「記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022」各賞発表

グラビア 公開日:2023/01/05 10
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グラビアアイドルDVDの発売イベントを取材する記者の立場から、今年最も輝いたグラドルを選ぶ「記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022」。媒体の垣根を越え6名の記者が年内全ての取材を終えた後、MVP(グランプリ)、特別賞(準グランプリ)、審査員特別賞、敢闘賞、新人賞、ベストボディ賞、ベストコメント賞の7部門を選定した。記者の目から見た2022年にグラビア界を盛り上げたグラビアアイドルをご紹介する。


記者A    取材をして記事を書いている我々としては、売り上げやイベントの観客動員数など営業的な数値はひとまず度外視し、記事の閲覧数(PV)や取材の対応がよいか、といったところから判断して選びたいと思います。

記者B    付随して、僕は記事をSNSで告知してくれるのかを重視します。というのも記事の閲覧数に関わってくるからです。あと本人が自分のセールスポイントを理解しアピールできているかも、取材する側からすると重要なファクターです。では、取材歴が最も少ない私から発表したいと思います。

水野遥香


岡本杷奈



藤乃あおい


佐々木萌香


まずは新人賞ですが水野遥香を推したいと思います。ハーフの彼女は、とにかく美人でスタイルがイイ! 記事もしっかりリツイートしてくれる。次に準グランプリですが、岡本杷奈、林田百加、藤乃あおいの3名を挙げます。そしてグランプリですが、佐々木萌香。彼女は、取材対応/SNS/自己アピールの面で完璧なんですよ。衣装も毎回趣向を凝らされている。とにかく凄い! そして記事のPVが抜群にイイ。載せれば確実に1位が取れる。

記者G    水野遥香に関しては同意見です。フィリピン人とのハーフという国際性と、元気のいい19歳という点で推したい。グラドルらしいグラドルですね。

記者B    ファースト作品のリリイベが白いレースのビキニで登場。2回目が青、3回目がアースカラーのTバックで登壇したんですよね。未だ10代なのに男受けのポイントがわかっているなと思いました。


新井萌香



大葉めも



木更かのん

記者G 新人賞は新井萌香、大葉めも、木更かのんでも迷ったのですが、グラビア・オブ・ザ・イヤーで名前が出ていない水野遥香にします。準グランプリは2名いて、1人は林田百加。DVD、写真集、トレカ、カレンダーというグラビアアイテムをすべて制覇し、しかもハイレグで魅せる実力はナンバーワン。掲載からかなり日数が過ぎてもPVがいいし、まだ22歳で伸びしろがある点でも選びました。準グランプリの2人目は佐々木萌香。サーキットでの人気が高いのはもちろんですが、イベントごとに衣装のバリエーションが違っていて、ファンを楽しませるサービス精神が秀逸です。

記者A    取材対応も嫌な顔をせず、記者をも虜にしてますからね。


西永彩奈


記者G    グランプリについては、西永彩奈にしたいと思います。DVDリリース枚数が多いこと、週刊プレイボーイがグラビアを撮り下ろしたこと、Creamの副編集長に就任して制作側に立ったこと、チャンネル登録者数11万人を超えてYouTuberとしても人気があること、撮影会がいつも満枠となること。以上の5つが理由です。

記者K    仰るとおりだと思います。活動を初めて13年のベテランですよね。中学生の頃から知っていますが、ずっと第一線で活躍していてすごいなと思います。


鈴木優愛



乃木結夢


記者Z    新人賞ですが、アクセス数だけで言えば新井萌花ですが、取材対応などで粗削りな部分はあるけれど、鈴木優愛を推しますね。見栄えのする小さい水着で取材に応じるし、「カップ数が2つ上がりました」というような発言も割と多くて取材対応がいい。あとは水野遥香。とにかく顔面偏差値が高い。可愛いと言ったら乃木結夢も双璧を成しますが、取材対応で考えると彼女かな。


風吹ケイ



林田百加


準グランプリは迷っていて。風吹ケイを入れるべきなんだけど、けっこうほかのアワード系総舐めって感じだから、私は林田百加に乗りますね。“令和のハイレグプリンセス”という、ここまで徹底したブランディングで大きくなって、大学を卒業してもグラビアをやりますって言っているところも買いたいですね。グランプリは佐々木萌香。取材対応抜群、衣装の替え抜群、あざとさ抜群。ちょっと完璧に近いですね。100点に近い。デビューが2021年ですから、今年は大事な2年目。つまづく事が多い2年目だけど、飛ぶ鳥を落とす勢いというか。

記者B    あと最新作で男装をやりましたよね。普通見ないですよね男装って。

記者Z    あれは初めて見ましたね。グラビアの制服で男子生徒をやるというのは、私はグラビア10年やってて見たことがない。敢闘賞は鈴原りこ。今年ヌードの写真集を出して…


鈴原りこ


記者K    買いました。すごくよかった…。

記者Z    グラビアからヌードの写真集ってたくさんあるけれど、あの子が一番いい写真集でした。グラビアアイドルが脱ぎました。という写真集を買ったの初めてですね。彼女にとっては特別な年だったし、頑張ったということで敢闘賞をあげたいです。アクセス数でいえば藤田あずさ


藤田あずさ


記者B    藤田あずさがPVを取れた理由って何ですか?

記者Z    “みんなの元カノ”という、彼女自身の魅力だからなのですが、掲載写真が良かったのでバズったらしくて、メーカーさんから「記事が出てから凄く売れましたよ」と言われたんです。そんなことは初めてで。藤田あずさは特別賞かなぁ。

記者A    他にありますか?


大川成美


記者Z    スタイルで凄くよかったのが大川成美です。

記者G    実は彼女、海外ですごく人気があって、YouTubeの再生回数が100万回を超えたりしているんですよね。

記者Z    正義のヒロイン役をずーっとやっていて、アクションも本格的。顔も精悍で可愛いし、体つきもエロくなった。

記者A    ベストボディ賞だったら撮っているこちらもテンションが上がる岡本杷奈は外せないでしょう。

記者G 岡本杷奈はグラビア界で一番背が高くてスタイルも抜群にいいと思います。元気に取材対応してくれるのも最高。

記者B    性格が明るくて。ポーズも一発で決めてくる。ダラダラしないんです。あと何を言っても「ハイ」って言う。

記者Z    自分のことを“オカモトは”って言うんだよね(笑)。可愛い。


船岡咲

記者K    新人賞は水野遥香。ファーストを取材した時、絶対に売れると思いました。顔がめちゃくちゃ可愛い。スレンダーで露出もいける。現に3本出していて順調な滑り出しです。敢闘賞は船岡咲と西永彩奈のセットで。2人ともグラビア界ではベテランの域ですが、「ちっぱい横綱」として力を合わせてグラビア界を盛り上げたと思いますし、ちっぱいでもグラビアで活躍できることを身をもって証明しています。この頑張りと活躍は評価したいですね。

記者A    船岡咲は露出も激しくなってきましたね。オスカーさんとは思えない。

記者K    敢闘賞は乃木結夢と迷いましたね。撮影会でもマイクロビキニを着ていたんですけど、事務所から止められてしまったくらいで本人の意欲は凄いですね。あと他のグラドルと群れない一匹狼的なところもいいですね。


志田音々



吉田莉桜

特別賞は志田音々と吉田莉桜。2人とも写真集を出しましたし、雑誌でのグラビア活動も順調。しかも女優業にも足を踏み入れている。なにより2名とも底抜けに明るくて、取材していて幸せになれるんですよ。グラビアを取材していて目を奪われることはありますけれど、2人には心も奪われました。

MVPは取材した中では思い浮かばなかったです。該当者なしです。ただグラドルとして取材はしていないけれど、記事の本数だけでいえばHKT48田中美久ですね。今年はカバーガール大賞を狙っていると思うんですけれども、出た雑誌はほぼ表紙を飾っていましたし本数もすごい。グラビアの記事本数で一番貢献しているのは田中美久でしょうね。

記者Z    みくりん、私も何本も書きました。

記者J    新人賞が鈴木聖。モデルとして長年やっていて、グラビアは今年だったかな。

記者Z    アニメオタクでスタイル抜群。Gカップだったかな。

記者J    敢闘賞は林田百加。MVPにしようと思ったんですけれど、ちょっとスタイルが。でもTwitterはみていますね。特別賞は市原薫。Iカップの爆乳がいいですね。ミスヤングチャンピオンですね。新人賞でもいいですね。敢闘賞は早川みゆきですね。Twitterを見ている感じだと、すごく感じがいいですね。MVPは該当者無しです。


市原薫


早川みゆき


記者A    早川みゆきはベストボディ賞でもいいですね。

記者Z    腰から下がとにかく長い!脚が歩いてきたかと思った(笑)。

記者G    ミスFLASH2020にも応募していて、記者会見でも話題になっていましたね。今年からレースクイーン活動も始めています。

記者B    パシフィック系のチームですね。


坂元誉梨



小柳歩



山田かな


記者A    私はね、今まで出てきていない名前を挙げます。敢闘賞は坂元誉梨。リフォーム作業員としても頑張っている二足の草鞋。DVDは内容的にもエロいし、紹介記事を書いていてすごく楽しかった。特別賞は小柳歩。取材対応していて抜群に面白い。見出しになるような強烈なワードが出てくる出てくる(笑)。MVPは山田かな。壇蜜が出てきた時の雰囲気に似ていて、スタイルも抜群だし取材対応もいい。グラビアの枠を超えて活躍して欲しい逸材です。

記者Z    坂元誉梨は新井萌花の次にアクセスが良かった。新井萌花は先日の取材で代表質問したんだけど、ノリノリでよかったなあ。

記者K    最新作のジャケットは凄かった。

記者A    来年は期待できると思いますよ。では、まとめましょうか。新人賞は水野遥香に決まりですね。

記者Z    おめでとうございます。

記者A    敢闘賞ですが、どうしましょうか。乃木結夢ですかね?

記者Z    そうですね。とにかくキレイで可愛いですし。

記者A    MVP(グランプリ)はどうしましょう?

記者Z    林田百加か佐々木萌香か、という感じなのかな。

記者J    俺、両方とも特別賞(準グランプリ)なんだよね(笑)

記者B    林田百加は取材していて楽しいんですよ。それって重要ですよね。記事に出ちゃうんですよ。

記者K    テンションが上がりますよね。

記者Z    いい笑顔だから写真にその空気感が出るし、記事のテンションにも出る。

記者B    記者が選ぶ、という今回の趣旨からすると重要なのかなと。

記者Z    佐々木萌香もそういう意味では取材してて楽しいですよね。

記者G    じゃ、いきなり史上初の両方グランプリということで。

記者Z    いや、ここはズバッと決めた方がいいですよ。MVP(グランプリ)が佐々木萌香で、特別賞(準グランプリ)は林田百加かなと。この特別賞は、果てしなくMVPに近い準グランプリ。

記者K    あと、西永の活躍は見逃せませんね。

記者Z    ちょっと整理しましょう。

記者A    MVP(グランプリ)が佐々木萌香、特別賞(準グランプリ)が林田百加、審査員特別賞が山田かな、敢闘賞が西永彩奈と乃木結夢、新人賞が水野遥香、これでよろしいですか?

記者B    ベストボディ賞は?

記者Z    撮っていて見惚れるというのがベストボディ賞。

記者A    今のところ、候補は岡本杷奈と早川みゆき……


桜井木穂



只埜なつみ


記者Z    本当に撮っていて綺麗だなと思うのは桜井木穂だと思います。雑誌の企画でストイックに絞っちゃって小さくなったバストサイズを逆に大きくして、ボディラインはそのままにすっごく綺麗になったんですよ。この頃取材時に水着は着なくなりましたが、この前の写真集の囲みは、胸元ががっつり開いた“キャバ嬢ドレス”で対応してくれて、さすがでしたね。雑誌では今まで着ないといっていたV字水着を解禁したのも良かった。あと官能小説家の只埜なつみ。大人の上品なフェロモンが漂っていてとてもいいですね。


メイリ


記者G    ファースト写真集も出したメイリも今年は目立ちました。以前よりも露出で攻めていますよね。

記者Z    下乳全開どころじゃないんですよね、だから“下乳で賞”(笑)。形がキレイなのはさすがだなと。長身に見えるけど、実際はちっちゃくて可愛いんですよね。でも対応は“オトナのオンナ”なんですよ。

記者B    それではベストボディ賞は票が多かった岡本杷奈と早川みゆきの両名で。

記者A    記者らしく会見でのベストコメント賞を決めましょう。これは小柳歩が会見の最後に言った「記者の数と記事の数が合っていない」で決まりじゃないですか?

記者K    笑

記者B    逆に言うと、小柳歩は記事をちゃんと見ているということなんですよ。それは記者として嬉しいですよね。

記者Z    ホント、チェックされているんですよ。彼女は。

記者B    ベストコメント賞に付随するのですが、質問の返しで面白いのは25歳を超えてからですね。

記者A    25歳オーバーは最高ですよ。

記者Z    まぁ人生経験もあるし、会話の組み立て方、喋り方とかね。それは10代は難しいと思いますね。これは仕方のないことです。

記者Z    いっぽう頭のいい子は、何を言ったら記者が効果的に書くかよくわかっている。キラーワードの使い方であったり、質問の受け流し方とかね。それはスグに身につくものではありませんからね。


記者Z    では最後に総括をしましょうか。今年はグラビア界にとってどんな年でしたかね?

記者A    去年から今年にかけて新人のレベルが突出して高かった。それに加え、DVDの内容もエロい方向に振っているような気がします。単純に可愛いだけでは厳しい時代になりつつありますよ。でもコンプライアンスの問題があり、なかなか難しい時代に入っている。DVDというメディアそのものが時代と逆行していますからね。時代の流れで配信に移行するでしょう。現にそういうメーカーも増えていますから。DVDはいずれなくなるのでは?

記者B    それじゃうちら、おまんま食い上げですよ(笑)

記者A    そのためにも、我々が頑張らないといけませんね。

記者G    最近、DVDは卒業するけれど、グラビアは続けるという子が増えているじゃないですか。つまり、DVDに要求される衣装やポージングは避けたいということなんだろうけれど、そう言われたらDVD業界の人たちはちょっと辛い。

記者A    DVD自体がアンダーグラウンドみたいな感じになりつつある。とはいえ雑誌も売れないし……。

記者B    ファンの高齢化も進んでいますよね。

記者A    若い方にも見て欲しいですよね。興味がないわけではないと思うんです。記事の作り方、中身も若い層に向けての内容にしていかないといけない。それは我々の課題でもありますね。

記者K    若い子は、記者も含めて坂道系に行っちゃいますからね。

記者G    グラドルの取材って、若い記者はほとんど来ないし、独特な雰囲気があるから、来ていてもすぐいなくなっちゃうんだよね。

記者A    結果、記者の高齢化問題が……。なんか暗くなってしまったので、今回はここまで。2023年のグラビア界は2022年以上に盛り上がることを願って!



【記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022】

MVP(グランプリ)…佐々木萌香


特別賞(準グランプリ)…林田百加


審査員特別賞…山田かな


敢闘賞…西永彩奈


敢闘賞…乃木結夢


新人賞…水野遥香


ベストボディ賞…岡本杷奈


ベストボディ賞…早川みゆき


ベストコメント賞…小柳歩


※本記事は掲載時点の情報です。

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