──実際にもお兄さんがいらっしゃるということで、海斗の弟としての立場に共感はしますか。
僕は家族がめちゃくちゃ好きなので、自身の兄貴があんな風になったら嫌ですね。海斗は、兄の陸斗を少し怖いと思っている部分はあると思うんですよ。年も離れてるし。兄弟愛の葛藤もきっとあると思うので、そこもうまく表現できたらいいなと思います。
──ここからは少し質問の種類が変わりますが、今作で人類最後の希望の都市とされるユートピアにちなみ、前田さんが「こんな世界があったらいいな」と思うユートピアとはどういったものでしょう?
そうですね〜。無期限で、2個まで夢が叶えられる世界に生きてみたいです。2022年に僕は本当に色々な作品に出させてもらって、夢が何個も叶ったんです。こんなところに自分がいていいんだろうかと思ったりもしました。でも夢が叶ったら、また次の夢が出てきたんですよ。夢って永遠に出てきて無限だと思うんですけど、それを自分で叶えていくから、人生は面白いんです。でも、どうしても縁も運も必要だと思うから、そんな夢が2つ叶うような世界線に生きられたら、それ以外は今と一緒でいいです。
──2つの夢をいつ叶えるかは好きなタイミングでいいということですか?ドラゴンボール的な。
そうですそうです。神龍がずっと待っていてくれて、いつ叶えてもいいんです。10代の時に2つ叶えてしまう人がいたりしてもいい。「前に使っちゃったんだよね〜」と話したりするのも楽しそう。
──2つというところに戦略が生まれて面白そうですね。前田さんはこれまでにたくさんの夢を叶えてこられたと思いますが、連続テレビ小説『ちむどんどん』の出演も話題になりましたよね。
芸能界の景色が変わりました。例えば、前にテレビ局で今田耕司さんとすれ違ったんです。僕は今田さんとは面識がなかったんですが、今田さんの方から帽子を脱いでくださって「いつも見てます」と言ってくれたんです。「そのままお言葉をお返しします」という感じでしたが、すごいなと思いましたね。隣のスタジオで大河ドラマの撮影もしていて、名だたる俳優陣が行き来する中に自分もいるんです。それ以降も新しい現場にクランクインするたびに「朝ドラ見てたよ」と今でも言っていただきますし、本当に全てが変わったと言っても過言じゃないというか。この世界線に自分がいることが不思議なくらい、毎日その影響を感じています。
──ファンの方もかなり増えたのではないでしょうか。
層が広がりましたね。例えばロケをしていても、おじいちゃんやおばあちゃんとすれ違った時に、「朝の子だ」「ほんとだね」と言ってもらえたり。そんなこともそれまではなかったことですね。
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