将来ブレイク必至のレースクイーンを発掘する『サンスポレースクイーンAWARD2020』(運営:サンケイスポーツ、産経デジタル、㈱リップ) のグランプリ、準グランプリが決定し、都内でお披露目会見が行われた。
初代グランプリには川村那月が選ばれ、今や女優を中心にグラビアでもその愛くるしい笑顔で活躍している。2回目となる今回は、コロナ禍の厳しい状況の中、Web撮影会、マシェバラ配信、チアーズポイントという、オンラインを駆使した審査方法で3か月にわたり熱戦を繰り広げてきたが、2020年のグランプリにはSUPER GT「RAYBRIG NSX-GT TEAM KUNIMITSU」の相沢菜々子が輝き、同準グランプリにはSUPER GT「Runupレーシング Pガール」樹智子が選ばれた。
各々のコスチュームで登壇した2人。レースクイーンを中心に、『週刊プレイボーイ』などでのグラビア掲載、2018年JSA水着キャンペーンガールや、RIZINガール2020など、173cmのリアル9頭身ボディを武器にマルチに活躍の場を広げている相沢は、受賞の感想を聞かれ「今年はSUPER GTカテゴリが8戦中4戦が無観客ということで、レースファンのみなさまにとっては難しいシーズンだったと思います。レースから離れていた分のこのシーズンはかけがえのなものでした。そんな中『サンスポレースクイーンAWARD』を通して、ファンの方々との絆だったりとか、私はここまでやって来れたのも、レースクイーンの先輩方やファンの方々のお陰なので本当に嬉しいです。グランプリを獲ったから終わりというのではなくて、ここからもっともっとモータースポーツに恩返しが出来るように頑張っていきたいと思います。この度はありがとうございました」と、しっかりした口調で喜びを語った。
『ミスFLASH2016』をきっかけに、アイドルユニット「G☆Girls」のメンバーとして、グラビアも積極的に活動、89cmのGカップのおっとりキャラが人気を博している準GPの樹は「私は今年初めてレースクイーンのお仕事を始めた矢先、4戦まで無観客となりすごい悲しかったんですけど、5戦からは現地に行くことができて、初めてレースを目の前で観てたくさん学んでいって、実りのある1年になったと思います。レースクイーンとしてはまだまだなんですけども、『サンスポレースクイーンAWARD』をきっかけにもっともっとレースを盛り上げていきたいと思います」と、ふんわかした空気を放ちながら喜んだ。
また相沢は、自身が所属する「RAYBRIG NSX-GT TEAM KUNIMITSU」が富士での最終戦で優勝した日と同じ日に『サンスポレースクイーンAWARD』グランプリの吉報を聞いたそうで、「今シーズンでRAYBRIGブルーのカラーリングの車が見られなくなるという思いもあって、RAYBRIGのレースクイーンとして最高の賞をいただけたので、嬉しかったです」と、二重の朗報に笑顔が弾けた。
栄冠までの道程を振り返ってもらうと「オンラインだったので手軽に参加していただけたのではないかと思いますが、更新の量は頑張りました!配信やるとやっぱりレースの話しで盛り上がるんですよね。有観客になってもお客様はあまり近くに寄れなかったんですよ。なので近くに居られる私がいろんな情報をお届けしたりしましたね。そういったことを話せたのは良かったですね。本当にレースが好きな方が応援してくださって、レースクイーンもチームの一員として認めていただいているのが実感出来ました」と相沢。樹は「私を応援してくださる方はアイドルやグラビアからが多くて、モータースポーツと関わることがなかった方がほとんどでした。なので私から発信しなきゃと思って、チームのことやレースのことを、初心者の私と一緒に伝えることができたかなと思っています。決勝ではフリー配信は時間上限なしだったので、自分でタイミングを作ることが難しかったです。相沢さんも含め全員頑張ったことなのかなと思います」と、かつてのライバルにも心遣いを見せると相沢が「実は仲良しなんですよー。戦友ですよね」とお互いにっこり。「この熱量で盛り上げられると思います!」と力を込めた。
年齢は相沢の方が下だが「しっかり者のお姉さん」、樹は色気はあるが「甘えん坊の妹」に思えてしまう。この仲良し姉妹のような2人が2021年、モータスポーツ界を牽引する。