史上初、2018年の「日本レースクイーン大賞」で5冠という偉業を達成。そのサーキットを沸かせたスレンダーボディと「史上最高にかわいいRQ」と称賛された、癒やしの笑顔でモーターファンはもちろん、グラビアファンも虜にした藤木由貴。
今年いっぱいでグラビア卒業との一報が流れると、「惜しすぎる」「もっと見たい」と惜しむ声が続出。現在、各雑誌続々とラストグラビアの特集が組まれており、12月11日にはラスト写真集も発表を控える。グラビア卒業カウントダウンが始まっている藤木のラストDVD『今を感じて』(エスデジタル)が先月発売、記念のイベントが秋葉原・ソフマップで開催され、満員札止めの大盛況となった。
落ち着いた上品な緑のミニワンピに黒タイツという出で立ちで囲み取材に応じた藤木、衣装のポイントを聞かれ、「大人カワイイです♡」とにっこり。「”カワイイ”もこれで使えるの最後かな?最後の最後でリボンだったりチェックだったりかわいい要素も含めつつ大人っぽくしてみました」と、待ち合わせしてこの服だったら秒で恋に落ちる。
沖縄の名護を中心にロケを敢行。「ヴィラだったり、プールと海と…もう“ザ・沖縄”って感じのシチュエーションをやりつくしたって感じです」と紹介。しかしラスト作品で初めて挑戦したことが3つあると言い、「まずは初めてヨットに乗りました。水着ではなくシックなドレスだったんですが、安定していないので大変ではあったんですが、楽しい撮影でした。2つ目は乗馬です。今回最初に撮ったのがこのシーンで初挑戦だったんです。それも水着を着て 笑。3つ目はつなぎですね。もともとレースクイーンということもあって、レースに関わっていた身として、メカニック系なのがカッコいいなと思ってリクエストしました。展開するとリボンがかわいいチューブトップのビキニになります」とそれぞれのこだわりを話してくれた。
中でもセクシーなシーンを聞いてみると、「赤のビキニが落ち着いたトーンでしっとりセクシーな雰囲気を楽しんでほしいのと、ラストということでウェディングっぽい衣装を考えてくださったので、ここも雰囲気出てるかなと思います」と勧め、ラストということもあり、DVDの自己採点を問うと「98点!」と回答。「作品としては100点なのですが、みなさんに「寂しい」とか「グラビア続けてほしかった」という声を最近たくさんいただくので、そういう気持ちを汲んで2点引きました」とファンへの気持ちにも寄り添った。
今年をグラビアラストイヤーに選んだことについては、「33歳のゾロ目で自分的に区切りとしては良いのかなと。私が芸能の仕事を夢見た頃とは今は違ってきたと思っていて、割りと私は新しいことに刺激を求めて次々いっちゃう性格なので、今までの活動を振り返って、一旦ここで卒業して、新しいことにチャレンジしていきたいなと考えました」とグラビア卒業の思いを語り、「次なにかという確かなビジョンはまだ決まっていなくて探している最中です。新しい自分を探すという意味でも、いろいろ挑戦していきたいんです」と目を輝かせた。
藤木のグラビアが見られなくなるのは本当に寂しい限りだが、彼女ならではの上品で明朗でヘルシーな水着姿は、我々の記憶に確実に刻まれている。