伊万里有が「過去一難しかった」収録とは?少し独特な“めっちゃ好きな音”も明かす

ミュージカル『刀剣乱舞』や舞台「機動戦士ガンダムOO -破壊による再生-」などに出演する役者としての実力はもとより、スポーツや料理と多方面への実力も兼ね備えた俳優・伊万里有。


アーティスト活動にも定評のある彼が、ドワンゴのオーディオブック配信サービス「ListenGo(リスンゴ)」にて、江戸川乱歩の名作「日記帳」の朗読コンテンツに挑んでいる。「“朗読”という楽曲のMVを届ける」をコンセプトに昨年生まれた『Dream Stage -読奏劇-』のスピンオフ企画として、朗読した音声コンテンツを配信する企画だ。


そこでレコーディングを終えたばかりの伊万里有を直撃!レコーディングの感想や書籍との向き合い方、プライベートに至るまで赤裸々に語ってくれた。


――今回の「ListenGo(リスンゴ)」での「オーディオブック」へのオファーがあった際のお気持ちをお聞かせください。


伊万里有(以下、伊万里):

もう4年ほど前からオーディオブックをめちゃくちゃ聴いているので、文学作品を耳で聴くこと自体が好きで触れています。
本を読みたいなと思った時、普通に本を読んでいると、あたり前ですけど、本を読むこと以外できないじゃないですか。朗読コンテンツであれば、他のことをしながら作品を楽しむことも出来ますし、移動中に楽しむことも出来ます。頭にも入りやすいので本当にオススメです。
なので、今回お声がけ頂けた時には、シンプルに「やったー!」と思いました。ただ、今回の作品に限っては、何かしながらではなく、じっくり聴いてください(笑)


――かなり早い段階から伊万里さんは音コンテンツに向き合われていますが、きっかけはどのようなものでしたか?


伊万里:

本を読んでると頭の中がこんがらがったり、眠くなっちゃうこともあるじゃないですか。それで、「読むのが無理なら聴こう!」と考えたのがきっかけですね。
なので、答えは「アホやから」です。


一同:

(笑)


――伊万里さんのようなマルチな才能でアホはないですよ~!

続いて作品についてですが、「日記帳」は江戸川乱歩短編作品の名作です。作品についてはどのような印象をお持ちでしょうか。


伊万里:

こんなにも、初めて触れて、その直後にもう一度触れたくなる作品はないですよね!「また読みたくなる作品ナンバーワン」です。
読み終わった瞬間に、「嘘!?」となりますし、後頭部を殴られたような衝撃を受けます。本を読み終えて「うわ~っ!」と声を出してしまったのは初めてでした。知らぬが仏ということもあるんだな~と思わされましたし、主人公である兄が、弟のプライベートに対して「めちゃくちゃ土足であがりこむやん!」と思いましたね(笑)主人公が途中から弟への弔いの心を忘れて、自分の中にある探偵癖の方を優先していく姿に、ある種のサイコパス性を感じました。


――実際にレコーディングに挑んでみていかがでしたか?


伊万里:

「難しい!」 
この一言に尽きます。朗読劇もやらせて頂いてはいるんですが、過去一難しかったですね。
読みやすい文章ではあるんですが、やっぱり現代語とは違うので、接続語を一つ間違えると詰まってしまったり。そういった意味ではこの感覚は凄く勉強になりました。読んでいて「時代をまたいだような感覚」が得られるのも良かったですね。


――舞台や映像作品との違いは感じられましたか?


伊万里:

やはり映像作品や舞台とは、全くの別物だと思っています。それはもう同じ「陸上競技」の中にある、「砲丸投げ」と、「100メートル走」くらい違います。
積み上げてきたものを、準備してきた場で出すことと、その瞬間のアウトプットにかけるものって、改めて全然違うんだなと痛感しました。そういった意味で、「声優さんってハンパないな」と思わされましたし、頭の使い方や苦手な部分を克服していかないといけないと思いました。


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