水崎綾女、10年ぶりグラビアに“恥じらい”「こんなに露出したっけ」

芸能総合 公開日:2022/04/08 8
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女優の水崎綾女の10年ぶりとなる写真集『水崎綾女 写真集 Ayame』(光文社)が、4月5日に発売された。同書は、沖縄のビーチやホテル、バーやスタジオなどさまざまなロケーションで、水崎のエキゾチックな美貌とグラマラスボディを楽しめる1冊となっている。


15歳で“平成生まれのFカップ”としてデビューした当時は「恥ずかしがっていたらプロじゃない」と懸命にグラビア撮影に挑んでいたという水崎。その後、女優としてキャリアを積み重ねると、久しぶりのグラビア撮影に「こんなに露出したっけ」と恥じらいを覚えたという。


恥ずかしい気持ちを感じたまま素直に表現できるに至った心境の変遷を聞いていくと、18年芸能界を生き抜く彼女を支えた“崖っぷち精神”が見えてきた。


──今回、10年ぶりの写真集ということですがいつくらいから話が決まっていたのですか?

3、4年くらい前から「そろそろグラビアやる?」というような話はあったんです。「いつやろやるんだろう」と思っていたらコロナの影響もあって延びて、今になりました。「本当に撮れるのかな」と思ったりもしていましたが、無事に撮れましたね(笑)。


──では、水崎さん自身が10年を区切りとしていたわけではなかったんですね。

そうですね。もともとは15歳から18歳くらいまでの期間、グラビアをメインにやりつつお芝居もさせていただいていた、という感じだったんです。グラビアは「やりたくない」と言ったわけでも「今日から女優一本にします」と言ったわけでもないんですが、いつの間にか卒業していたんですよね(苦笑)。お仕事のことはすべて事務所の方やマネージャーさんに任せていて、気付いたら女優業だけになっていました。


──ご本人の気持ちとしては、今回の写真集が出ることにどんな思いがありましたか?

写真を撮られることは好きなので、楽しみではありました。昔と今では求められることが違ったり、表現できることも違ったりしたので、以前よりもさらに楽しめているような感覚もありました。

今までは、“女豹”とか強いイメージのグラビアを求められることが多かったんです。それは、当時の等身大の私とは真逆とも言えるイメージだったんですが、世間的にも強い雰囲気の女性として見られることがあったので、「そんなに強くないのにな」と思うこともありましたね。

でも今作では、強い私もところどころ出てはいますが、32歳の等身大の私も少しずつ見せられるようになったのかなと思っています。


──お仕事のことは事務所さんに任せているということでしたが、これまでの活動で水崎さんの意識はどのように変化してきたのでしょうか。

このお仕事は、今年で18年です。10年ってどんなお仕事でもなんでもそつなくこなせるようになる期間だと思うんですが、私も仕事を始めて10年経ったくらいの頃に少し楽になれて、徐々に「好きなことをしよう」と思うようになりました。「需要があるならグラビアもまたやってもいいな」とも思っていました。

最初の10年は大人たちの言うことを聞いていようと思っていたので「やりたくない」は基本的に言わなかったんです。当時はいつも「次に繋がらなければ仕事がなくなる」と自分を追い込んでいたので、グラビアでもドラマでもバラエティでも必死な毎日でした。今はある程度キャリアを重ねてこれたこともあって、肩肘張らずにのびのびと仕事ができるようになりましたね。


──今回の写真集も、自分らしく撮影できた一冊なのでしょうか。

与えられた環境の中でいかにナチュラルにできるかということは意識していました。私は基本的に、衣装にもメイクもお任せしていて、決められた中でどれくらい自由にできるかということに重きを置いているんです。

言われたことに対して「できない」というのが恥ずかしいというか「プロじゃないな」という気がするので、よっぽどのことでもなければなにも言わずにやるようにしています。衣装さんもメイクさんもカメラマンさんも編集さんも、それぞれの専門の方がベストの状態に持っていこうとしてくれているので、私は空っぽの状態で現場に入ったほうがいいなと思っているんです。


──素敵な考え方ですね。久しぶりのグラビアで、撮影はどんな雰囲気だったんですか?

普段、肌を露出することってないじゃないですか。グラビアをやっていた頃は慣れていたはずなのに、久しぶりにグラビアを撮ったら「こんなに露出したっけ」という感覚はありました(笑)。初々しい気持ちが戻ってきたというか、今のほうがむしろそういう感情を出せるようになりましたね。

15歳の頃は「恥ずかしがっていたらプロじゃない」と思っていたので、恥ずかしくても「全然大丈夫です」みたいなふりをしていました。今は仕事を積み重ねてきたことで、「恥ずかしい」とは言いつつもちゃんとやる、ということが伝わる安心感もあって、素直でいられるようになりました。

──今後については、どういうビジョンを持っていますか?

具体的にどうなりたい、ということはありませんが、今の発言や考え方を振り返った時に恥ずかしいと思えるような齢のとり方をしたいなと思っています。今はベストでも、10年経ったら「あの時は若かったな」と思えるように、日々成長したいんです。

出演した映画『光』がカンヌ国際映画祭で賞を獲った時に「よく天狗にならないね」と言われたんですけど、過去のことだから天狗になんてなるわけがないんですよ。賞をいただくのはうれしいことですけど、それよりも常に前を向きたいと思っています。極端な話、「今年1年生きていたらいいや」というくらい、今を楽しく生きることを大切にしています。


──それは昔からそういう考えだったんですか?

そうですね。15歳でホリプロタレントスカウトキャラバンで賞を受賞した時に「自分の賞味期限は1年」と思っていたんです。誰に言われたわけでもないけど、この1年を頑張らないと2年目はない、と。だから一生懸命になって「とにかく次に繋げないと」という精神でした。そういう仕事の仕方をしてきたから、2年目があったし3年目もあった。そうやって重ねた18年でしたね。芸能界って、入ったらゴールではなくて、入ってからがスタートだと思うので。


──常に崖っぷちの精神という感覚なんですね。苦しくはなかったですか?

ずっと苦しかったですよ。でも、最初から仕事は苦しいものだと思っていました。キラキラした世界だと思って入ったわけではないし、誰かに注目されたいというよりも「お金を稼がなきゃ」という思いで入ってきたので「芸能界で居場所を作らないと」という思いも強かったし、20歳までに芽が出なかったら辞めようとも考えていました。


──キャリアを重ねた今では、追い詰められているような感覚は少なくなりましたか?

そうですね。お芝居が好きだし、今は天職だと思えています。15歳の時点で、同世代の子たちと比べて経験していることが多かったと思うし、こういうお仕事じゃなかったらトラウマになっていたかもしれない出来事でも、女優業では“引き出し”になるんです。だったらこの仕事はずっと続けよう、と思っています。


──次はないかもと思っていた15歳の水崎さんが現在の水崎さんのご活躍を知ったら安心するでしょうね。

「足りない」と言うかもしれないですね。いつも満足したことがないんです。褒められたとしても、自分で粗探しをしてしまう。日々反省しているので、やっぱり天狗にはなれるわけがないです。でもそれでいいと思っています。舞台とかに出演する時も、出番の直前にめちゃくちゃ緊張して「なんでこの仕事受けたんだろう」と思うくらい気持ちが落ちてしまうんです。ステージに立ったら平気なんですけど、その緊張がなくなってしまったらこの仕事は辞めようとも思ってます。衰退してしまう気がして。ドラマのクランクインの前も未だに寝れないですし。


──写真集の撮影は緊張しました?

この時はどうだったかな。カメラマンのアンディ・チャオさんは今回が23回目だったんですが、1回目の時は緊張したのを覚えています。今回は一緒にお仕事をしたことがあるチームだったので、緊張した場面もありましたが、のびのび撮影できたと思います。


──水崎さんのグラビアファンの方にとって、今回の写真集はすごくうれしいものだと思いますが、今後はグラビア活動も増えそうですか?

皆さん次第じゃないですかね(笑)。みんなが「やってほしい」と言ってくれたら増えると思いますし、必要なさそうならやらないかもしれない。


──求められたら応える、というスタンスなんですね。

みんなが買ってくれるなら、来年も再来年も出したいですね(笑)。


──だとすれば、今回の写真集の見どころはどこになりますか?

胸をなるべく落とさないことを決めていました。私は15歳の時に“グラマラスボディ”をウリにデビューしているから、その時のファンの方を悲しませたくない、という思いで体には気を付けました。食事も脂肪をなるべく落とさないようなものにしました。かと言って、それが自分にとって好きなスタイルかと言ったら、それは別なんです。


──本来はどうありたいんですか?

それは痩せたいですよ。胸もいらないし。でも「みんなが求めている水崎綾女はこうなんだろうな」という思いで体作りを心掛けました。


──次回作にも期待しています。ありがとうございました!


<イベント情報>

4月10日(日)15時から、ブックファースト新宿店で開催予定。

 

取材・文・撮影:山田健史

※本記事は掲載時点の情報です。

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