元ラストアイドルで“Z世代最強の童顔美乳”と称される長月翠が28日、都内で写真集『翡翠−Hisui−』(講談社)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
前作から約2年半ぶりで自身2冊目となる同写真集は、故郷である愛媛県・宇和島へ向かうまでの旅路、尾道や道後温泉などをめぐり、心を開いていくありのままの瞬間をとらえた、まさにロードムービー的作品となっており、元気な水着姿から大人のセクシーを感じさせる大胆なランジェリー姿、そして本人が挑戦したかったという昭和レトロなワンピース姿まで、それぞれの衣装でこれまで見たことのなかったようなさまざまな長月翠の表情が収められている。
同写真集が発売されての心境を尋ねられると「発売してから3日くらい経ったんですけど、雪の影響でご自宅に届いていなかったり、本屋さんに置かれていなかったりしたので、まだ実感が湧いていないというか、早くみなさんに届けたいなという気持ちが1番あります」と吐露しつつ、「でも嬉しいです」と笑顔を見せた。
また、撮影時のエピソードを聞かれると「宇和島の祖母の自宅に遊びに行ったんです。そのときにスタイリストさんが靴を履かせてくれたんですけど、おばあちゃんに「あんた自分で履きなさい」って怒られたのが印象的です」と打ち明けて笑いを誘い、そんな祖母が同写真集に掲載されているそうで「「本当に嬉しかった」って言ってくれたんですけど、「ばあばが本に載せてもらっていいのかな」って悩んでいて、「もう発売しちゃったから遅いよ」って言って、喜んでくれつつ、本に載ったという困惑があるみたいです(笑)」と告白。
父親からも感想が届いているそうで「「すごく素敵に撮ってもらったね」って言ってもらいました」と嬉しそうに話し、「けっこう攻めた写真も多いので、父に見られるのはけっこう恥ずかしいんですけど、そういうのを受け入れてくれて、いつも応援してくれているのが身に沁みて感じたのですごく嬉しかったです」と語った。
お気に入りのカットを聞かれると、まず黒いワンピース水着のカットを挙げ「何度か黒いレースの衣装に挑戦しているんですけど、今回が1番大人っぽくできたので、すごくお気に入りです」と声を弾ませ、次にカバーを外した表紙の岸壁のカットを挙げ「この海が、私が生まれた場所の目の前の海なので、ここがすごく好きです。私は声が大きいんですけど、この周りは何もないので喋るとやまびこみたいになっちゃうんですね。それで私たち撮影隊が着いたときにキャーキャー言っていたら、よく遊んでくれていた祖母の家の隣のお兄ちゃんが走って出てきてくれて、それがすごく印象的で、それから友だちもどんどん集まってきて、ほぼ親戚みたいな雰囲気で撮影ができました」と振り返った。
さらに、タイトルの意味を尋ねられると「私はこの海の前で生まれたんですけど、生まれた日の朝の海がすごくきれいな翡翠の色だったのと、私、(予定日より)1か月半くらい早く生まれちゃって、すごく小さくて、カワセミみたいにきれいになってほしいという思いを込めて、父が私に名前をつけてくれたので、せっかく愛媛に戻ったんだったら“翡翠”ってタイトルにしちゃおうって思いました」と込めた思いを語った。
そんな同写真集の出来栄えを聞かれた長月は「120点!」と胸を張り、「めちゃめちゃ素なんです。ふざけて撮っていた訳ではないんですけど、私は陽気で、陽気なまま撮っていただいたので、自分の素のままの120%って感じです。素をお届けできていると思います」とアピール。前作と比べて成長したと思う部分については「どストレートに言うと顔です。明らかに20歳を超えた感があって、昔はまだあどけないというか、子どもっぽかったんですけど、今回は格好も大人っぽくなっているので相乗効果で大人っぽくは見えているんですけど、自分の中でもパーツごとに成長しているなって顔で感じられたので、すごく感慨深いです」と語った。
なお、“Z世代最強の童顔美乳”というキャッチコピーについて、自身はどう受け止めているか聞かれると「“私って童顔なんだ”って思いましたし、見る人によっては「全然童顔じゃないじゃん」って言われるんですけど、童顔を装って今後もそのキャッチフレーズでやらせていただきたいと思っています」とにっこり。
童顔で得したことと損したことを追求されると、「普段、よく舞台に出させていただいているんですけど、童顔なので年上の先輩方から赤ちゃん扱いをしてもらえるんですね。すごくかわいがってもらえるのでよかったなって思います」と笑顔で語り、「損したことは、かっこつけたときに童顔だからミスマッチになっちゃうときがたまにあって笑われるんですよ。クールに決めて撮影とかしていると、「赤ちゃんのくせに」みたいな感じで笑われるので、ちょっとそれは嫌だなって思います(笑)」と胸の内を明かした。
最後に、今後の活動の目標を尋ねられると「すごく漠然としているんですけど、周りにいるみなさんを幸せにできればいいなと思います」と目を輝かせた。