仮面女子 猪狩ともか 涙と笑顔のステージ復帰、始球式やパラスポーツ挑戦も発表

アイドル 公開日:2018/08/27 7
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4月に強風で倒れた看板の下敷きとなり、脊髄損傷の大ケガを負った「仮面女子」の猪狩ともかが26日、東京・秋葉原の仮面女子CAFEで開催された公演のフィナーレに出演し、ステージ復帰を果たした。

猪狩は、事故により脊髄損傷による両下肢まひと診断され、車椅子生活を余儀なくされた。一時は通常の社会生活すら難しくなり、芸能活動は断念せざるを得ない状況に追い込まれたが、ファンの声援と本人の「もう1度ステージに立ちたい」という思いからリハビリに励み、この度、活動を再開するまでに回復した。




約4ヶ月ぶりとなるステージに車イスで登場した猪狩は、メンバーに囲まれファンから歓声を浴びると、大粒の涙を流しつつも笑顔でパフォーマンスを披露。ファンから「おかえりー!」と迎えられると、「ただいまー!」と満面の笑みを浮かべた。そして改めて会場を見渡した猪狩は「いやー、すごい。言葉を失います」と感無量な様子で、「本当にこの日をずっと…、夢見て…、ずっとこの景色が見たかったです…」と再び涙を流した。

さらに、改めて自らの口で事故の経緯を説明し「誰にでも起こる可能性のある事故で、足が動かなくなってしまいました。皆さんにも悲しい思いをさせてしまったなと思います…。私自身も、なんで私がこんな思いをしなきゃいけないんだろうって思ってしまったこともありました」と告白しつつも、「でも、毎日、皆さんが力強い声援を送ってくれて、『待っているよ』って言ってくれて、私には帰る場所があるんだって思えたことが、私の中で大きな力になっていて、前向きにリハビリを頑張る原動力になっていました。今の私があるのは、皆さんのおかげです」と涙ながらにファンに感謝。体調不良などの理由でリハビリが遅れて退院の時期が延び、現在も入院中であることを明かし「1日でも早く退院できることを目標に、これからも頑張って行きたいです」と力を込めた。

また猪狩は「来てくださった皆さんに直接、いくつかご報告をしたいと思います」と前置きをし、埼玉西武ライオンズ主催のライオンズカップ車椅子ソフトボール大会の公式スペシャルナビゲーターに就任したこと。9月9日にメットライフドームで行われる埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の試合で始球式をすること。さらに、10月13日に福井国体(第18回全国障害者スポーツ大会)の開会式に参加することと、パラスポーツに挑戦することを宣言。そして、年末リリース予定の仮面女子の曲を作詞することが決定したことをサプライズで発表した。

パラスポーツ挑戦に関しては具体的にどの種目にするのか決まっていないそうで「10月の国体を見ていろいろ感じることもあるかなと思いますし、まずはいろいろ挑戦して、知るところから始めたいです」と吐露しつつも、「運動神経はそこまでよくないので何がいいですかねえ」とポツリ。報道陣から「運動神経よくないのに、よくパラスポーツやろうと思いましたね」と突っ込まれると「それはチャレンジ精神ですよ(笑)。やりたいという気持ちが先に」と声を弾ませた。

さらに、事故に遭う前から作詞には挑戦したかったそうで「ケガをしてからやりたいことを聞かれたときに、作詞をしたいというのはマストで入ってきますね」といい、作詞は未経験だそうで「それもチャレンジ精神です」とニッコリ。自分が作った詞をメンバーが歌ってくれることについては「最高ですよね。しかも“作詞:猪狩ともか”って書かれるわけじゃないですか。作品として残るって考えたら胸が熱くなりますね」と目を輝かせた。

そして最後にファンへメッセージを求められると「これからも前を向いて明るく生きていこうと思っているので、私が強く生きて、夢を叶えていく姿を、これからも皆さんに見ていてほしいなと思います。これからも猪狩、そして仮面女子をよろしくお願いします」と頭を下げた。