欅坂46とは別の魅力を発信し、人気を博すけやき坂46(通称:ひらがなけやき)が、11日14時から生配信する「SHOWROOM 」 において”重大発表”を行うと、マスコミ各社に囲み取材への呼び込みがあった。そこには「その配信現場を記者皆様に公開し、けやき坂 46 の歴史の証人となって頂ければ思います」と書かれていた。
「SHOWROOM」配信には、キャプテン佐々木久美、加藤史帆、小坂菜緒、齊藤京子、佐々木美玲、柿崎芽実の6名が出演。ソニー・ミュージック本社に集まった大勢の記者陣が固唾を呑んで見守る中発表されたのは、 3月27日(水)にデビューシングルの発売が決定したこと、そのデビュー曲が「メチャカリ」のCMタイアップに起用されたこと、グループ単独のオフィシャルサイトがオープン、そしてデビューカウントダウンライブが3月5日、6日に横浜アリーナで開催されること、そのライブのチケット先行予約が12日24:00から始まること、以上の5つの新情報が次々発表され、ファンは「鳥肌が立った」「涙が…」など、歓喜した。
佐々木(久)が番組を締めようとしたとき、1通の封筒が手元に渡され、「聞いているのはこの5つだけなんですけど…」と一気に不安な表情に、ほかのメンバーも「落ち着いて!手繋ごう」と平静を保つのに必死の様子。発表はVTRで行われ、今までの軌跡が流れると、6人は涙と不安で何ともいえない顔でモニターを見つめた。
メンバーにも、報道陣にも秘密にされていた内容は、けやき坂46が日向坂(ひなたざか)46へ改名するというビッグサプライズだった。メンバーは肩を抱き合い喜びを爆発させ、齊藤は「これ良い!これ良い!」と連呼。歴史的な日向坂46の誕生の瞬間を目の当たりにした。ほかのメンバーには同じタイミングで聞かされたそうで、齊藤は「(改名は)正直一番の夢でした。これからメジャーへ出させていただきときに、名前がきっとこんがらがるだろうと思っていて、ひらがなけやきって素敵な名前なんですけど、漢字欅さんもいて、欅坂46さんが出られるときは私たちは呼ばれないし、名前で引っかかって”じゃ、いいや”ってなると悲しいなってメンバーと話していました」と、改名は念願だったと話し、佐々木(久)をはじめほかのメンバーも「名前がかわいい」と気に入った様子で、加藤は「チームカラーの”そらいろ”も大好き」と笑顔を見せた。
日向坂は東京港区三田に実在する坂だが(読みは”ひゅうがざか”)、今までシンボルポーズとしてきた”ひらがなけやき”の”ひ”の字ポーズも、引き続き使えると喜んだメンバー。「聞いたときは”暖かい”雰囲気を感じて、すごい可愛い名前だし、グループカラーのそらいろも”空まで高く跳べるように”という意味も込められて、考えていただいたスタッフの方に感謝です」とメッセージ。
ひらがなけやきは、欅坂46の長濱ねるひとりからが始まり。一時は兼任していた彼女も今は欅坂46専任となったが、佐々木(久)は「ねるちゃんがいたからこその私たちなので、みんなであらためて報告したいです。漢字さんには今まですごいたくさんお世話になったし、ずっとカップリングの1曲を分けてくださって、今まで一緒にやらせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。漢字さんに胸を張って日向坂46です!と言えるように活動したい気持ちです」と意気込みを語った。
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