俳優の赤楚衛二が15日、都内で行われた「2022年用年賀状 受付開始セレモニー」に参加。多忙となった1年を振り返りつつ、来年の抱負を語った。
今年ドラマに映画に引っ張りだことなった赤楚は「今年1年すごくたくさんのお仕事をさせていただいた。作品もキャストもスタッフも素敵な人たちとの出会いが多くてご縁に恵まれた1年。本当に充実した1年だった」としみじみ。今年を漢字一文字で表すと「走」で、「駆け抜けたっていう年だった。50メートルを全速力で走るくらい(のスピード)」といい、充実感をにじませた。
最近は“ブレイク俳優”として注目されることも多いが「純粋にうれしい」とはにかみ、来年の抱負を「突っ走りたい。突っ走って見える景色はどうなるんだろうと期待しています」とした。
この日はタレントの近藤千尋、お笑い芸人・おいでやす小田とともに年賀状のイベント出席。
年末に思い浮かべる人を聞かれると「高校の友人」と答え、「高校のときからなので11年来の友達。いまだに仲がいいんです」とほほ笑み。「メールしているけど感謝の気持ちはなかなか伝えられていないので年賀状で気持ちを伝えたい。なかなか会えないからこそ素晴らしいことだと実感しました」といい、来年友達と会えたときは「バンジージャンプしたいですね。アクティブな友達なんで、一緒に飛びたいです」と声を弾ませた。
この日は年賀状の受付開始日。それを記念して特製ポストがステージ上に設置された。赤楚は“会いたいけど会えない人への年賀状”は2017年に出演した特撮ドラマ『仮面ライダービルド』のスタッフに出したいとし、来年の干支である寅が描かれた年賀状を披露した。「仮面ライダーを1年やっていたのですが役を1年演じることはなかなかない。そこで覚悟や根性を学んだので感謝の気持ちを伝えたい」とコメント。特製ポストに年賀状を投函した。
最後に「年賀状はずっと手元に残り続ける、何年経っても色褪せない贈り物。送るほうも受け取るほうも温かい気持ちになる。僕も撮影を通じて年賀状を送った。人に思いを伝える素晴らしさに気付かされた。みなさんも気持ちを伝えてみてください」と呼びかけた。