北村 諒が語る「仮面ライダーギーツ撮影秘話」変身ポーズはこうやって生まれた【BEAMS特撮部】の画像一覧
本誌の人気長寿連載「BEAMS特撮部」。セレクトショップ「BEAMS」の特撮好きスタッフによって結成されたBEAMS特撮部が、毎回特撮に関わる様々な人・現場に取材を行っています。
今回は仮面ライダーギーツに出演中の北村 諒さんがご登場! 貴重な撮影の裏話をお聞きしました。
北村 諒さん
1991年生まれ、俳優、声優。舞台を中心に多数の作品で活躍する。『仮面ライダーギーツ』のニラム役で特撮作品に初出演。
あこがれの変身ができました
久芳 満を持しての特撮初出演ですね。
北村 はい。小さい頃、『ビーファイターカブト』が好きで保育園の卒園アルバムにも書いたぐらいだったので、そんな僕が子どもたちの夢になっているのが感慨深いです。
久芳 ニラムは今のところ中立な存在という印象があります。
北村 そうですね。プレイヤーの声も聞くし現場にも足を運ぶし、差し入れもするし。
久芳 プロデューサーの鏡ですよね。ついに変身までしましたね。
北村 そうなんです。男子なら一度は憧れる変身もできて、本当に念願が叶いました。
久芳 変身シーンの撮影はどんな感じで行われたんですか?
北村 変身ベルトを装着して、ポーズをとって、じっくり時間をかけて見せる撮影をしたんですが、「ああ、こうやって撮影するんだ」というのが知れて嬉しかったです。アクション監督と相談しながら進めていたんですが、僕も変身ポーズのアイデアを出すことになったんです。それは意外でした。
久芳 他の演者さんもそうみたいですね。「ちょっと自分で考えたポーズやってみて」とか「僕はこうしたいと思います」とか、話し合いながらやっていくようです。
北村 僕は事前にベースの形などいくつかヒントをもらって、あとは宿題でという感じでした。その場では「わかりました!」と言ったんですが、変身ポーズは一生残るものだなと後で気づいて。考えるうちにプレッシャーを感じたのか、自宅の鏡の前でずっと練習してました。
久芳 それはぜひ、子どもたちに真似してほしいですね。
北村 そうですね。ニラムが変身する仮面ライダーゲイザーがめちゃくちゃかっこいいんです。杢代(和人)くんに「ずるいですよ」って言われたぐらいなので(笑)、たくさんの子どもたちに憧れてもらえたら嬉しいです。
ニラムが活躍するスピンオフが実現してほしいです
久芳 ほかに特撮ならではの体験は?
北村 はじめて仮面ライダーが戦うシーンを見学させていただいたときは感激でした。「仮面ライダーが戦ってる! 目の前にいる!」と。あとは爆破シーンも見学させていただいたんですが、それもすごく感動しました。
久芳 変身したことで、ニラムが主人公のスピンオフが作られる可能性が高まったように思います。
北村 やりたいです。仲のいい和田雅成が出演している『リバイス』のスピンオフがよかったので、僕も出演してみたいと思っていました。ニラムが活躍するスピンオフ、ぜひお願いします。
仮面ライダーギーツ 最新情報 info
毎週日曜午前9時~、テレビ朝日系にて放送中。
【見逃し配信】
東映特撮ファンクラブ・TELASAにて毎週放送後から、
Amazon Prime Videoにて毎週水曜日から配信。
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