──エッセイも収録されているんですよね。書くのは大変でしたか。
文章を書くのは得意な方なので、スラスラ書けました。大人っぽい文章を書きたいとも思ったんですが、それじゃあ等身大じゃなくてカッコつけだな、と思って、普通に書くことにしました(笑)。
──エッセイは「幼少期」「岩手」「夢アド、アイドル」「モデル」「ライフスタイル」「筋トレ」「性格」「食事」「ファッション」「笑顔」の10テーマ。特に見てほしい項目はなんでしょう。
「性格」はあんまり自分から言ってこなかったかも。夢占いが大好きなこととか、あまり知っている人はいないと思う。
──夢占いが好きなんですか。
好きですね。夢を見ると検索しちゃいます。
──最近はどんな夢を見ましたか。
人に殴られた夢。まず、トイレットペーパーが無くなったんですよ。で、ヤバいと思ったら場面が変わって、人に殴られました。
──どういう夢...(笑)踏んだり蹴ったりな夢ですね。
大変でした(笑)。
──夢みるアドレセンスを卒業してから現在までで、なにか変化を感じることはありますか。
だいぶお休みは増えましたね。コロナ禍ということもあるんですけど、アイドル時代は本当に休みなく働いていたので、やっと落ち着けたなという感覚です。今は空き時間を堪能してます。
──2019年末に卒業して、すぐのコロナ禍。大変でしたね。
卒業ライブが出来たのは奇跡的でしたね。最後の最後に無観客じゃないライブが出来たのは、今振り返れば良かったです。
──卒業してからは、どんな風に日々を送っていたのでしょうか。
早寝早起きするようにして、これまで関心のなかった散歩もするようになりました。日を浴びて光合成をして、一日が始まるんです。最近は本も読むようにしてます。
──どんな本を読むんですか?
“人とは”、みたいな本。
──“人とは”...。自己啓発本みたいなものですかね。
“人間とは”みたいな。いろんな人がいるんだな、みたいな本ですね。
──その本で、どんな学びがありましたか?
いろんな人がいるんだな、って(笑)。
──(笑)。
大人になって、人間関係を考えないといけないなと考えるようになりましたね。昔の自分は子どもでした。思ったことをすぐ言っちゃうタイプだったんですけど、今は「待てよ、これは言って良いのか」と考えてから発言するようにしてます。人に干渉しすぎないようにもなりました。人と関わるのには、ほど良い距離感を保つのがいいんだなと思いましたね。...どんな会話?人生論じゃん(笑)。
──卒業前に思い描いていたビジョンと現在とで違いはありますか?
卒業前というか、24歳がこんな感じとは思っていませんでしたね。10代の頃に想像した24歳はお姉さんってイメージでした。でも実際には心は小学3年生のまま。体だけ大人になって、どんどん疲れが増していくだけです(笑)。
──志田さんの現在の目標とはなんでしょうか。
夢アド時代は、ファンの方に毎日のように会ってたんです。でも今はなかなか会えない状況。最近のイベントも延期になってしまいました。ファンの方と会う機会は今後も積極的に作っていきたいですね。新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいです。
──改めて、写真集のアピールをお願いします!
男性、女性、ロングヘア好き、ショートヘア好き、と幅広く楽しんでいただける作品になっています。24歳の大人っぽい志田友美を堪能していただければ幸いです!