松村沙友理、“女優より身近な存在”へ 「10年間アイドルをやってきたのは誇り」

芸能総合 公開日:2022/02/11 29
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2021年7月に乃木坂46を卒業し、現在も女優・モデルとして躍進を続ける松村沙友理が、個人としては初となるカレンダーを発売する。


自ら打ち合わせに参加し、構成やコンセプトなどこだわりを詰め込んだ同カレンダー。なかでもアイドル時代からの愛称“さゆりんご”にちなんだ、りんごモチーフの「さゆりんごスペシャルカレンダー」には「今まで見たことのないようなカレンダー」と自信をのぞかせる。


カレンダーの発売を前に、製作の裏側や見どころを松村に聞いたほか、芸能界に対する彼女の胸の内にも迫った。


■こだわりの詰まった“今まで見たことないようなカレンダー”


──今回のカレンダー、松村さんのこだわりが詰まっているそうですね。

個人のカレンダーは初めてだったので、結構悩みました。いろんな方のカレンダーを参考にさせていただいて、どういうカレンダーがいいのか考えたんですけど、町でロケもいいし、お花を抱えているような写真を使っている方もいたり、写真集っぽく仕上げている方もいたり。本当にいろんなパターンがありました。

私は食べることが好きだから、全ページなにかを食べている写真にしようか、とか、いろんな小物を入れてみよう、とか様々な案が出てきたんですが、最終的に、今回は初めてということもあって「とにかくビジュアルを推していこう」ということになりました。ファンのみなさんに喜んでもらえるよう、ビジュアルを堪能してもらえるように背景もシンプルにしました。いろんなメイクと服で、いろんな私を楽しんでもらう、全面的に“私推し”カレンダーでございます。


──「壁掛けカレンダー」「卓上カレンダー」「メッセージ付きさゆりんごスペシャルカレンダー」と3種類ありますが、これもご自身で構想を練ったんですか?

スタッフさんを含めて、一緒に考えました。壁掛けや卓上のようなスタンダードなタイプも欲しいけど「やっぱり面白いカレンダーにしたいよね」という話から“今まで見たことないようなカレンダー”を目指して考えに考えた結果、この「さゆりんごスペシャルカレンダー」が完成しました。


──「さゆりんごスペシャルカレンダー」にはどんなこだわりがあるのでしょうか。

私の中の裏コンセプトとしては、「人に自慢したくなるカレンダー」。職場とか学校の教室とかに置いて「これなに?」と、人に興味を持たれるような面白さが欲しいなと思ったんです。

私がいろんなキャラクターに扮しているんですが、それを何にするかは結構悩みましたね。さゆりんごにちなんで、全部りんごが関係するキャラクターにしたんですよ。


──なるほど。

すでに公開されている、この狼のぬいぐるみを手にした可愛らしいキャラクターは、おばあさんにりんごを届けに行く、あのキャラクターですね。りんごをかじって眠るあのキャラクターも。

他にも、りんごを連想させるような、りんごにまつわる様々なキャラクターに面白くも可愛く扮しているので、何のキャラクターなのか想像しながら皆さんにぜひ楽しんでもらいたいですね。


──かなりこだわりが感じられますね。撮影現場はどのような雰囲気だったのでしょうか。

皆さんノリノリでしたね。着替えるのがもったいないくらい、クオリティ高く扮装して楽しみながら撮影させていただきました。

■ 「途中で挫折するのは嫌だった」


──松村さんは、ご自身で誰かのカレンダーなどのグッズを買った経験はありますか?

学生の頃はアニメ関連のものをよく買っていました。『おそ松さん』や『Free!』にハマった時も買ってましたね。


──その後、アイドルを経て女優やモデルとして活躍されていますが、当時はアニメ関係のお仕事に興味を持つことはなかったんですか?

全然なかったんですよ。絵もまったく描けないし、本当にただのアニメ好きでしたね。そっちの世界に行こうとかはまったく思ってなかった。


──好きなものに近付き過ぎたくないという感覚でしょうか。

そうかもしれないですね。私、好きな対象に存在をバレたくないんですよ。好きな人に「好きです!」って言えない。物陰からジッと見ているようなタイプだったので。ファンとして応援するのもあまり前に出られないんです。


──そんな松村さんがどうしてアイドルになったんですか?

私、本当に三次元のアイドルのことを詳しくなかったんです。だから実際にやっていく中で、だんだんと「こういう感じなんだ」ってわかっていった感じです。


──始めたのはなんとなくだったんですか?

そうかもしれません。


──そうだったんですね...!過酷なことも多い世界だったと思いますが“なんとなく”で始めたものをどうして今まで続けてこられたんでしょう。

もともと負けず嫌いなんですよ。根気強いほうだと思います。始めたんだったらやり切りたいというか“なんとなく”だとしても自分で応募したオーディションだったし、自分で選んだ世界なので、始まってしまったら途中で挫折するのは嫌だったんですよね。終わるんだったらきれいに終わらせたい、という思いがあったかもしれないです。


──だとしたら、アイドルを卒業されたタイミングはある意味、きれいに終わるきっかけにもなりえたと思うのですが、その後も芸能界に身を置くことにした理由はどういったところにあるのでしょうか。

本当にはっきり言っちゃうと、私のことを求めてくださる方がいて、応援してくれる方がいて、そこに精一杯応えたいと思わせてくれたからなんです。そしてこんな私にでもお仕事をいただけるなら、応えたいなと。卒業を考えた時にはたしかに悩みました。もともとそんなに芸能界に興味があったわけではなかったし、ひょんなことから始めることになったけど、卒業するんだったらきれいに終わるじゃないですか。辞めるんだったら今なのかな、と思ったこともありました。

実際に続けていて、仕事に対して今はちょっと気持ちが変わりました。女優業にも難しさを感じたことで、極めたいというか「できるようになりたい」と思う気持ちがすごく強くなったんです。今も続けている理由は、周りの役者さんたちと同じレベルまで行ってみたいから。今の自分はほとんどゼロのようなものなので、ここからどんどん積み重ねていって、活躍されている皆さんがいる土俵を見てみたい、という気持ちがあります。そんな私の成長をファンの皆さんには見ていてほしいです。


──では、今は楽しいですか?

はい。今は何をやってもすごく難しいなと思っちゃうんです。うまくできないなと思っちゃうんですけど、結局それが楽しいのかもしれないですね。

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