女優の吉高由里子、俳優の北村匠海が6日、都内で行われたSMBCグループの新CM発表会に出席した。
吉高や小栗旬が務めるSMBCグループのCMキャラクターに新加入した北村は「光栄です。CM撮影もかなり身が引き締まる思いだった。大きなプロジェクトに入れてもらえたんだなと感じます」と語った。
新CMでは小栗と共演。「小栗さんと一緒にやれるのがうれしかったです。小学生の時に小栗さんの幼少期を演じ、小栗さん監督の作品に出て、そこから俳優として共演するようになり、『キミスイ(君の膵臓をたべたい)』では現代と過去をそれぞれ演じて、仲良くしている先輩。こうして同じCMに出られて、同じ空間にいられるのは幸せだった」と感慨深く話した。
この日、小栗は発表会に参加できなかったが、吉高が会場に駆けつけ、北村がCMキャラクターに相応しいかどうかを見極めるために課題を出すことに。
まずは商品に関するクイズが出題され、吉高が問題を読み上げたが、一部の漢字が読めずに言葉が詰まる場面が。北村が「付与(ふよ)です」とフォローすると、「ちょっと恥ずかしいよー」と赤面。また、答え合わせの際、吉高が札を掲げる係だったが「○」や「×」がプリントされていない白紙の方をカメラに向けてしまうハプニングも。吉高は「登壇からやり直したい。こんなはずじゃなかった、すいません!」と自分のミスを嘆いた。そんな吉高の姿に、北村はフォローを入れつつも「いま後輩(の僕が)支えている現状。やらかしっぱなし、ですね」と笑っていた。
2人はドラマ『星降る夜に』(毎週火曜、夜9時/テレビ朝日系)で共演中。吉高は「ドラマの撮影がない日に会っているのが不思議」と話すと、北村も「変な感じ。また会いましたねという感じです」と照れ笑いを浮かべた。
改めてお互いの印象を聞かれると、北村は「場をパッと明るくさせてくれる。アクシデント込みで、この人柄ですから。現場で吉高さんがいると明るい雰囲気で進行する」と答え、吉高は「みなさんわかっていると思いますが、支えてくれる力がすごくある。きょうも一緒でよかったなと心から感じました(笑)」とミスのフォローに感謝した。
まもなくバレンタインとなるが、北村は「鈴さんからもらえたらうれしい。ドラマの撮影とバレンタインデーがドンピシャにかぶっているので期待している。一星としては楽しみですね」と自分たちが演じる役名を引き合いに、チョコをおねだり。リクエストされた吉高は「あげようかな…」としつつ、「このイベント、ドラマの番宣みたいですいません(笑)」と謝って報道陣を笑わせた。
北村が出演する新CMは2月10日から全国で順次放送を開始する。