SKE48は10月5日(木)に劇場デビュー9周年を迎えた。
昨日4日には、SUNSHINE SAKAEの館内施設協力のもと、メンバー出演の様々なイベントを「前夜祭」として実施し、5日は SKE48 65名のメンバーが出演し「劇場デビュー9周年特別公演」を開催した。
デビュー前日の4日は恒例の“前夜祭”と題したイベントを開催。SKE48劇場のある SUNSHINE SAKAEの各店舗や施設を利用して、メンバーとファンが触れ合いSKE48の9周年を祝った。
5階にあるSKE48 CAFE&SHOP with AKB48や、3階の特設ミニステージでは、終日イベントを実施。メンバーが次々に登場し、様々な企画のトークショーを行った。また、地下1階の9周年グッズ販売ブースでもメンバーが代わる代わる参加し、販売の手伝いをした。ビルのシンボルである観覧車Sky-Boatも、例年どおりメンバーラッピングが施され、ゴンドラに搭乗するとラッピングされたメンバーのアナウンスが流れる仕様に。また、メンバーがコスプレ衣装に着替え終日ドリンク販売を行い、シュミレーションゴルフが楽しめる GOLUXE(ゴルックス)では、ゴルフのチャレンジゲームを実施。山内鈴蘭や後藤楽々といったゴルフが得意なメンバーが参加し、メンバーの記録更.新をお客さんに挑戦してもらうドライビングコンテストや、パターゴルフゲームで楽しんだ。飲食店「炭火焼肉たむら」では、焼肉大好きな松村香織がランチメニューをプロデュス、当日限りの限定メニューをファンに提供するなど、SUNSHINE SAKAE全館を通して1日中メンバーと触れ合えるSKE48ならではのスペシャルな前夜祭となった。
SKE48劇場ロビーでは、11時~15時まで、この1年間で行われた生誕祭メンバーのオフショットや大矢真那卒業コンサートの写真を展示した無料の「パネル展」を行い、18時からは SKE48の9周年記念トークショーが行われた。安田大サーカスの“クロちゃん”をゲストに、1期生から8期生・ドラフト1期生・ドラフト2期生のメンバーが登場し、各期ごとのデビュー・お披露目時のエピソードや、各メンバーの.長した話に触れ、期ごとに今後の目標を掲げた。佐藤すみれ、谷真理佳は 2014年に行われた「AKB48グループ大組閣祭り」で SKE48への移籍が発表された不安で動
揺した様子のVTRを披露され、谷の「(福岡から名古屋への)引っ越し代が心配です…」の発言に客席は爆笑の渦に包まれた。また先月 24日に卒業コンサートでも上映した大矢のオモシロ天然 VTRが流され、クロちゃんや司会の大場美奈・内山命にいじられながら終始笑いの絶えないオモシロトークを繰り広げた。さらに、最近Twitterにて握手会の匂い問題で得意の炎上を起こした松村香織と青木詩織は、地下1階で “SUNSHINE SAKAE100人匂い消しチャレンジ”に挑戦。中継が繋がれ、100人以上のファンが松村に消臭スプレーを振りかけられ SUNSHINE SAKAEが爽やかな香りに包まれた。さらに終盤で湯浅支配人より、恒例の1年間の劇場公演出演回数TOP3メンバーが発表され、1位片岡成美(156回)・2位相川暖花(131回)・3位北川愛乃(105回)が表彰された。
24時9分からは、SKE48ならではの “周年記念風物詩”とも言える、ファンに大好評の「ミッドナイト公演」を実施。大矢真那、後藤理沙子、山内鈴蘭、内山命、大場美奈、高木由麻奈、高柳明音、古畑奈和、松村香織、斉藤真木子、須田亜香里の大人メンバー11人がステージに勢揃いし『セーラー服を脱がさないで』でオープニングを飾った。続けて、『やりたがり屋さん』『愛のストリッパー』と SKE48以外の 48グループの楽曲も取り入れた“大人なセットリスト”を披露。
ユニットパートでは毎年ミッドナイト公演で最大の本領を発揮し「この日のために生きて来た」と豪語するセクシー担当の山内と、ミッドナイト公演初出演で「(布面積が少なくて)メンバーのどこを観ていいかわからない」とコメントする後藤が『狼とプライド』を、2期生の内山・高柳・斉藤の3人は『愛しさのdefense』を披露。MCコーナーでは新世代オネエタレントの“ぺえ”が登場し、メンバーも放送事故寸前の体を張った過激なセクシーMCを繰り広げた。後藤と同じく初参加の古畑は、あまりに過激な先輩の MCに動揺しながらも『愛のために何を捨てる?』でセ
ンター務め、本編最後は SKE48のシングル曲『美しい稲妻』を 11人で歌い上げた。
アンコールでは山内がひとりステージに現れ『赤いピンヒールとプロフェッサー』を全力でパフォーマンス。曲の後半で本編では出演しなかった松井珠理奈と入れ替わり、珠理奈のサプライズ登場で劇場は大歓声に包まれた。珠理奈は曲間で「初めてのミッドナイト公演だから、みんな優しくしてね」とセクシーな挨拶をすると更なる盛り上がりをみせ、『Virgin love』を12人全員で披露.。最後はミッドナイト公演の定番曲『スルー・ザ・ナイト』を胸元の大きく開いたシースルーの衣装で妖艶にパフォーマンスし、ミッドナイト公演を締めくくった。大矢は最後の出演となるミッドナイト公演に「すごい楽しかったです。こういう強烈なメンバーには私みたいなタイプもいた方が際立つと思って、今日も(胸元のボタンを)全部閉じさせていただきました」と大矢らしいコメントで笑いを誘い、珠理奈は「SKE48はファンのみなさまあっての SKE48です。みなさまが期待してくれるなら、私たちもそれにお答えできるように頑張っていきたいと思いますので、これからもずっとずっと一緒に支え合って、どんどん大きなグループにしていけたらいいなと思います。みなさんこれからも SKE48への応援よろしくお願いします」と挨拶。ファン大盛り上がりの中、9周年の前夜祭はフィナーレを迎えた。
デビュー記念日当日の5日には、65名のメンバーで 9周年特別公演を開催。幕が開くと、1期生の大矢真那・松井珠理奈、2期生の内山命、高柳明音、斉藤真紀子、そして2006年にAKB48に入り、2014年SEK48に移籍してきた佐藤すみれの 7人がステージに登場。『強き者よ』で9周年特別公演をスタートした。『美しい稲妻』『ごめんね、SUMMER』『パレオはエメラルド』『チョコの奴隷』『オキドキ』から最新シングル『意外にマンゴー』まで、これまで9年間に発売した SKE48のシングル曲全 21曲を期ごと・チームごと・ランダムメンバーで立て続けに披露。9周年に相応しく1時間に渡るSKE48らしい迫力満点のノンストップパフォーマンスでファンを魅了した。
キャプテンの斉藤が「みなさまのお陰で本日SKE48は劇場デビュー9周年を迎えることが出来ました。全国の SKE48ファミリーのみなさまに、私たちからお礼をさせてください。ありがとうございます」と挨拶。研究生が全力で『SKE48』をパフォーマンスすると、各チームも研究生に負けじと力強いパフォーマンスを披露し、劇場に詰めかけた285人のファンを更に盛り上げた。
須田は「SKE48を好きでいるということに、タイミングとか関係なくて、自分が出会ったタイミングだからこそ見ることができた SKE48がいると思います。メンバーとファンの皆様との絆がいつも輝いている SKE48でいられたらいいなと思います」とコメント。最後は『今日までのこと、これからのこと』を全員で歌唱。曲間では松本慈子が「私たちの気持ちは変わらずひとつです。これからも私たちが SKE48を引っ張っていきます!これからも SKE48の応援よろしくお願いします。」と、次世代メンバーを代表したしっかりとした挨拶で、本編の幕を閉じた。
アンコールでは、斉藤が「9周年も手をつなぎながら頑張っていきましょう!」とコメントし、『手をつなぎながら』『仲間の歌』を全員で披露。
最後に1期生の珠理奈が「今日は、今の SKE48の勢いだったり、可能性を感じる事ができました。SKE48はまだまだ成長できるんじゃないかな?と思います。でも、その勢いを維持させることの難しさも知っています。これから10周年に向けて、SKE48が立ち止まらないように、突っ走っていけるように、みなさんにもっともっと熱く応援していただけたら嬉しいです」と感想を述べると、同じく先月卒業コンサートを終えた1期生の大矢が「9年SKE48の歴史を観てきて、後輩のみんなやファンの方に諦めなければ絶対に夢は叶うということを伝えたいし、夢を一緒に叶えて行ける 10.目にしてほしいと思います。私も見守って行きたいですし、応援していきます。一緒に9周年を迎えられて良かったです。ありがとうございました。」とコメント。最後は『ずっとずっと先の今日』を全員で歌唱し、SKE48の記念すべき10年目がスタートした。
さらに、湯浅支配人より11月12日に名古屋国際会議場・センチュリーホール(名古屋市熱田区)にて単独コンサートが行われることも発表された。詳細は後日オフィシャルホームページで発表される。また、株式会社サガミチェーン(愛知県名古屋市守山区)と 12月 1日(金)から「あなたは塩派?タレ派?サガミ×SKE48 手羽先対決キャンペーン」のタイアップキャンペーンが実施されることも発表された。
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