『FAKE MOTION』キャスト総勢29名大集結、熱いライブパフォーマンスに観客熱狂

芸能総合 公開日:2021/03/26 1
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ここでシーズン2の最終回から3ヶ月後を舞台にした芝居『FAKE MOTION-エビ高の夜明け-』が開幕。エビ高連合軍と大阪の天下布武学園による天下分け目の決戦が終わり、インターハイの開催も決まって、東京には卓球を純粋にスポーツとして楽しめる平和な時代が訪れていた。しかし、いまだ卓球戦国時代に苦しむ全国の学校を助けるためエビ高を出ようとする高杉と、それを止めようとする桂の間で再びいさかいが。また八王子南では、大きな愛で仲間を包み込んできた近藤勇美(通称マザー)の書いたラブレターが発見され、彼が八王子南を去るつもりだと知った部員たちは大混乱に陥る。


さらに、薩川ではマネージャーの海江田がレギュラー入りする等の変化が起きるなか、強豪校のメンバーが一人ずつ闇討ちにあうという事態が勃発。それが暴力で支配する卓球戦国時代を終わらせたくない“浪人軍団”によるものであることが判明すると、天下布武学園、謙信ソルト電子工学院、信玄明王高校と大阪の高校も加わって、彼らのアジトを探すための大捜索が始まる。




そんななか海江田が誘拐され、高杉のもとには浪人軍団からの果たし状が。しかし、浪人軍団の暴挙を許したことに責任を感じた桂は、高杉を行かせまいと彼の前に立ちふさがり、また、土方も自分たちを捨てようとする近藤に詰め寄って勝負を挑む。ピンポン玉に乗せて想いをぶつけ合うラリーアクトが象徴するように、互いを想うがあまりに意地を張って、仲間と戦う彼らの不器用な姿――その根本にある熱い友情こそ、『FAKE MOTION』という青春物語の一番の醍醐味。


一方で突然ミュージカル調になったり、土方が猫耳をつけたりと、脚本の隙間にコミカルなアドリブや小さな演出変更を2日間3回公演のそれぞれに入れ、回を追うごとに進化を遂げながら、オーディエンスを楽しませる芝居心も見逃せない


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