柏木由紀がプロデューサーデビュー、AKB48楽曲だけにこだわる「劇場のアイドル」演出

アイドル 公開日:2018/05/04 65
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これまで多くの著名人が劇場公演をプロデュースしてきたAKB48。そのプロデュース公演の中でも現役AKB48メンバーでもある村山彩希がプロデュースをした『レッツゴー研究生』公演が大きな話題を呼んだ。

AKB48メンバーのプロデュース公演第2弾として、柏木由紀がプロデュースする『アイドル修行中♡』が初日を迎えた。厳選された16期生とドラフト3期生が出演メンバーという未来のAKB48を担うフレッシュなメンバーが選ばれたのだが、特にドラフト3期生は、この公演が劇場デビューということもあり、さらなる期待がかかる公演となった。柏木といえば、アイドル好きとしても知られる一面もあり、このフレッシュメンバーで、どのようなセットリストを組むのかもスタート前からファンの間では大きな話題を呼んでいた。

その公演のオープニング曲にはチームサプライズの『キミが思っているより・・・』、さらに『NEWSSHIP』『JK眠り姫』『彼女になれますか?』と続き、予想すらできないまさかの選曲でのスタートとなった、さらに『シアターの女神』『そばかすのキッス』『だけど・・・』など柏木にとって思い出深い楽曲たちが選ばれた。意外すぎる展開の中で、異色の楽曲として、かつて秋元才加がソロで歌った『虫のバラード』をドラフト3期生の矢作萌夏が歌ったことにも驚かされた。

アンコールの1曲目には、柏木が初めてセンターを担当した『遠距離ポスター』からスタート。『チームFresh推し』、楽曲発表当時のAKB48所属メンバー全員で歌った『君と虹と太陽と』が最後の曲となり幕を閉じた。

終了後に囲み取材に応じた柏木は「16期生とドラフト3期生でプロデュース公演をしてみないかとお話しがあったんです。同じメンバーがメンバーをプロデュースするのに迷いはあったんですけど、AKB48の将来を担う大事なメンバーたちのために、なにかできることがあったらと思いやらせていただいきました。レッスンも1から見ていったんですけど、今日のステージを見て、母親のような気持ちで微笑ましく見守っていました。みんなすごく頑張ってきれたので感謝しています」とコメントした。

公演タイトルが『アイドル修行中♡』ということで、柏木の修行時代について問われると「私がAKB48に入った時は劇場公演しかお仕事がなかったので、その公演をどう頑張ったら世に出て行けるかなど考えさせてもらい修行した場所がこの劇場でした。今の後輩たちにそのことが伝わるようにと思って、公演タイトルは『アイドル修行中♡』にしてみました」と明かした。

後輩たちの公演を観た柏木に点数を付けてもらうと「100点です。甘いですかね。ドラフト3期生は初めてのレッスンで、初めての公演で、戸惑うことや葛藤しいるところから見ているので、親心も入って100点にしました。でもすごくみんなが楽しそうでキラキラ輝いていたので、みんなに100点をあげたいと思いました」と笑顔の中に安堵の表情も垣間見えた。

今回のセットリストについては、「選んだ理由はメチャメチャあるので、全部を話したら1時間以上かかってしまいますけど、ひとつのポイントとしては、村山彩希ちゃんがプロデュースしている研究生公演で一生懸命に汗をかいて踊る姿を見て素敵だなと思って、そこがいいと思ったぶん、もうひとつ公演が増えるなら、研究生だけど選抜メンバーのように”スター”に見えるようにフリがあまりない曲を作ったり、それぞれのキャラクターが出るようなユニット曲を選んだり、AKB48だけの楽曲を歌うことにこだわってみました。特に『シアターの女神』は劇場で歌ってこそ活きる曲だと思うので、みんなが”劇場のアイドル”という風になったらいいと思って選びました」とこだわりを力説。




今回スタートした公演はプロデューサーとしての参加であり、柏木自身の出演予定はないが、「基本的に(出演する予定は)ないですけど、どうにもならない時の責任は持ちます(笑)、とりあえず保留でいいですか?チームFreshの一員になるのはしんどいと思うので、そういう状況になったらプロデューサーとして考えます」と戸惑いつつも前向きな姿勢を見せた。

プロデューサーとしての柏木について、今回の出演メンバーに選ばれた田口愛佳は「公演で1列目の子が頑張るんだよって教わりました。1列目の子が頑張ると2列目も頑張るし、1列目と2列目が頑張ると3列目も頑張れるので、1列目が頑張るとみんなが頑張れることを聞いて、どこにいても頑張らなきゃいけないと教えられました。やはりゆきりんさんはすごいと思いました」と柏木Pを尊敬の眼差しで見つめた。

チームFreshとして出演することになった矢作萌夏は「お客さんを初めて前にしてステージに立ちました。観てくれた人に最高の公演だったって言ってもらえるように頑張ります」。田口愛佳は「今まで可愛らしい曲とかあまりやったことがなかったので、今回はたくさん入っていて、これまでよりももっと変わった自分を見せれるように、これからもゆきりんさんの言っていることをいろいろ吸収してもっと新しい自分を出していきたいです」。鈴木くるみは「ゆきりんさんにたくさんのことを教えてもらったんですけど、自分に似合う髪型とか衣装とかも選んでくださって、本当にキラキラしているとたくさんに人に言われて嬉しかったので、これからもいろいろな人の話しを聞いて自分の中に取り入れたいと思います」とそれぞれ意気込みを語った。

6月に行われるAKB48グループ世界選抜総選挙も出馬を辞退している柏木だが、予想を聞いて見ると「今年の総選挙は初めて歴代の1位がいないんですよね。誰が1位になってもおかしくないと思うんですよ。去年は兼任していているNGT48のメンバーが飛躍したのを見て嬉しかったんですけど、今回のプロデュース公演をキッカケに16期生とドラフト生と密に関わるようになってきたので、できるだけこの公演に出ているメンバーに、ひとりでも多くランクインしてほしい気持ちです。この公演がそういう要因になるようになったらいいなと思いながら作った公演でもあるんですよ。みんなに頑張ってほしいですね」と話した。

ズバリ1位は誰かと聞かれると「今回の総選挙にかける思いが強いんだろうなと思うのが、地元で開催があるSKE48松井珠裡奈とかHKT48のさくら(宮脇咲良)とかも、さっしー(指原莉乃)の想いもありますし、NGT48のおぎゆか(荻野由佳)も去年は速報で1位になっているので、とにかく頑張ってほしいです。AKB48のメンバーは総監督の由依ちゃん(横山由依)も含めて頑張ってもらいたいです。言い出したらキリがないですけど、もしかしたら誰も予想すらしていない世界のメンバーが1位になることもありえるので、本当に今年はわからないです」と王者不在の総選挙に波乱の予感を抱いているようだった。