女優として着実にキャリアを積み重ねる若月佑美が、‘19年8月より『週刊SPA!』(扶桑社)で約3年半連載してきたエッセイ「履きなれない靴を履き潰すまで」。今回若月自身の誕生日である6月27日に、フォトエッセイとして発売する事が決まった。
掲載されたエッセイを中心に、連載時未掲載カットに加え、若月自身がコンセプトを考えた撮り下ろし写真も満載。さらに本書の為に新たに撮り下ろしたカットや、新作エッセイも収録。“誰かに寄り添う言葉になれば”という思いを込めて文章をしたためてきた、若月佑美の集大成となる1stフォトエッセイとなる。なお表紙は3パターンの装いとなり、通常表紙版、HMV限定表紙版、楽天ブックス限定表紙版と、豪華な仕様となる予定だ。
今回到着したアザ―カットは、黒い衣装を身に纏った若月佑美を写し出している。クールで格好良さを感じる写真でありながらも、抹茶フレーバー、カラフルチョコをまぶしたドーナツを片手で持ち、どことないいびつさも表現している。
また公開するエッセイ『逝きる』では、“生きる”と“逝く”をかけたテーマとなり、彼女が感じた感情を言葉にして紡ぎだしていく。長い人生を生き抜く中で、逝去間際に“良い人生だったな”と思えるように、前向きに自分らしく生きて行こうというメッセージが込められている。
エッセイ『逝きる』 冒頭文
自分の人生どう生きるか
いや、どう死ぬかなのかもしれない
全てを手にしても
何も手にしなくても
結局全員平等に終着点は死なんだよな
だから怯え過ぎなくていいんじゃない?
気にし過ぎなくていいんじゃない?