アイドルグループ「きゅい〜ん'ズ」のリーダーを務めた西葉瑞希。在籍中の2018年、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)主催の恒例企画「サキドル エース」に参戦し、みごと準グランプリに輝いた。
あどけなさが残る愛くるしい笑顔に、うさぎちゃん前歯が実にキュートで、ひとたび水着になれば、87cmの美乳を武器に、新たな“ロリ巨乳の星”と瞬く間にグラビアファンをも虜にした。昨年末でグループを卒業してソロ活動を開始。女子陸上を舞台にしたセクシーラブコメ映画『じょりく!』では主演に抜擢、また上西恵主演の舞台『Cutie Honey Emotional』 でピンクのボブヘアの“スイーツハニー”役も記憶に新しい。さらに映画『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』にも出演と、女優としても今注目の彼女。
この度、初めてとなるイメージDVD『やくそく』(竹書房)を2月に発売したが、新型コロナウイルス感染拡大で、当初予定されていたイベントが延期に。半年を経た8月16日にようやく秋葉原・ソフマップで開催された。
白地に細かいドット柄の夏らしいワンピース姿で登場した西葉は、初めてのDVDを手にして「自分だけがこんなに写ってるDVDって、こういうお仕事しないと手に入らないのですが、なんか不思議な感じです。自分でも観たんですが、恥ずかしかったです…」ともじもじ。昨秋にグアムで撮影されたデビュー作は、「ごはん食べてるところとか、出かける準備をしているシーンとかも入っていて、一緒に旅行に行っている気分が楽しめます」と紹介。「寝起きから始まって、海に繰り出したりしていますが、私、タモントレードセンターのインスタ映えする“ピンクの壁”にどうしても行きたくて、お願いしたらシーンに追加されましたー」と嬉しそうに振り返った。
初のDVD撮影に戸惑いはなかったか聞いてみると、「今までグラビアのお仕事は写真を撮られることが多かったんですけど、水着の自分を映像で撮られることが初めてだったので、どうやったらいいのか迷いました。全部アドリブだったので、どうやって喋ればいいのか、どうやったら相手が本当にいるみたいに見えるかとか、いろいろ考えてやったところが大変でした」と、やはり分からないこともたくさんだったようだ。さらに監督からの要求で「昔のテレビ?で、砂浜からわーって走って来てカメラの前で“大好き!”っていうのをどうしてもやってほしいって(笑)。何回もやりました」と往年の演出に戸惑いながらも、彼女の明るいキャラクターで応えたようだ。
デビュー作に点数を付けてもらうと、「恥ずかしいですねこれは」としばし考えて「100点です。がんばりましたわたしは」と噛み締めるように満点を宣言した西葉。今後については「今、女優のお仕事とグラビアと両立してやってるんですけど、けっこうどっちかだと思われることが多くて、“グラドル”と思われたりとか、グラビアやってないっと思われたりとかしていて、もっと“グラビアいいよね”って言われたいし、女優もどちらでも結果をちゃんと残せるように頑張って行きたいです」と意気込みを語った。グラビアと女優の本格二刀流として、これからの活躍に大いに期待が持てる。