デビュー10年を迎え、今なおグラビア界の第一線で活躍している鈴木ふみ奈。
明るいキャラクターとド迫力のむちふわIカップに、安定感抜群の美尻で、”胸とおしりの二刀流“と評され、グラビアアイドルのトップランナーとしてその愛されボディに磨きを掛け続けてきた。そんな”ふみにゃん”も30歳を超え、新章へと飛躍しようとしているが、その礎となる4年ぶり写真集が7月21日に発売された。
『Leap』。飛躍と名付けられた本作は、20代だった前作とは全く違う、グラビアというものに真摯向き合い、すべてを自身でプロデュース。マネージャーの大反対を押し切り、初めて挑んだ過去最大の露出。”女性が観ても綺麗だと思えて、且つ男性の心も掴む“という難題に取り組んだ意欲作がこの写真集と言えよう。このたび鈴木本人にインタビューを敢行。思いの丈を語ってもらった。
―4年ぶりとなる写真集をセルフプロデュースするに至った経緯を教えて下さい。
最初”爽やかで明るい写真を撮りたい“というお話をいただき、”スタイリストさんもファッション雑誌専属の方をお願いしようと思っています”と教えていただいて、それ以降はすべて自分でプロデュースさせていただきました。
―それ以降全部だとすると大変だったんじゃないですか?
衣装を大量に持ってきて頂いて、そこからあれこれ選んだり、エッセイにも初めて挑戦しました。
―エッセイはどんな気持ちで書いたんですか?
今までこういうことに気をつけてグラビアをやってきたとか、全くグラビアとは関係ないのですが、こういうことしてきたらハッピーに過ごせたなという精神論などを15編にまとめました。そのエッセイを載せる写真も自分で指定しました。
―露出にもこだわったと聞きました。
“爽やか“に撮りたいって言ってくださったので、私の中で今まで躊躇していた露出を頑張りたいと思ったんです。今までの3冊とはどうしても違うものを創りたかったので、めちゃくちゃ露出の厳しいマネージャーに直談判して”Tバック穿きたいです”って言ったら”だめ!“って言われたんですけど、何回も何回もお願いしてOKもらいました。
―露出を上げることに抵抗はなかった?というか、むしろしたかった?
これも難しいんですけでど、カメラマンさんの相性で、私が好きじゃない露出の仕方というのがありまして、そういう撮り方をされちゃうこともあったので、露出をしたくないのではなく”綺麗に撮っていただだきたい“という思いが強いんですが、今回は信頼できるなと思ったんですね。実際綺麗に撮ってくださって、女性の方にも観てほしい作品です。あ、もちろん男性の方もグッと来る写真も織り込まれてますよ(笑)
―2万点の写真からピックアップしたんですよね?
そんな機会ってそうそうないので。でも“NG出し”って言う作業は今までもあるんですが、好きな写真を選ぶというのは貴重な体験でしたね。莫大な時間は掛かりましたが、普段ならカットされるであろう、瞬間を切り取った写真とかが私は好きなので、そういうカットもふんだんに入れました。ページ数も今までで一番多いんです。
―この中から敢えて“会心の一枚”を挙げるとしたら?
えーー!全部好きなんですけど、そうだな。表紙はもちろん一目惚れした会心の写真なんですが、それ以外だとすると、顔は写っていないバックショットの写真なんですけど、撮っているときに髪の毛後ろに”バーッ“てやったら裸にみえるんじゃないかな?って思った流れで撮ったんです。選別しているときに”そういえばあの写真どこいった?”って見てみたら、すごく上手く撮れていたので、これがお気に入りの会心作かな。
―Tバック解禁にあたり、お尻を鍛えたりしましたか?
しました!今回お尻がホントにいい感じだなあって思います。小さくするんじゃなくって、大きくなる方の筋トレを。張りとか、ぷりっと感が出ていると思いますよ。
―二刀流のふみにゃんなので、バストのベストショットも教えて下さい。
“ふみ潰し“ってワードを自分で作ったんですけど(笑)。バストを鷲掴みするポージングですが、ほかのグラビアアイドルさんしないんですよ。だから”潰し“の写真は私らしいです。あと、ほんのり血管が見える透け感は相変わらずですよ!
―20代から30代となり、グラビアに対する姿勢とか変わったりしました?
もちろんずっと楽しいんですけど、思考バランスが良くなったかなって思います。
けっこうグラビアというものを考えすぎちゃう時期があって、”立ち膝で撮ったから今度は立ちに戻って“とか”胸のバランスはこうで”みたいに神経質な感じだったんですが、そこが、”今のショットはわりと自由に世界観に浸ろう“とかも思いつつ、”さっきこうしたからこのポーズをやる”というのも考えるというバランスが取れてきたなと思います。
これまでの作品を見たときに、”このときはこのポーズにハマってたんだな“とか、いわゆる”ニコパチ写真“になってたなとか。そういえば最近は私、バランス取りながらできてるんじゃない?っていうのが一番成長したところかなと思います。カラダも、”このとき丸いな”とか“ちょっと絞りすぎだな”っていうのも見えたりしたので、今回はグラビアとして求められるバランスの良いボディメイクができたかなと思います。
―グラビアアイドル10年、今後の展開を教えて下さい。
女優業をやらせていただくことが増えたので、そこに力を入れたいなと思っています。
コロナが落ち着いてきたら”グラビアを世界に広める“ということを引き続き取組んでいきたいです。
今回の写真集は女性が“綺麗だな”って観てもらえると思うので、さらにグラビアを愛してくださる母数が増えて、女性にはグラビアアイドルみたいなプロポーションになりたいって思っていただけるように頑張りたいです。
なお、今回の写真集『Leap』の発売を記念したオンラインイベントが、8月8日(日)に開催されることが決まった。詳細は後日周知される。