谷川愛梨、NMB48での10年「無駄なことが何一つない時間でした」

芸能総合 公開日:2021/07/07 15
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2019年12月に約8年半に渡るNMB48での活動を終え、現在は女優、YouTube「ベースボールキング」チャンネルのパーソナリティなど、マルチな活躍を見せている谷川愛梨が芸能活動10周年の節目を迎える今年6月に、初となる写真集『愛梨』(KADOKAWA)を発売した。


素の魅力が全開になった今作見どころから制作秘話、そしてこの10年に渡る活動の振り返りと、来るべき未来についてを語ってもらった。


――完成おめでとうございます!感想はいかがですか?

まさにこの前、完成したものを一枚いちまい、ジックリと読んでいたのですよ。本当に自分で言うのもなんですが……最高のものが出来上がってしまいました。


――それだけ素晴らしいものができあがったと。谷川さんが、読者目線で読みどこに最高さを感じました?

NMB48で過ごした8年半の間、「谷川愛梨=笑顔」という印象がきっと強かったと思うんです。けれど『愛梨』では、そうした皆さんが今まで頭の中に描いていた“谷川愛梨像”から脱却してみようとおもったんです。

今回、写真はモチロン、初挑戦のエッセイも併せて、今まで誰にも明かしたことがない素の姿や中身を曝け出していて。なんというか……私の核心に触れるような作品になりました。私が読んでもすごく新鮮な気持ちになれたので、長年私を見ていてくださった方ほど「谷川愛梨、今までこういう考え方をして生きてきたんだな」という、驚きがあるんじゃないかな?



“素の谷川愛梨”の全てをこめた1冊に

――どういった作品にしたいと相談しましたか?

なんと言いますか……今までさや姉(山本彩)や、(白間)美瑠ちゃんの写真を見てきたので、写真集=オトナでハードな写真がたくさんあるものというイメージがあって(笑)。私はそうしたものが似合わないですし、今こうして一人の谷川愛梨として活動している素顔も見せたらいいな、ナチュラルでアンニュイな感じで撮っていただけたら嬉しいなと思い、“素の谷川愛梨”の全てをここに詰め込みたかったんですよね。


――“素の谷川愛梨”感は、表紙のナチュラルな雰囲気からして全開になっていますね。

そうなんです! 表紙候補はいくつかあって、その中でも私がビビッ!ときたのが、今回表紙になった写真なんです。

この表紙の私、ほぼスッピンなんですよね。ランジェリーや水着にも初挑戦していますが、セクシー!大人な私!というより、普段の私の姿ってこうなんだよという。


――撮影中の空気感はどうでした?

ずっとテンション高く笑いっぱなしの撮影でした。ランジェリーでの撮影は、最初恥ずかしさがありました。ただ、恥ずかしいと思った瞬間に、その気持ちが全部表情に出てしまうんですよね。良い作品にしたかったですし、恥ずかしいばかりでは申し訳ないなと思い、そこは気持ちを振り絞ったら、段々と楽しくなってきたんですよ。

白い下着になりジャグジーに入っているところのカットはあまりにも楽しすぎて、すぐ次の撮影に移らなくちゃいけないのにずっと入って温まっていましたからね(笑)。


――今作のベストショット、谷川さんが決めるならどこでしょう?

わぁ~!!どこかなあ、どれも自信があるんですよね……。

これ!というのではないのですが、この撮影のために初めてダイエットに挑戦して、舞台の稽古中ということもあってかすごく体が鍛えられて、シッカリ腹筋が割れたんですよ。寝転がって、腹筋のラインがキレイに出ている写真はどれも好きで、表情よりもちょっと割れた腹筋をシッカリ見てもらいたいですね。



25年間考えていたこと全てをエッセイで曝け出しました

――今回、エッセイは大分、今までにない谷川さんの姿が込められていますね。そもそも、こうして長文を書く機会はありました?

実はある日記アプリを使っていたんですよ。それは、たまたま太田夢莉ちゃんと話していた時、「私もこのアプリ使っています!」と言われて一気に距離が近づくぐらい知る人ぞ知るアプリで(笑)。そこに、人には出せない想いをよく書いていたんですよ。

今は長い文章を書く場面がなく、Twitterに今の想いを書くにも140文字じゃ収まりきらないうえに、不特定多数の人に見られることで考えていない捉え方をされるのが怖いな……と思い、あまり自分の文章を書けていなかったんですよ。なので、エッセイを提案された時は、やっと自分の気持ちを真っ直ぐ伝えられるなと、嬉しくなりました。


――今回は12個のテーマを設けて書かれています。このテーマは谷川さんからの提案?

はい。小さい頃からの私のことについて全部書きたいなと思い、テーマきめていきました。私の人となりがわかるというか……このデビューしてから10年という時間だけではなく、谷川愛梨の25年の人生全てを見せたいなと思ったんです。

実は選ばれなかったテーマもあるぐらい、書きたいことがあったんですよ。


――驚くことに、読み物として成立するぐらいの文字数ですよね(笑)。

文字数制限がなかったので、とにかく思いきり伝えたいことを書いていったら、やたら長くなってしまって(苦笑)。

特に、「恋愛禁止」というテーマは、さっき編集の方から「一番長くて濃い」と言われて、えぇっ!?と驚いちゃって。全然意識していなかったのですが、そう言われたということはメチャメチャ気にしていたんでしょうし、メチャメチャ気持ちが乗ってしまったんでしょうね。


――読者の方にはどういう風に楽しんでもらいたいですか?

そうですね。本当に私らしい笑顔から、スン!としている大人ぶった表情、ある写真で見せた涙……私の全てがこの1冊に込められているので、どの瞬間も大切に読んでいただけたら嬉しいですね。

この1冊は集大成であると同時に、私の新しい一面が出た、これからの谷川愛梨のスタートにもなる大切な作品になりました。



10年後も「とにかく楽しい私」でありたい

――この10年の芸能生活を振り返って見ていかがでした?

NMB48での時間は、ありきたりですが本当に貴重な時間でした。最初は「アイドル?簡単でしょ!」と軽く考えていたんです(苦笑)。それが実際にやってみたところ、本当に大変で。結果が出ずに泣く日も、その逆で嬉し涙を流す日もあって。どの瞬間もすごく大切でした。

その中でも、協調性や周囲の人との関係性を大事にするなどの、貴重なことを教えてくれたのがすごく大きかった。加入したばかりの15歳の私は、協調性もない、人見知りで、世間知らずに本当にダメダメな子で。そんな私をNMB48は一人の人間として育ててくれました。

卒業後から今まで、こうしてタレント活動を続けていられるのは、NMB48で学んだたくさんのことて、またずっと変わらず応援してくださる方々の存在のおかげなんですよ。色々と大変でしたが、この10年は無駄なことが何一つない時間でした。


――そしてこの1冊が10年の活動の区切りとして、この先の10年後へ向けての谷川愛梨はどんな風に進んでいきたい?

私、とにかく自分がやりたいと思ったことをやりたい人間で(笑)。しかも10年後に向けてシッカリと計画を練ってもそれって、ちゃんとは形にならないんですよね。

15歳のころは、25歳になったら結婚して赤ちゃんがいる家庭を作っていると思っていましたからね(笑)。


――そう思うと確かに全然違いますね(笑)。

そう考えると35歳の私も、きっと今思い描いた姿とは全然違う私になっていると思うんです。大きな意味で幸せにはなっていたいという願いはありますが、その一瞬の出会いや経験でガラッと歩いて行く道って変わっていきますよね。

そもそも私、急に「これやりたい!」と思ったら止まらないんですよ。もし明日「社長になりたい!」と思えば、間違いなく経営を学ぼう!と突っ走っちゃう、そういう人間で(笑)。


――アハハ!変化を恐れず、むしろ楽しむ姿勢はステキですね。

ありがとうございます。「とにかく楽しい私の人生」を楽しみ続けたいんですよ。人生は一度きり、しかもいつ消えてしまうかわかりません。どんなお仕事に出会うかもわからない、私の世界がどんな風に広がるかわからないなら、生きている間に楽しいことを残して、その時に出会った方と共有していくのが、これからの私の最高の人生になるんじゃないかなって思っています。

今は写真集で文章を書くことの楽しみに目覚めたので、書くお仕事にすごく興味が湧いてきて本格的に挑戦してみたくなりました。あとは……20周年記念でもう一冊写真集を残せたら、面白いですね(笑)。

※本記事は掲載時点の情報です。

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