オンライン動画配信サービス Hulu を運営する HJ ホールディングス株式会社(以下:Hulu)は、今年も年間を通しての視聴者数ランキングを集計。この1年のトレンドの縮図ともいうべき「2022年Hulu年間視聴者数ランキング」の各ジャンルのBEST5を発表する。(※集計結果は、2022年1月1日~2022年11月10日の期間に視聴者数の多い順にランキングしたもの)
■今年も竹内涼真主演『君と世界が終わる日に』が総合1位ほか三冠制覇
今年もやはり強かった…。 昨年に続き、竹内涼真主演の極限のゾンビサバイバル『君と世界が終わる日に』が総合ランキング1位に君臨した。Huluが制作するオリジナル番組の視聴者数を集計したHuluオリジナルランキング、さらに国内ドラマランキングでも首位に輝き、2年連続で三冠制覇という偉業を達成した。
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『君と世界が終わる日に』は、人を食らう“生きる屍(ゴーレム)”に占拠された終末世界を舞台に、主人公・響(竹内)と恋人・来美(中条あやみ)らが生き残りをかけて戦う姿を描いたドラマ。今年は日本テレビ系列の金曜ロードショーで「特別編」を放送し、放送終了後からHuluオリジナルのSeason3の独占配信がスタートした。極限のその先へ――Season3では、Season1から続く響と来美のラブストーリーの結末が描かれ、仲間が次々と倒れていくという「シリーズ最狂」の衝撃的なストーリー展開が、視聴者を惹きつけてやまなかった。日本のゾンビ・ドラマの金字塔ともいうべき地位を確立した本作は現在、HuluでSeason1~3および特別編を独占配信中。まだ本作を視聴していない人はもちろん、既に視聴した人も、年末年始にぜひ振り返って『きみセカ』の世界を楽しんでみては。
■攻めるドラマに熱視線――Hulu オリジナルは『死神さん』、Hulu プレミアは女子刑務所モノが人気
Huluオリジナルランキングには、堂々1位に輝いた『君と世界が終わる日に』はもちろん、果敢に攻めるドラマが上位を占めた。2位は主演・田中圭×監督・堤幸彦という強力タッグで制作された完全Huluオリジナル作品『死神さん』。本作は誰とも群れず、愛されもしないクセモノ刑事・儀藤(田中)が、事件ごとに相棒を変えながら、闇に葬られた真相をあぶり出していく痛快ミステリードラマ。相棒が毎回変わるという異色の設定に加え、田中が“まるで別人のような扮装”で演じる儀藤の“唯一無二のキャラクター”など、真新しい要素が視聴者の心をつかんだようだ。3位にはディーン・フジオカ主演、“最先端科学犯罪にまつわる犯罪”を捜査する新時代のサイエンスミステリー『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』がランクイン。
一方、日本初上陸の海外作品をお届けするブランドライン Huluプレミアのランキングでは、オーストラリアのTVドラマ史を塗り替えた大ヒットシリーズ『ウェントワース女子刑務所』が1位、突如現れた謎の陥没穴によってロサンゼルスの街が一変するパニックドラマ『ラ・ブレア』が2位…と、ここでもやはり、刺激を求める視聴者が多いことがうかがわれる結果となった。