2017年までトップグラドルとしてグラビア業界を引っ張り、近年は投資家や実業家として活動している杉原杏璃。グラビアを封印していた彼女だが、40歳を超えた節目に6年半振りとなる写真集『それから、』(ワニブックス)をリリース。その発売イベントを都内で開催した。
6年半振りに発売した杉原の写真集。「写真集を出すなんて思っていませんでした。また大好きなグラビアの舞台に立ち、こんなに綺麗な写真を撮っていただきました。ファンに皆さんから「楽しみにしているよ」という声もあって、グラビアの関係者の方々からも「お帰り」と迎え入れていただき、それだけで胸がいっぱいです」と明るく迎え入れてくれた人々に感謝した。
久しぶりとなったグラビアの撮影は「6年半ぶりだったので、勘を取り戻せずカメラマンさんから「どうしたの?」と言われてしまいました。2着目の撮影でようやく「杏璃ちゃんに戻ったね」と言ってもらえたので、最初はどうやってポーズを取るんだろう?という戸惑いもありました」とさすがの杉原も今回ばかりはブランクを感じたという。
写真集のテーマは“秘密の愛”。「コロナ禍でもあり撮影は関東近郊。プライベートでも歩いている場所をマスクをしながら撮影したこともありました。だからこそ、よりリアルというか、今の私の日常が詰まっています」と説明。お気に入りのカットは「決めカットではなく、ベッドでゴロゴロしているところ。最初は久々でやや緊張して堅かったのですが、ベッドではほぐれた表情になっていると思います。日常っぽく自然にできました」と胸を張った。今作はお尻も見どころのようで、「今までの私と言えば胸や下乳でしたが、今回はお尻も積極的に見せました。360度堪能できるようなカットになっています」とバスト以外も見どころだという。
40歳という年齢になって再びグラビアの舞台に足を踏み入れた杉原。「体を絞るのに相当時間がかかりました。写真集が決まってから撮影まで1カ月くらいしかなく、草(野菜)や鍋しか食べずに絞りました。とにかく食生活で絞っていくのが一番」と相当な覚悟を持って体作りに励んだといい、「あまりマイナスなこと言いたくないので、年齢に抗うつもりもありません。40代の熟された身体を愛していただきたいですよ」と自然体を強調した。
この日はたくさんの報道陣が詰めかけ「写真集の出来は?」という報道陣の質問に感極まり、「写真集が出来たことだけでも嬉しいのですが、こうして6年半ぶりにまた皆さんとお会いできたことが嬉しくて、それだけで十分です」と人目もはばからず大粒の涙を流した杉原。続けて写真集の点数を「70点くらいにさせてください。素敵な写真集で本当なら100点ですが、40歳でもまだ成長できるのかなと。30点は余力を。まだまだ伸びたいという意味を込めました」と採点し、今後のグラビア活動は「今回はアニバーサリーとしてやらせていただきました。とりあえずアニバーサリーの期間は解禁しているので、要望があればやっていきたいです。個人的にはずっとグラビアをやっていきたいですが、今後に関しては大人の方々が決めてくださると思います」とファンには嬉しいコメントも。最後に「私の(芸能生活)25年間分の胸いっぱいの愛が詰まっている写真集なので、是非胸もお尻も360度愛していただきながら見ていただきたいです」と締めくくった。