歌手の鈴木愛理が27日、都内で20周年記念写真集『nectar(ネクター)』(DOUNUTS)の発売記念イベントを開催。報道陣の取材に応じた。
2002年に8歳という若さでハロー!プロジェクト・キッズオーディションに合格し、アイドルとして活躍した鈴木はデビュー20周年を迎えた。20歳を超えて初めて出版される同写真集は、無邪気な笑顔はもちろん、大人へと成長した初めてのランジェリーショットなどを掲載している。鈴木は「こんなに布が少ないのが久しぶりなので、照れてしまう。なんだか恥ずかしい」と赤面した。
タイトルの「nectar」の意味を聞くと、「桃の濃厚なジュースのイメージがありますが(笑)、調べてみたら“昔の神々が飲む老けないお酒”って意味があるみたい。20年記念として出す写真集だったので、何年経っても変わらない自分でいるためにという意味と、濃厚なジュースなので“大人になったよ”という意味を込めた」と説明した。
10代の頃の自分と現在を比べ「体型というか、肉付きが違う(笑)。私も年をとっていると思う」と苦笑。それでも写真集には「あくまでも自然体で、今生きている素直なものが出ているというものをベースしたかった」といい、体作りは「1週間ほどの短期集中でおしりの角度やくびれを出すために整えた」のみ。その背景には「22歳くらいのとき、どストイックにジムに通って痩せ過ぎてしまい、出すつもりだった写真集がなくなってしまうということがあったんです…」と苦い経験があった。
写真集の自己採点をしてもらうと「自分の頑張りには100点をあげたいけど、ストイックな性格なのでまだ変われるという自分への希望を添えて85点くらい。うふふ、低め〜」とコメント。「今後ライブで体を出すこともあるかもしれないので、もっと女の魅力を出したいという未来への自分の期待です」と語った。
現在28歳の鈴木。プライベートでは元℃-uteの矢島舞美が結婚するなど、周囲におめでたいニュースが続いている。「そういう年齢になったんだなって思う。メンバーの結婚式に行って、周りが続々と結婚すると、自分が28歳だと思い出す。幸せをいただいている」としみじみ。過去のインタビューでは「32歳くらいに結婚したい」と発言していたが、「そうですね…はい、わからないですけど(笑)。でも32歳は自分がどう仕事をしているのか楽しみでもあるので、仕事はしたいですね」と結婚後も仕事は続ける意向を示した。
鈴木はサッカー日本代表の田中碧選手と交際を公言。レポーターから「彼氏は写真集を見た?」と聞かれると、「それは知らないです。私からは見せていない」と話した。田中選手は、現在カタールで開催されているサッカーワールドカップに出場。先日行われた日本対ドイツ戦では、日本が強豪のドイツに逆転勝利するジャイアントキリングを果たした。「勝ってよかったですね」と声をかけられると、「そうですね、応援していました」。今夜行われるコスタリカ戦に向けて「楽しんでほしいです」とエールを送った。