俳優の山中柔太朗が19日、都内で行われた『山中柔太朗ファースト写真集 10ten』発売記念イベントに出席した。
本写真集は、名前の柔太朗(じゅうたろう)から、「柔=10」として「10タイプの山中柔太朗」に挑戦した意欲作。着物でのロケ、浜辺でサッカーをする姿をはじめ、普段とは異なる衣装やメイクを身にまとった姿を96ページのオールカラーで見せる。
「目標だった」という写真集が完成した。山中は「とても嬉しかった。多くの人に観てほしい」と目を輝かせると「撮影しているきは実感がなかったのですが、こうして出来上がったものを手に取ると実感が湧いてきました」と笑顔を見せる。
山中と言えば、ダンスボーカルユニット「M!LK」で活動しながら、ドラマ特区『恋と弾丸』やドラマシャワー『飴色パラドックス』、さらには現在放送中の『ブラザー・トラップ』など俳優としての活動も続く。
山中は「このところ王道の恋愛ものが続いているので、サイコパスや犯人の役などにも挑戦したい」と意欲を見せると「主役や二番手をやらせていただくこともあり、セリフの量も多い。一筋縄ではいかないこともたくさんあり、監督とは現場で何度も話し合いながら挑戦しています。とても難しいなと感じることもあり、もっとお芝居を突き詰めていきたい」としっかりと課題にも向き合っているという。
今回の写真集についてM!LKの佐野勇斗と吉田仁人からはいろいろなアドバイスをもらったというと「表紙のカットなどもいろいろ相談しました」と笑顔。グループ活動と俳優業で活躍している佐野に対しては「身近でどれだけすごいことをしているのかはずっと見ているので、憧れます」と素直な感想を述べると「どんなに忙しいときでもグループのことを考えていて、役者としても妥協しない。やっぱり憧れです」と語っていた。
写真集の発売日はバレンタインデーだった。山中は「最近ではもらえることもなくなりました。今年はゼロです」と報告すると、メンバーの佐野とは昔もらったチョコレートの話をよくするようで「本命チョコの最高は6個同士で一緒なんです。毎年その話をしますね」と笑っていた。