実姉である戦慄かなのとのセルフプロデュースユニット「femme fatale(ファムファタール)」として活動する頓知気(とんちき)さきなが8日、都内で写真集『頓知気さきな CONCEPT 〜Collaboration Photo Book〜』(KADOKAWA)発売記念イベントを開催した。
2冊目となる写真集は、グラビア写真が大好きな頓知気が選んだ5人の精鋭カメラマンが撮影。参加カメラマンは新津保建秀氏、笠井爾示氏、Takeo Dec.氏、桑島智輝氏、東京祐氏でそれぞれ違ったテイストの頓知気を捉えている。頓知気は「1冊になったことでカメラマンさんによって見え方が違うことがわかりやすくなった。そういうことをしたかったので嬉しい」と完成を喜んだ。
前作の1st写真集は“初恋”がテーマだっただけに「幼い感じ」だったが、本作は「大人っぽいのが多い。ファンの方からも「こんなの見たことない」「新たな頓知気ちゃんを見ることができてうれしい」と言っていただけました。お姉ちゃんからも「私が見てきた中で1番好きな頓知気だ」と言ってもらえた」と報告。自己採点は満点超えとなる「120点!」と胸を張った。
次回作は「海外は(コロナ禍で)難しいけど、理想を言うとベトナムや台湾で撮ってみたいですね。アングラ感、雑多な感じが結構好き。多分私は、都会よりもじめじめした場所が似合うんじゃなかと思う。そういう場所にいる私の写真を見てみたい」と構想を膨らませた。
じわじわと人気と知名度が上昇中の頓知気。しかし、「あまり実感がないんです。街を歩いていても全然バレない。めったに話しかけられないですね。お姉ちゃんは金髪ボブなので一緒に歩いているとすぐバレるんですが、私1人だとバレない」と苦笑。しかし、「ファンの方から「学校で頓知気さきなちゃんのことを好きな人がいて、その子と友達となった」という声を聞いて、知名度が上がってきたんじゃないかな?」とほほ笑んだ。
今後の目標を聞かれると「femme fataleとしては、お姉ちゃんが「ゴールを決めたくない」と言っている。でも、武道館には立ちたいよねとも話しているのでとりあえず武道館を目指し中」とコメント。個人としては「(目標は)あまりないので、それを一緒に目指している感じです」とぶっちゃけて笑わせた。
グラビア好きの頓知気は、今年中に「カメラを始めようかな」と興味津々。「撮られる側をやっていると撮る側もやってみたい。色んな人を撮ってみたいな」と声を弾ませ、“姉妹写真集”にも意欲的。しかし「お姉ちゃんは撮られるのも撮るのも好きじゃなくて、苦手みたいで撮影中に泣いちゃったりすることもしばしば…。姉妹写真集はきっといつかあると思うけど、苦手は苦手みたい…」と難しい表情だった。