いよいよ今月29日(金・祝)、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて『ボテロ展 ふくよかな魔法』が開幕する。音声ガイドのナレーターは、声優の伊東健人、そして、本展オフィシャルサポーターを務める、BE:FIRSTが音声ガイドのスペシャルゲストとして登場する。
スペシャルゲストはBE:FIRST
BE:FIRSTの7人が作品を見て感じたこと、気になったことを語りあうことで、ボテロの作品をより身近に感じることができる。
スペシャルトラックでは、中学生の頃にボテロの「モナ・リザ」を自分風に描いたことがあるというSOTAや、小さいころから絵を描くのが好きというRYUHEIたちが、今回の出展作品のなかで“皆さんへお勧めしたい作品”についても語っている。初の音声ガイド収録を終えてみて、LEOは、「作品がどういうものなのかを、聞いたり知りながら見ると、見方が広がってくると思うので、ボテロさんの絵をより楽しんでいただけるアシストになるような音声ガイドになれたら嬉しいです。僕たちのガイドを、後ろで伴奏を弾いているようなイメージで聞いていただき、それぞれの楽しみ方、感じ方でボテロさんの絵を楽しんでもらえたら」と話した。
ナレーターは伊東健人
ボテロの人生や様式、作品のテーマについて解説するのは、伊東健人。ときに作家本人のことばを引用しながら、ボテロの“ふくよかな魔法の世界へと誘う。アニメの声優のほか、テレビ番組のナレーション、映画の吹き替えなど幅広く活躍される伊東だが、実は美術展の音声ガイドは初めてとのこと。そんな伊東が今回の出展作品で特に気になったのは、《コロンビアの聖母》。「ボテロさん特有の様式はもちろん、聖母が流す涙、一粒一粒の存在感にも目を奪われました」とコメントした。
『ボテロ展 ふくよかな魔法』
南米コロンビア出身の美術家、フェルナンド・ボテロ(1932~)。1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家のひとりに数えられている。あらゆるかたちがふくらんでいるという特徴のあるボテロ作品は世界各地の人に愛され、人気を博している。生誕90年という節目の年、ボテロ本人監修のもと、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点を展覧する本展は、日本国内では26年ぶりとなる待望の大規模展だ。
■『ボテロ展 ふくよかな魔法』
2022年4月29日(金・祝)~7月3日(日)※休館日 5月17日(火)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急百貨店本店横)
主催:Bunkamura、日本テレビ放送網、日テレ アックスオン