈は「ちょっと待って!ムチャぶりすぎん?」と戸惑いの表情を浮かべたが、清水がトップバッターで挨拶をする間に考える時間を与えられて納得。そして、ポリスの仮装をした清水は「最後にとあるセリフを言ったら『かわいい』と言ってください」と小山リーナの専売特許である『かわいい』の掛け声をお願いし、小山から一時はストップがかかったものの、ハロウィンだからとお許しを得た清水は、自己紹介の最後に「みんなのこと逮捕しちゃうぞ!」とコメントし、『かわいいー!』の声援を全身に浴びると「最高ですー!」とご満悦な表情を浮かべた。

また、バニーの仮装をした『かわいい』の本家・小山の番になると、本人が困るほどの『かわいい』の声援が飛び、自己紹介の最後を「小山リーナだぴょ〜ん!」とアレンジすると、メンバーからも「かわいい!」「鼻血もんだわ…」との声が漏れ、ファンを昇天させた。さらにチャイナドレスを着た浅野杏奈は「今日はラグビー(W杯の日本戦)とかやっている中、マジパンを選んでくださってありがとうございます。ラグビー選手が勝つように私たちもすごく強いスクラムを組んで盛り上がっていきたいと思います」と力強く挨拶し、アラビアのお姫様の仮装をした沖口は、通常のコールアンドレスポンスの最後に「マジパンのお姫様と言えば?」「ゆうなー!」とアレンジを加えたが、メンバーから白い目で見られると「メンバーの顔が見られません…」と肩身を狭くして笑いを誘った。

その後、ユニットに分かれて沖口、清水、吉澤悠華、吉田優良里の4人で『Happy New Kitchen』をポップにかわいく披露すると、歌唱力抜群の浅野と小山も『ハルイロ』をしっとりと歌い上げてファンを魅了。そして全員が揃ってマジパンのキラーチューン『Melty Kiss』を含む3曲を披露すると、ファンのボルテージも最高潮に達した。

また、罰ゲームをかけた企画コーナーでは、清水・吉澤・吉田、沖口・浅野・小山の2チームに分かれて、1つのお題に対して答えを揃える“以心伝心ゲーム”で対決。名古屋では沖口チームが、大阪では清水チームが勝利をし、この戦いで勝敗が決まるという緊張感の中、罰ゲームの内容が「ダブルタッチ」と発表されると、小山は「リーナね、大縄できない」と駄々をこね、これに会場から「かわいいー!」と声が飛ぶと、沖口は「甘やかすな!」とファンを一喝し、浅野も「縄跳びできなくて『かわいい』はおかしい」とファンにツッコミを入れる一幕も。結果は清水チームの勝利となり、沖口・浅野・小山の3人は「どんなに辛くても最後までやり遂げます」と嫌々ながらに宣言した。

そして、ラスト1曲を残したところまで披露し終えると、沖口は「今回、この東名阪ツアーを無事に開催することができて、本当にホッとしています。ざわざわ会場まで足を運んでくださった皆さん、ありがとうございます」とファンに感謝し、「この10月でドリーミュージックさんとお仕事をさせていただくようになって1年が経ちました。1年前はChange and Evolution(変化と進化)というテーマを掲げさせていただいて、いろんなことにチャレンジして、新しい素敵な楽曲に出会うことができて、そして何よりもマジカル・パンチラインに2人の新メンバーが加入して、こうして応援してくださっているファンの皆さんにとっても変化があった年なんじゃないかなって思っています」と感慨深げにコメント。

加えて、「ステージに立っているメンバーも、自分たちの変化に期待と不安を抱えながらも、1年間全力で突っ走ってきた年でした。そんな中でマジパンとして今までにないくらいたくさんの目標や夢を持つことができました。『もう一度』でオリコン週間ランキング最高順位を取りたいという目標も、皆さんのおかげで最高順位の7位をいただくことができました」と笑顔を見せた一方、「ただ、すべての目標や夢が叶ったわけではなくて、それ以上に叶わなかった目標や夢がたくさんありました。この横浜Bay Hallを満員のお客様で埋めたいという目標を掲げていたんですけど、この会場どころか、名古屋も大阪もチケットを完売させることができませんでした。本当に悔しかったし、ただそれ以上に実力不足も感じました」と胸の内を吐露。

続けて「でも、マジカル・パンチラインの夢はまだまだ先にあります。もっとみんなと見たい景色もたくさんあるし、まだまだ叶えたい目標もいっぱいあります。だからこそ、2020年は今よりもより楽しく、そして熱く、そしてみんなに付いていきたいと思ってもらえるようなたくましいマジカル・パンチラインをみんなにお届けします」と前を向き、「ここからもう一度、私たちの夢に向かって走り出したいと思います」と宣言。そして本編最後に『もう一度』を心を込めて熱く歌い、ファンも全力のコールと手拍子でメンバーの思いに応えた。

さらに、アンコールでのMCでは、Kマネージャーが巻物を持ってステージに登場して会場をざわつかせ、沖口と浅野がそれを開くと『2020年2月19日 4周年記念ファーストアルバム発売決定』の文字が。このサプライズ発表にファンからは歓喜の声が上がり、メンバーも「ありがとうございます!」と感無量。また、浅野は「マジパン、アルバム初だよ!」と喜び、沖口も「結成日の2月19日に発売できるということで嬉しいね」と声を弾ませ、「みんなで勝ち取ったオリコン7位があってのこのアルバムだと思います。皆さん本当にありがとうございます」と目を輝かせた。

グループ結成の立役者・佐藤麗奈のグループ卒業や、レコード会社との契約終了などの苦境を乗り越え一皮も二皮も剥けたマジパンだが、まだまだ伸び代だらけの彼女たちの活躍と成長から、今後も目が離せない。



<セットリスト>

M01:マジ☆マジ☆ランデブー

M02:マジック☆ガール

M03:謎から謎めくMystery

M04:ぱーりないと!!

M05:Happy New Kitchen

M06:ハルイロ

M07:108煩悩BOMB

M08:これから、私!

M09:Melty Kiss

M10:今日がまだ蒼くても

M11:Alright

M12:名もなきヒーロー

M13:もう一度

EN1:小悪魔Lesson1・2・3♪

EN2:パレードは続く

EN3:ONE


カメラマン:名和洋助 

レポート:風間直人

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