矢倉楓子、“NMB48生活が最高だった”と思うことができた卒業コンサート

アイドル 公開日:2018/04/08 93
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2011年8月にNMB48の2期生として劇場デビュー。昨年10月11日に大阪城ホールで行われたコンサート「NMB48 ARENA TOUR 2017」で、NMB48から卒業すること発表した。発表から約6ヶ月が経った4月4日には、大阪・オリックス劇場で「矢倉楓子卒業コンサート~同じ空の下で~」が行われた。そして4月10日にはNMB48劇場で卒業公演が行われる。卒業を目前にした矢倉に話しを聞いた。




―卒業を決意した理由は?

矢倉楓子 

今までだったら自分が徐々に階段を登っているのを実感できたんですけど、19歳くらいの時からこれ以上自分が成長するにはどうすればいいのかとずっと考えていたんです。20歳になってからこれ以上自分は上に行けないと感じました。センターをやりたいという気持ちも無くて、これ以上ここでしたいことがないと思いました。NMB48でやりたいことも全部やり切ったので、このタイミングで卒業するのが良いと思いました。


―これまで卒業生を見送っていた立場で今度は自分が送られる側になりました。

矢倉楓子

「卒業を決めてから改めてメンバーの大切さに気付かされることが多かったです。去年だったら同じチームだったれいにゃん(藤江れいな)とかけいっちさん(上西恵)とかしゅうちゃん(薮下柊)もそうですけど、送る方は寂しくもあり頑張ってほしいという気持ちでした。いざ自分が送ってもらう立場になっても同じ気持ちでしたね。私は寂しさというより前向きな気持ちになれて、みんなにも頑張ってほしいとすごく思うし、メンバーに負けないように、NMB48の活動期間が人生で一番輝いていた時間じゃなくて、それを超えるようなこれからを作って行かないといけないと思い、自分自身が強い気持ちになりました


―自分のターニングポイントについてはどうですか?

 矢倉楓子

劇場での、「アイドルの夜明け」公演から自分の環境が変わったりして、この頃が自分のターニングポイントだったんです。AKB48さんで大組閣がありまして、当時のチームMがバラバラになってしまう時だったんですよね。その時にチームMとしての最初で最後になってしまったコンサートツアーがありまして、その時にチームの大切さを知ったりとか、メンバーとの絆をを知ることができて成長できましたし、振り返ってみてもそこを一番初めに思い出すくらいの濃い時間で、大切な時間でした。


―3年前に行われたチームMツアーの千秋楽と同じ会場で卒業コンサートをすることになりました。

 矢倉楓子

コンサートのオープニング曲が『アイドルの夜明け』だったんですけど、当時のツアーも同じ曲から始まったんですよ。始まる前の緞帳が閉まっていて、みんなで待機をしている時に、このメンツでこの曲から始まるのは、そのツアーみたいだと話して盛り上がっていましたよ。昔から知ってくださるファンの方は特に「あー」となるセットリストだったと思います。メンバーも今回のセットリストを見た時に“エモいエモい”って言っていましたから。まおきゅん(三田麻央)からもすぐにLINEが来て、「わたし泣くわ」って言っていましたからね。セットリストは私の歴史を辿っていくようにしてみたんです。最後の曲に選んだ『青空のそばにいて』は6年ぶりに歌ったんですよ。「PARTYがはじまるよ」公演が終わってからは、歌う機会があまりなくて、これまでの卒業生のみんなも最後に歌うのに『青空のそばにいて』をなかなか選ばないんですよ。この曲は2期生の始まりの曲でもありますし、今回のコンサートのタイトルに「同じ空の下で」なので、空に関連してすごくいいなと思ったので、最後に歌わせてもらいました


―卒業コンサートを終えてみてどんな気持ちですか?

 矢倉楓子

清々しくて、終わった後に今までやったコンサートで一番楽しかったと思いました。終わってみてアイドルが好きなんだなと改めて全身で感じました。おそらくあんなに汗だくになって必死になって、歌って踊ることは最後だと思うので、本当に全力を尽くせて幸せだと感じました。ずっと付き添ってくれたマネージャーさんやメイクさんとか、早着替えを頑張ってくれた衣装さん、メンバーもたくさんダンスやポジションも覚えてくれて、スタッフさんも一緒にセットリストを考えてくれたり、みんなの支えがあって今回のコンサートを無事に終えることができました。実はコンサートが始まる前にご飯を食べる余裕もなくて、途中でフラフラになって倒れちゃったんですよ。『フィンランドミラクル』を歌う前だったんですけど、そこでずっと付いてくれていたマネージャーさんがエネルギー系ゼリーを持ってきてくれて、そこで回復できて後半を乗り切れました。本当に改めてここで出会った人たちにありがとうという気持ちになりました。


NMB48の活動を振り返ってみてどうですか?

 矢倉楓子

私のNMB48での活動は本当にいろんなことがあって山あり谷ありだったんですよね。入った頃の私を知っている人は、今の私を見たら“めっちゃ成長したね”って言ってもらえると思うので、自分でも卒業コンサートをやっていて変わったって自分で感じることができたというのが一番うれしいです。当時は歌とかダンスもヘタクソだったので、なかなか前に行くこともなかったけど、卒業コンサートでは、センターを歌わせてもらったりとかして、そう思うと凄く感慨深かったし、“谷”の時があったからこそ自分を強くしてくれた部分が大きいと思います。NMB48での活動期間は、これからの人生にすごく自分のためになるような時間になったと思います。NMB48で培ってきたことは大きいです。


―最後になる卒業公演の意気込みを聞かせてください。

 矢倉楓子

卒業コンサートで全力でやり切ったと思いましたけど、じつは弟が観にきてくれていたんですよ。そこで弟が「ねーねのこと尊敬した」と私には言わないでお母さんに言っていたみたいなんです。それをお母さんから聞いてうれしかったです。弟が観て何か感じるものがあったんだなということがすごくうれしかったので、最後の公演でも観てくださっている皆さんとか、応援してくださった皆さんに心に響くパフォーマンスを全力で届けようと思っています。


―卒業後の進路はどのように考えていますか?

 矢倉楓子

卒業したらこのお仕事をするわけではないので、本当に1からのスタートになります。これまで以上に気を引き締めていかないといけないと思いますし、私は14歳からNMB48に入っているので、アルバイトとか働くことをしたことがなかったんです。これからは自分で自立した生活を送っていきます。美容がすごく好きなので、エステとか学びたいと思いますし、ほかにも学びたいこともたくさんあります。


―メンバーにメッセージをお願いします。

矢倉楓子

今までメンバーがいたからすごく楽しかったし、昨日も始まる前もドキドキして緊張していたんですけど、まおきゅんとかなる(古賀成美)がいてくれて安心できたし、それでリラックスできて、一曲目から全身で楽しいと感じることができました。本当に最初から最後までメンバーのお陰で、乗り越えることができたし、NMB48生活が最高だと思うことができました。これからもみんなNMB48での活動がもっと楽しくなってほしいし、私自身がお返ししたいと思います。でも私はこれからはそばいることはできないけど、ずっと応援しているし、みんなのことを見守っていきたいと思います。


―ファンの方にメッセージをお願いします。

 矢倉楓子

ありがとうだけでは本当に足りないですけど、感謝の気持ちでいっぱいです。家族以外でこんなにも大好きと思った方たちができたというのが、本当にうれしいし、皆さん一人ひとりのことはずっと記憶に残っていくと思います。一緒にいろんな気持ちを共有してくださってありがとうございました。


NMB48にとって、そしてファンにとっても最高の財産のふぅちゃんが引退してしまうのは残念だが、これから進む第二の人生でもふぅちゃんらしさで周りの人たちを幸せにしてくれると思う。さよならは言わない。最後にありがとうという言葉でふぅちゃんを送り出したいと思う。