2017年8月、223組のアイドルグループが出演し、8万人を超える来場者数を記録した世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」(TIF)は、日本のアイドルカルチャーを世界に発信すべく、今年、アジア展開を開始。その第一弾として4月27~29日に、アジア圏でも特にアイドルカルチャーへの関心が高い、タイバンコクにて『TOKYO IDOL FESTIVAL in BANGKOK COMIC CON』(TIF in BANGKOK)を開催した。
TIF in BANGKOKで3日間のスタートを飾ったのはまねきケチャ。さらに、愛乙女☆DOLL、アキシブprojectと、日本でも人気のアイドルがタイを沸かせた。
初日のトリにはNGT48が出演。今回のイベントホストであるBNK48と『365日の紙飛行機』、『恋するフォーチュンクッキー』をコラボレーション披露し、イベントは最高潮に達した。さらに、2日目にはインドネシア・ジャカルタからスペシャルゲストとしてJKT48が駆けつけ、アジア圏でのアイドル文化の拡大を強く印象付けた。
最終日には、BNK48の単独ステージがクライマックスを迎える中、TIFの総合プロデューサーである菊竹龍(株式会社フジテレビジョン)が登壇。東京・お台場で8月に開催されるTOKYO IDOL FESTIVAL 2018へのBNK48の出演をサプライズ発表。BNK48・キャプテンのチャープランは「精一杯頑張るので、日本の皆さんにもタイから来たBNK48のライブを楽しんでもらえると嬉しいです」と、世界最大のアイドルイベントに“参戦”する意気込みを語った。
TIF in BANGKOKは、アイドル10組が出演し、3日間でのべ1万5千人のファンを熱狂の渦に包んだ。TIFの総合プロデューサーである菊竹氏は、「日本のアイドルは〝こんなに魅力的でパワフルなんだ!″と、国外へ向けて気を吐くことができた。2020年東京オリンピックへ向けて大きな一歩となった。これからも国内外へ様々なストーリーを紡いでいきたい」と、海外進出の手応えを語った。