乃木坂46の生駒里奈が、乃木神社にて成人式を行った。生駒は赤色の振袖を身にまとい綺麗な青空の下で記者会見に答え「プライベートでは居酒屋に行って焼き鳥を食べてビールを飲みたいです。バナナマンさんに私も遂に大人になったと報告しておごってもらいたいです」と気の利いた答えを話し、記者たちを喜ばせた。取材をしていた記者から「あの生駒ちゃんが20歳になるって不思議だよな」との声が上がるほど、時の流れは早い…。
さて、そんな生駒里奈だが、ここ最近急激に成長をし、2016年はソロで大活躍するだろうと言われている。
初出場となった紅白では、乃木坂46は『君の名は希望』を歌唱し、センターポジションはこのシングル選抜通りに、生駒が務めた。最も新しいシングルである13thシングル『今、話したい誰かがいる』では、センターは白石麻衣と西野七瀬が務め、生駒は3列目のポジションとなっていることからも、紅白で生駒がセンターに立ち「一番目立つポジション」で様々な出番を迎えたことを不思議に思ったファンも多かったかもしれない。
紅白を見てもわかるとおりに、紛れも無く生駒里奈が乃木坂46の顔であり、世間的には生駒がセンターのイメージが強いということだろう。それだけ、生駒はデビュー当初から乃木坂46の顔として、時にはプレッシャーに押しつぶされながらもシッカリとセンターとして、様々な場面で活動をしてきた。
交換留学生としてAKB48の活動に参加し、急遽参加した「AKB48 37thシングル選抜総選挙」では14位となる離れ業も見せ人気の高さを証明。名実ともに乃木坂46躍進の屋台骨として頑張り続けてきた。
その生駒が、2016年は個人としても活躍しそうな予感をこの成人式で感じた。いままでの少年っぽさも残しながら、凛とした佇まいは美しく女性らしさもありデビュー当初よりも落ち着いた印象を感じた。トークもシッカリとしていて、きちんと考えながら話せている印象だ。大人の女性としての成長もシッカリとしているようだ。
2015年末に出演をした人気番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)では編集で使われる場面が多く結果を残し、「生駒はトークも出来る」という印象を残した。アニメコスプレ好きでオタクとしてのトークも得意とあり、まだまだトークでも可能性を秘めている。雑誌の連載では「コメントを10秒以内に返すように心がけている」とMCの事も考えている辺り、ノビシロは非常に大きいだろう。
また、演技面でも映画、舞台と高評価を得てオールマイティに女優としても活動が出来ることを証明した。主役でも脇役でも存在感を出せる魅力が生駒にはある。舞台「すべての犬は天国へ行く」では難しい役柄を見事に演じ、自信をつけたようだ。
20歳を迎え、気持ち的にも仕事的にも幅が拡がるであろう生駒里奈。紅白出場で全国区となった乃木坂46を更にレベルアップするために、2016年はソロとしても大活躍を間違いなくしてくれることだろう。
(武田瑠羽)