乃木坂46衛藤美彩、卒業ソロコンサート「夢が叶いました」感涙のステージ

アイドル 公開日:2019/03/20 27
この記事を
クリップ

乃木坂46の“お姉さん的”存在、大人っぽい魅力で人気を博した”みさ先輩”こと衛藤美彩の卒業ソロコンサートが19日、東京・両国国技館で開催され、約10倍の難関を潜り抜け、プラチナチケットを手にした8,000人が、衛藤の旅立ちのステージに立ち会った。

生田絵梨花が2年前「MTV Unplugged」の番組出演を兼ねたソロコンサートを開いたが、乃木坂46興行として開催されるのは衛藤が初めてとなる。今コンサートのセットリストは衛藤自身が考案したもの。




『overture』のあと、フルバンドを従えて衛藤が登場。乃木坂46らしいかわいい衣装だが、オフショルダーで大人の雰囲気を醸し出すのはさすが。『狼に口笛を』『おいでシャンプー』では間奏の”中田花奈しか”のコールが”衛藤美彩しか”に変わり、ファンも一緒に盛りあげる。そして『自惚れビーチ』と畳み掛け最初のMCのあと、『せっかちなかたつむり』『シークレットグラフィティー』『思い出ファースト』を披露。

続いて、衛藤がメロディーが好きで選んだという、ミディアムナンバー『無口なライオン』、これもミディアムな失恋ソングで、東京・永福町が舞台となっている『立ち直り中』を披露。ここから黒のラメ入り衣装にミニスカートと、ロングブーツと言う、グッと大人なみさ先輩が、『意外BREAK』『女は一人じゃ眠れない』『欲望のリインカーネーション』とダンサーとともにカッコよくパフォーマンスすると会場はさらにヒートアップしたが、衛藤美彩7年半の道のりVTRが流れると、数々の思い出が走馬灯のようによみがえったファンは、まんまるな瞳で笑顔を振り撒くも、7thシングル選抜まで“アンダー”で苦悩した時代などを思い出しながら見入っていた。

衛藤も、この日のために新調した真っ赤なドレスを纏い、アコースティックギター1本で『ひと夏の長さより』、ピアノソロに乗せて『今、話したい誰かがいる』、アコースティックな雰囲気で『シンクロニシティ』と『サヨナラの意味』を熱唱。ファンもじっくり聴き入っていた。

「このドレスを着て、今のブロックを歌って、ようやく自分が乃木坂46を卒業するんだなあって実感が沸いてきて、いつもはグループ全体で(卒業コンサート)したり、そうでなく卒業した子もいたけど、どういうふうに卒業しようかと。卒業を考えたのは去年25歳を機になんですけど、今日こういう神聖な場所でコンサートをさせていただくのは本当に奇跡だし、スタッフの方々に感謝しかありません。ここに集まってくださったみなさんは私を観に来てくださって。全体のライブももちろん楽しんですけれども、やっぱりソロコンサートをするというのは大きく掲げてはなかったですけど、自分の中で夢のひとつでした。乃木坂46で7年半活動してきたんですけど、やっぱり私を語る上では、アンダーだったころの話しをしないといけないかな。私こんなにツラかったんですとか、私こんな悔しい思いしてきたんですていうのはあんまり好きではないのですが、ちゃんとお話ししなきゃなと思います。やっぱりあの期間は自分にとって苦しくて、まさか7年半前の自分が、こうやって今日、卒業ソロコンサートをやれるなんて思ってなかったし、本気で何度も辞めようと思ったんですけど……ファンの皆さんが握手会でね、たくさん支えてくれたから……今の私があると思っています。AKB48さんも乃木坂46も含め、選抜・アンダーと付けられてしまうことは、苦しいこともあるけど、今私のいる場所が自分の位置だと思って、皆さんと一緒にここまで走り続けてきたから、そのことに誇りも持っている…そんな私の思いを聴いてください」と『アンダー』を熱唱し、ファンから熱い熱い声援を浴びた。そして『私のために誰かのために』を歌い上げ本編は終了。

熱烈な“みさちゃん”コールが起こり、ふたたびステージに姿を見せた衛藤は、これまた赤の卒業Tシャツを着て登場。「アンコールはラフな感じで」と昨日切ったという“ダメージ”に仕上げたジーンズにハイヒールと言う“おねえさん”なファッション。ここで「今日のスペシャルゲスト!!」と生田とキャプテン桜井玲香を招き入れると大きな歓声が。「みんな本編より盛り上がってない!?」とおかんむりの衛藤をなだめるように「素敵よ―、めちゃかわいい!」とデレデレの2人。そんな生田と桜井とで「めざましどようび」テーマ曲にもなった『雲になればいい』を歌唱。そして『悲しみの忘れ方』は始まると、舞台にはメンバーが全員が揃い、会場はさらにどよめきと声援に包まれ、衛藤もたまらず涙した。そして最後に『乃木坂の詩』を歌い、メンバーひとひとりと別れの挨拶をしたあと、4月17日発売の乃木坂46 4thアルバム『今が思い出になるまで』 に収録されることが決まった衛藤ソロ曲『もし君がいなければ』を初披露。さらにWアンコールが発動され『ロマンスのスタート』を熱唱し、念願であったソロコンサートの幕が閉じた。

また新たに乃木坂46の歴史が変わった今日。衛藤美彩がこのグループにもたらした輝きを、今日のコンサートを見た人は誰一人忘れることは無いだろう。


この記事の画像一覧 (全 13件)