人気絶頂のグラビアアイドル6名(秦瑞穂/藤乃あおい/船岡咲/風吹ケイ/未梨一花/柳瀬さき)が一堂に会したイベント「アキバMC会」が26日、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館で行われ、80名のグラビアファンが会場につめかけた。
このイベントは、グラビアイベントでMCを務める、シャバダバふじ氏の企画によるファンイベント。2018年以来の4年ぶり8回目の開催となる。ふじ氏にイベントの概要について話を伺った。「秋葉原のグラビアイベントというと、コアなファンが来るというイメージがあって、来にくいと思われがちなんですよね。そこでMC達はこういう感じでやっているよ、という別の角度からグラビア界を盛り上げようというので始まったのが最初です。もともとはグラドルさんは誰も参加せず、メーカーの担当者と私だけという、男だらけのイベントだったんですよ」。
こうして始まったイベントは盛況だったことから「年末の恒例行事として、イベントを行うようになりました。ですが近年はコロナ禍ということもあって、中断していたんです。ですが、今回は普段のイベントよりも多い80名のお客さんを集めての盛大なイベントとして復活しました。コロナ禍の中で、この場所で80名を入れたことがないんですよ」と、”復活バリバリでオマタセ編“と題して盛大に開かれる運びとなった。
「そして、今年のソフマップを盛り上げてくださったメンバーとして、秦瑞穂さん、藤乃あおいさん、船岡咲さん、風吹ケイさん、未梨一花さん、さきさんをお招きしました。そしてメーカーさんとして、イーネットフロンティアさん、竹書房さん、エスデジタルさん、ラインコミュニケーションズさん、スパイスビジュアルさんが参加してくださって、大いに盛り上がりたいと思います」と、豪華ラインアップで開催されることとなった。さらに懐かしい青と白の“ソフマップの壁”も登場した。
そんなソフマップを盛り上げた彼女達だが、残念なことにパソコン・デジタル館のイベント会場はこの日をもってクローズ。2023年からイベントはアミューズメント館での開催となる。「正直いうと、私たちはこの会場よりもアミューズメント館の方が思い出は強いですね。というのも、コロナ禍の時だけだったんですよココは。ですから、僕は本来の家に戻るという感じですね。ですから来年からの方がワクワクです」とふじ氏。
いっぽうグラドルの立場からすると、ちょっと違う様子で、今年グラビアデビューした風吹は「私は青と白のソフマップの壁を見たのも今日が初めてで。私はここでしかイベントをしたことがないので、ちょっと寂しいですね」というと、藤乃も「この場所で、この壁を見たのは初めてで。下の階では見たことがあるんですけれども。でもこの館でしかイベントをやったことがないので、ちょっと寂しい感じはあるけれど、なんか(ふじ氏の)思い出が強い場所に行けるというのは楽しみですね」と寂しいという点において同調。いっぽう未梨は、「私はヤングチーム?の中では、ソフマップの壁には馴染みがありますし、アミューズメント館でイベントをやったことがあるので、懐かしい気持ちになりそうです」と戻ることに対して喜ぶと、ベテランの柳瀬も「私もずっとアミューズメント館の方でずっとやってたから、そっちの方が思い出が強いので、本当にやっと戻れるんだ、ちょっとコロナから一歩出れるんだというイメージです」と声を弾ませた。「船岡もまったく同じです。でも、この会場は2~3回くらいお世話になったので、ありがとうございましたって感じですね」と同調すると、秦は「みんなと同じなんですけれど、私はコロナ禍になってからDVDを出すペースをちょっと上げて出させてもらい、定期的にイベントをした場所なので、ちょっと寂しいですね。でもアミューズメント館に戻れることを楽しみにしています」と、来年からのイベントに意欲をみせた。
年末ということで、彼女たちに今年1年を振り返ってもらった。「今年は思い出せない位、早い1年でした」(風吹)、「ちょっと色々と病気をしてしまったり、台風を呼び寄せてしまった1年でした」(藤乃)、「今年はグラビアを頑張った1年でした(笑)。あと、フリーになった年ということもあって、環境が色々と変わった1年でした」(未梨)、「今年はクルマを買って、ロードバイクも買えて、グラビアもたくさんできて、最高な年でした」(柳瀬)、「今年は20代最後の年なのに、制服をいっぱい着た1年でした」(船岡)、「去年はオンラインイベントが多かった中で、今年はリアルのイベントとかでお客様に会える機会が増えた1年だったなって思っています」(秦)。
そして来年に向けてふじ氏は「粒ぞろいの凄い人たちがいるのに、世間が気づいていないという。それを発信したいですね。テレビ等のメディアで、グラドルさん達が活躍しているのをもっと見たいので、世間のコンプライアンスに負けずに行きましょうよ、という感じで」と意欲をみせた。1年間、イベントを盛り上げた彼女たちとMC陣の目は、早くも年明けに目を向けていると共に、もっと楽しい1年になりそうな気運を感じさせた。