AKB48チーム8が新公演、”AKB48の歴史”を綴るこだわりセトリにファン感涙

アイドル 公開日:2018/11/22 21
この記事を
クリップ

チーム8の新公演として、AKB48・A&Rチーフプロデューサーの湯浅順司のプロデュースする『その雫は、未来へと繋がる虹になる。』公演の初日を迎えた。

今公演のコンセプトについて湯浅氏は、「チーム8ができたのが2014年。メンバーの方々でも知らなかった曲が結構入っている公演にはなっていますが、いま特に勢いのあるチーム8の子たちが、AKB48劇場に自分たちの公演で立つことになったときに、なにをやるのがいいか考え、最近埋もれがちの曲も多かったので、2005年から続くAKB48の楽曲をやるというのを今回のコンセプトにさせてもらいました。派生ユニットも含めると1000曲を超えている情況から選ばせていただいたので、本当に悩みましたが、できる限り昔のいい曲、今のいい曲から引っ張ってきて、僕の中で噛み砕いてセットリストにするのかが命題でした」と説明。


そんなこだわりオープニング曲は『蕾たち』。かつての大場チーム4時代にチーム4のメンバーに加え当時の研究生が歌っていた楽曲であり、若手のがむしゃらで一生懸命さがしっかりと見られるツウ好みの楽曲からのスタート。まさかの選曲でファンも驚きを隠せない様子。さらに続けて『スコールの間に』『ビバハリケーン』『言い訳Maybe』といい意味で予想を裏切る楽曲で一気に劇場を沸かせた。

ユニット曲では、2014年に発売されたアルバム『次の足跡』に収録された『10クローネとパン』が選ばれた。これまで劇場公演で歌ったことのないマニアックな曲であるが、この曲を劇場で聴ける日が来るなんて誰が思っただろうか。

さらにチームサプライズの『愛しさを丸めて』、坂口渚沙をセンターに迎えて行天優莉奈・山本瑠香とともに『キャンディー』を歌い、渡辺麻友のソロ曲『純情ソーダー水』を高橋彩音が披露した。そしてユニット曲の最後は『ライダー』を選曲。『ライダー』は2007年8月にスタートしたチームAの3rd『誰かのために』公演で初披露された楽曲だが、AKB48がスタートした当初から応援していた「ライダー」というニックネームだったファンがいて、そのファンが劇場で倒れてしまい帰らぬ人になってしまった。そのファンのために作られた楽曲である。当時を知る人にとってはいろんなことがよみがえってくるが、知らない人にとっても大きなメッセージとなる楽曲である。

サプライズ続きの楽曲のオンパレードで常に驚きがあったが、後半にも大島チームK時代の『細雪リグレット』や『アクシデント中』『光と影の日々』など通好みの楽曲が続き、息を付く間もない状態で、あっという間に本編が終了。

アンコールでは、AKB48のドキュメンタリー映画3作目の主題歌でもある『After rain』、そしてチーム8のおなじみの曲『48の素敵な街へ』と続き、最後はテレビアニメ『AKB0048』で人気を呼んだNO NAMEが歌った『虹の列車』で本編の幕が閉じた。


終演後に囲み取材が行われ、メンバーそれぞれに公演について聞いてみた。

新公演は「雫」がテーマになっている公演になっていますけど、そういう公演をやることになった感想を聞かれた岡部麟は、「兼任が始まってから先輩たちとの活動が多くなり、みんなで温かい雰囲気を感じながら何年間もやってきたチーム8としては、上手く馴染めてできない悔しさもありました。みんなそれぞれ今回の公演のリハーサルで、それぞれのチームで涙を流しながら苦労してやっていたのは知っていたし、久々にチーム8のみんなでひとつの公演を作り上げることができるので、やっぱりチーム8っていいなって思っていただきたいです」と語った。

汗・涙・雫がテーマということで、皆さんの中で流したり、放出した雫はなにかと尋ねられた佐藤七海は、「今日の公演の本番中のMC前に緊張をしていたらよだれが出ちゃいました。口は堅くして頑張っていきます」と笑わせた。

今公演のプロデューサーの湯浅順司の印象について聞かれた吉川七瀬は、「4周年コンサートのときにバンドをやらせていただいたんですよ。そのときにギターを直々に教えてもらいまして、そのときにすごく優しく丁寧の教えてくれました。それまであまりお話しをしたことがなかったので、どういう方かあまりわかりませんでしたけど、そこで一気に関係がいい方向になって、温かく見守ってくれてお父さんのような感じがしました。あのときは本当にありがとうございました」と振り返った。

大西桃香は、「先輩の方と一緒に仕事をするときにいる現場のスタッフさんというイメージでした。8と湯浅さんがお仕事をすることってあまりなかったので、たまに会える貴重なレアキャラという感じでした。でも会うたびに優しく話しかけてくれたので、今回こういう風な機会をいただけて、湯浅さんとたくさんおしゃべりができました。今回の公演は湯浅さんがメンバーごとのことを考えて決めてくれたのでうれしかったです」と喜んだ。

歌詞が理解しずらい楽曲が多いセットリストになっているそうだが、そのことについて吉川七瀬は、「全体曲の意味はさすがにわかりますけど、『10クローネとパン』がかなり難しかったので、見世物小屋とかちょっと世界が違うので、私が生きている環境では使わない言葉が結構出てきて大変でした」とコメント。太田奈緒は、「聴けば入ってくる言葉も多かったし、結構メッセージ性があったりする曲があったので、アホと言われている七瀬ちゃんでもわかると思うので、みんな大丈夫だと思います」とさすがの関西トーク。

歴史のある『ライダー』のセンターを担当した岡部に、どのように歌っていこうと思ったか聞いてみると「思い出して懐かしいなと思ってほしいです。湯浅さんが各曲のコンセプトとかを書いて私たちにくださって、それでファンの方をいつまでも大切に思う気持ち、AKB48として、そしてチーム8もそこを大事にしているメッセージを伝えたいという想いで、この『ライダー』を選んでくださっているので、悔しいというより温かくて懐かしい雰囲気がでるような表現の勉強をします」と力説した。

あとからチーム8に加入した寺田美咲と川原美咲に、公演の初日を迎えたことについて聞いてみた。寺田は、「私は2016年に追加メンバーとして長崎県代表として加入させていただいたんですけど、なにかの公演の初日メンバーに選ばれるのも初めてだし、こういう記念すべき日にこうやってステージに立てるのも本当にうれしいですし、私は長崎県出身、川原美咲ちゃんはとなりの佐賀県出身で名前も一緒で、ニックネームも似ていて、本当にこの新公演のレッスン期間はふたりでいる時間が多く、ユニットも一緒なのでなにからなにまで一緒にやってきた思いはあります」と振り返った。

川原美咲は、「私も8の中の選抜に選ばれるのは初めてで、すごい緊張したんですけど、でも去年の8の日からデビューして、ずっと初期メンバーの方たちと、1年間やってきた中で、仲良くなれた気がするので、今回いろんな方に頼りました。最近は奈緒ちゃん(太田)とかもいじれるようになってきたので、これから成長できたらなと思います」と意気込んだ。

歌番組で選抜メンバーに選ばれたことが刺激になった谷川聖は、「私自身、AKB48に加入してそろそろ5年が経つんですけど、地上派のテレビ番組に出演させてもらったのが今回が初めてでした。本当に地上派ってすごいんだと思いましたし、なにより今回はAKB48の代表として出たので、気持ち的にもっとしっかりしなくてはとか背負うものがたくさんあるんだと感じて、これが決まったときも8のみんなからもすごく祝福してもらったので、私自身が8じゃない外仕事で得たものをチームに持ち帰ってきて、みんなのいい刺激になれたらと思います」

同じチーム8の本田仁美が韓国で活躍していることについて聞かれた岡部は、「まずひぃちゃんがIZ*ONE(アイズワン)に合格していろいろ活躍していて、私たちが人気出ているなとわかるのはyoutubeの再生数とか、どんどんSNSののフォロワーが増えたりとか、9割心からうれしいけど、1割はヤバイなという気持ちもあります。これは私だけでなく、チーム8メンバーや先輩方やほかのチームの方もきっと思っていますが、うれしいけど私たちも置いて行かれないように、ひぃちゃんたちの勢いに連いていって追いかける気持ちで頑張んなきゃいけないなというのも正直あります」と複雑な胸中を明かした。

今公演ではセンターポジションが多い坂口渚沙は、「最初のセンターをやることを聞いたときに、すごくビックリしましたし、湯浅さんがプロデュースということで、すごく公演が名曲ばかりで、本当に光栄だと思うので、これからみんなを輝かせるセンターになれるように頑張っていきます」と意気込んだ。

最後に湯浅氏は、「今回の公演の一番大事なのは雨の日だと思っているので、今までで至上初めて開演2時間前に劇場のスタッフの方に雨が降っているか確認してもらう新しい作業が発生して非常に申し訳ないですが、雨の日だと1曲増える。今日降るかな降らないかなも含めて、いろんな方にチェックしていただけるといいなと思っています」とアピールした。

※本記事は掲載時点の情報です。

この記事の画像一覧 (全 27件)

関連タグ