乃木坂46桜井玲香卒業 秋元真夏から手紙、井上小百合&OG若月佑美登場サプライズ連発

アイドル 公開日:2019/09/02 31
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乃木坂46 真夏の全国ツアー」のファイナル公演が、9月1日明治神宮野球場で開催され、この日をもって初代キャプテンとしてグループを牽引した桜井玲香が卒業した。

本編終了後のアンコールに登場した桜井。白のドレスに身を包み独りでステージに姿を現した。




「神宮(球場)は乃木坂46の聖地にもなっていますが、私にとってもいろんな思い出がある場所で、初めての大きい規模のライブが神宮が初めてで、当時は全部MCをやったりしなくてはいけなくて、覚えることもいっぱいあって、テンパり過ぎちゃって、確か初日オープニング泣きながら出たことがあったんですよね。実は私、3年前の夏に乃木坂休業しているんです。その時は私終わったなって思ったんですよね。もうアイドル辞めなきゃダメだなって。何よりも芸能界辞めたほうがいいなあって、ホントに目の前が真っ暗になってた時期で、もうどうしようもなかったんですけど、なんと3年越しで今日、私立ってるんですよね。それはもうメンバーとスタッフさんと、ファンの皆さんがめちゃくちゃ支えてくれたから…。メンバーなんてめちゃくちゃ迷惑掛けたのに…。最初乃木坂入ったときは、大人数で同世代の女の子がたくさんいるグループ。しかも選抜とかアンダーとか順位が付けられる。もうライバルじゃないですか。私は頑張りたいから友達なんかいらないって思ってたのに、みんなが自分のことのように私のことを心配してくれるわけですよ。私辞めようって思っているのに、どうやったら玲香が乃木坂に復帰できるか、みんながみんないろんなこと考えてくれたんです。そのタイミングでこのグループを本気で守らなくちゃなって思ったんですよね。ちょっと遅かったかもしれないですけど。自分にとっていろんな思い出がある神宮で、最後を迎えられてるこの姿を皆さんに見せられているっていうのは奇跡です。本当に人生何があるか分かんないなーって思います。私が卒業を決めたのって、もうアイドルいいかなとか思ったんじゃなくって、卒業しても乃木坂って一生関わっていくなと思っていて、私は「桜井玲香って乃木坂46だったんだよ。しかもキャプテンだったって凄くない?」って言ってもらえるような人になりたいと思って、このタイミングで卒業して早くスタートを切らないと、メンバーに背中を見せられるようにならないと、と思って卒業を決断したので、これからも乃木坂なんだなと思って、だから寂しくないのかなって思います。みなさんにもいろんな姿をお見せするつもりでいます。お別れじゃないのでこれからもワクワクして待っていてください」とメッセージを贈った。

そのあと、桜井の卒業ソングとして作られた『時々、思い出してください』を最初で最後の披露。前半は堂々と歌い上げたが、後半は感情が溢れ、大きな瞳が涙でいっぱいに。メンバーに囲まれより一層歌えなくなってしましった。「あー泣いちゃった。ほんと幸せだなあ、8年間終わっちゃうんだなー」とおどけて見せたが、メンバーも全員号泣していた。

桜井の卒業後にリリースになるシングルで、選抜メンバーに入るか本人も迷ったという、オリジナル選抜メンバーとしては最後の披露となる『夜明けまで強がらなくてもいい』が披露されると、見納めとなる景色を目に焼き付けようと、会場は桜井のサイリウムカラー、赤&ピンクで染まり、よりアツい声援を送り続けた。桜井は「まだ足りない!もっとみんなと騒ぎたい!」と『ロマンティックいか焼き』をパフォーマンス。さらに歌詞が大好きという『僕だけの光』を歌唱中に、現在療養中の井上小百合も駆けつけ、桜井の笑顔が弾けた。次に進めようとしたところで、秋元真夏が「ちょっと早いんですよ」と引き留める。サプライズで秋元からの手紙が読まれた。

「玲香へ。玲香卒業おめでとう。そしてキャプテン本当にお疲れさまでした。8年間、乃木坂のキャプテンを務めてくれた玲香には、伝えたい思いがたくさんあります。今日はメンバーを代表して私が手紙を贈らせてもらいます。私の中での玲香との最初の思い出は、乃木坂の最終オーディションです。黒いミニスカートを穿いてキリッとした表情の玲香とすれ違った私は、そのキラキラしたオーラに圧倒されていました。それから一緒に活動していく中で、怜かとの思い出が数え切れないくらいできました。女子校出身メンバーで結成した「女子校カルテット」は、ほかのメンバーからも、この4人はお母さんになってもお婆さんになっても一緒にいそうだねって言われるくらい濃い時間を過ごしてきたり、何年か前のクリスマスに、リハが終わってお互い予定がなくって、2人でごはんに行ったり、初めて2人きりでごはんに行ったから、実はあの時、何を話そうかなと緊張していたけど、今では何でも話せる関係になれたのが、私はすごく嬉しいです。でも、やっぱり忘れられないのは、乃木坂の活動をみんなより1年遅れで始めたときのことです。あの時私は正直、自分が乃木坂に受け入れてもらえるのか、怖くてたまりませんでした。でもそんなとき、私のことをずっと気にかけてくれていたのが玲香でした。きっと玲香はキャプテンという立場じゃなくても、そうやって私を見守ってくれたんだと思います。あの時は本当にありがとう。玲香がキャプテンでなければ、今の乃木坂はありません。玲香はそんなことないって謙遜するだろうけど、私だけじゃなくここにいるみんながそう思っているはずです。目には見えない乃木坂らしさ。それは玲香が創ってくれたこの優しい空気感なんだと思います。玲香はすごく人に気を遣うし、自分の悩みも話さないから、もっと頼ってと心配になることもたくさんありました。でもメンバーはみんな心の底から玲香がキャプテンで良かったと本当に思っています。嬉しいことも苦しいこともすべてを受け止めてくれて本当にありがとう。こうして手紙を読んでいても、まだどうしても玲香がいなくなることを想像できません。また明日楽屋に入ったらいつものように玲香に会える気がしてしまいます。面と向かってこういうことを言うべきじゃないことは分かってるけど、本当は寂し過ぎてどうしたらいいのか分かりません。できることなら、ずっと一緒にいたかったけど、これからは私たちは誰よりも玲香の応援団になって背中を押します。だからこの先、たいへんなことや、辛いことがあったら、その時くらいは私たちを頼ってね。8年間本当にお疲れ様でした。今までありがとう!大好きな玲香へ」(手紙全文)

流れる涙をぬぐいもせず、優しい笑顔で聞き入る桜井に会場も惜しみない拍手を贈った。

「みんながいたから来れたんだよね。ホント私の青春だよ」としみじみ呟き、「次はやっぱり私にとって乃木坂46といえばこの曲だなと思い、最後にみんなで歌いたいな」と『乃木坂の詩』を熱唱。ツアーのすべてが終わった。

鳴り止まぬ“玲香コール”に応え、ふたたびステージに登場した桜井。「みんなまだやりたいのー!?ラスト盛り上がっていくぜ!みんな声出せよー!」とAKB48の公式ライバルとして結成された乃木坂46を象徴する『会いたかったかもしれない』を全力パフォーマンス。最後はアリーナエリアに降り、ファンにくまなく挨拶。「球場だからね、選手みたいね」と笑顔を見せながら歩いていると、若月佑美が卒業生代表として花束を持って登場。「卒業生もかっこいいなって観てました。ここからが長いからお互いに戦友として頑張りましょう!」と若月らしいメッセージを贈り、また泣き顔に。桜井は球場を一周して感謝の気持ちを目一杯伝えた。

メインステージに戻ると、桜井キャプテン最後の円陣を組み「ウチら乃木坂登り坂46!」の掛け声を会場とともに叫び、「もうホントに帰るね!バイバイ!みんな、大好き―!!」と言い残し、桜井のアイドル人生は幕を閉じた。

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