乃木坂46『アンダーライブ2019』15歳 岩本蓮加が大役果たす

アイドル 公開日:2019/10/12 9
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アイドルグループ・乃木坂46の『アンダーライブ2019』が、千葉・幕張メッセにて10日より2日間にわたって開催。24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』C/Wに収録されたアンダー楽曲『〜Do my best〜じゃ意味はない』でアンダーメンバーの初センターを務め、同ライブでは座長的存在として中心に立つ岩本蓮加を始めとするメンバー12名が、会場に集った8,000人のファンを熱狂させた。




インストゥルメンタル曲『Overture』が鳴り響く会場で、観客はおたけびにも似た歓声を上げながらメンバーの登場を待つ。それぞれの"推し"へアピールするため、手に握られたサイリウムが各メンバーのカラーで会場を鮮やかに彩っていた。

『Overture』が鳴り止むと同時に、ブラックのドレスに見を包んだメンバーが登場。袖元にはメンバーによって花柄・チェック柄など異なるデザインが刺繍されており、ステージ上の階段に規則的に並んだメンバーが、激しいダンスパフォーマンスでスカートの裾を揺らした。

ダンス後、1曲目を飾ったのは岩本蓮加の「幕張ー!行くぞー!」と声と共に始まった『狼に口笛を』。手元のサイリウムを一心不乱に振るファンが会場のボルテージを高めていく。続く鈴木絢音のセンター曲『自惚れビーチ』では、キュートな笑顔を振りまく鈴木が「いっせーので、みんなでカモン」と楽しそうに呼びかけ、ライブをさらに盛り上げた。

『13日の金曜日』のイントロと共に、渡辺みり愛が「みんなのところに行っちゃうよー!」とトロッコに乗り込むと、同じくトロッコに乗ったメンバーたちがファンへと手を振る。『滑走路』で大人な表情を見せたと思えば、『シークレットグラフィティー』ではふたたび愛らしいダンスで観客を魅力。ライブ序盤からメンバーたちは様々な表情を見せ、集まったファンを1人残らず笑顔にさせた。

MCでは、アンダーライブが大好きだという佐藤楓が「全部のライブで1番好きなのが、去年の5月にやった中部シリーズ。それを超えるくらいがんばりたい!」とアピール。「みり愛さんに『ゴリラの気分』と教えていただいたので」と不思議な報告をすると、渡辺は「ここで言うんだね、私知らなかった!『今日なんの気分ですか』って聞かれて、ヘアメイクさんとゴリラの話してたから言っちゃった!ごめん!」と弁解。佐藤が「みり愛さんもゴリラの気分で」と切り返すと、渡辺が「イタリアのゴリラね」と応じる謎のやり取りで笑いを誘った。

『嫉妬の権利』『三角の空き地』などクールなナンバーの続くブロックでは『別れ際、もっと好きになる』『不等号』『その女』の3曲をメドレー形式で披露。歌唱後のMCで渡辺が「このブロックすごいよね」と息を切らすほどの迫力のパフォーマンスだった。

また鈴木絢音は「今日の髪型にハートが隠れてる」と自身の後頭部に編み込みで作ったハートを披露。「かわいい!」「フォー!」と巻き起こる歓声に鈴木は「ターンする時とかに皆さんの動体視力を使って見つけてくれたらと」と笑みを浮かべていた。

中盤に行われたファンから寄せられた悩みに答えるコーナーでは、中村麗乃の恋愛観が垣間見える一幕も。「片思いの相手にどのように思いを伝えるべきか」という悩みに中村は「直接言われたほうが女の子は嬉しいんじゃないかな」と照れた様子で回答した。

『新しい世界』『ここにいる理由』など5曲を披露した最終ブロックでは、気迫のパフォーマンスで歌唱した『日常』の後、岩本が「アンダーライブにこれまで参加させていただいた時に座長を務めていた先輩を間近に見てて、すごいなともちろん感じていたし、もちろん尊敬していたんですけど、実際にやってみると本当に偉大だなって。3期生で初めてのアンダーのセンターなので、プレッシャーも感じていて」と吐露。

メンバーやファンからの温かい言葉に支えられたという岩本は「『支えられるだけじゃだめだな』と心から思っていて」とこぼす。「『ちゃんと私が引っ張っていけてるかな』と不安がいっぱいあったんですけど、本番が始まったら不安とかプレッシャーを感じさせないくらい熱いライブになっていて。すごく良かったと思っています」と充実した表情を浮かべた。

さらに「あと皆さんに1番伝えたいことがあって」という岩本。「ライブが終わった後に『かわいかった』で終わってほしくないというのがあって。『かっこよかったな』って。それが1番強く印象に残るように、というのが1番にあったので。今日は何よりもそういう気持ちを全面に出して、全力でやれたかなと思います」と胸の内を伝えた岩本に、ファンからは惜しみない拍手が贈られた。

その後、岩本が初センターを務めるアンダー曲『〜Do my best〜じゃ意味はない』で本編は終了。終演後に巻き起こったアンコールに答えたメンバーは、黒いライブTシャツに着替えて再登場。『生まれたままで』『左胸の勇気』など5曲を歌い上げ、アンダー楽曲全曲披露を達成した。

続くMCで渡辺は「今回は蓮加がセンターなんだけど、個人的に仲良くさせてもらっている子だから、内心心配で見てた。私がセンターの時なんかボロ泣きして始まったのに、蓮加は泣かずにちゃんとやり通したというか、1人で一生懸命やっているのを見て、私が泣いちゃいそうなくらい感動して。よく頑張りましたね」と岩本を称賛。岩本は「ありがとうございます」と声を震わせた。

拍手喝采が巻き起こった会場は、最後にグループカラーである紫一色に彩られる。この日最後の楽曲となった『乃木坂の詩』でメンバーと観客は一体感に包まれ、ライブは大盛況の内に幕を下ろした。


取材:山田健史

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