櫻井圭登 癒しボイスでキツネに感情移入、小学生の頃は「人としゃべるのが苦手な子だった」

「“朗読”という楽曲のMVを届ける」をコンセプトに生まれた『Dream Stage -読奏劇-』。国内外の名作を音楽のMusic Videoのように演出するライブ配信で、昨年は有澤樟太郎、太田基裕、大平峻也、北村諒、崎山つばさ、佐藤流司、橋本祥平、牧島輝(あいうえお順)というそうそうたるメンバーが出演した。そして今年は、そのスピンオフ企画として、ドワンゴの新サービス『ListenGo(リスンゴ)』から、朗読した音声コンテンツを配信することが決定。出演は櫻井圭登、梅津瑞樹、伊万里有、さらに崎山つばさが『Dream Stage -読奏劇-』に続いてのアンコール出演と、今回も豪華メンバーが顔をそろえる。そこでレコーディングを終えたばかりの櫻井圭登に直撃!『手袋を買いに』と『ごん狐』の朗読をした感想からプライベートなことまで聞いてきた。




――まずは『Dream Stage -読奏劇-』スピンオフ企画のオファーを受けた感想をお聞かせください。


「朗読劇の経験はあったんですが、こういう1人語りはどうしても慣れなくて。朗読劇のときも何が正解かを模索しつつやっている感じでしたし。その中で、言葉で伝える、届けるってことは役者としてもすごく大事なことだって気づかされて。だから今回、このお話をいただいたときは本当にうれしかったです。ただ昨年のメンバーってスゴイじゃないですか(笑)。自分がその“想い”をちゃんと紡げていけるかどうか、ちょっと不安もありましたが、今のご時世だからこそできるプロジェクトでもあるのかなとも思います。」


――そして実際にレコーディングをした感想は?


「本当に緊張してしまって。ブースに入ったときからガチガチになっちゃって、最初は大変でした(笑)。でも、だんだんと台本を読んでいくうちに感情移入もできてきて、後半はとても楽しんでやらせていただきました。それでも言葉を正確に伝えることの難しさを実感します。ナレーターや声優の方々ってすごいんだなって改めて思いました。」


――今回、櫻井さんが朗読したのは戦前の児童文学作家・新美南吉さんの『手袋を買いに』と『ごん狐』。


「意外と言葉遣いが現代寄りでびっくりしました。『手袋を買いに』は心が温まる作品ですし、『ごん狐』は失敗を償おうと思っているキツネに感情移入しちゃって。両作品ともセリフが深くて心に突き刺さるようで。どちらにもキツネが登場するので、最初は新美さんって当時、キツネに何か思い出があるのかなって思っていたんですけどね(笑)」


――櫻井さんの癒しボイスがキツネのセリフにぴったりで、その絶妙さにスタッフも大絶賛でした!


「ありがとうございます。もともと僕は舞台を中心にお仕事をさせていただいているので、声だけで表現することに慣れない部分はあります。それでも自分にできることはすべて注ぎ込みたかったので、セリフ部分は感情を思いっきり動かしました。僕としてもそこはぜひ注目していただきたいです!」


――ちなみに櫻井さんが小さい頃に読んでいた絵本というと?


「『かいじゅうたちのいるところ』という絵本を読んだ記憶があります。でもめちゃくちゃ怖かった印象が強くて(笑)。子どもの頃見たものって結構トラウマになったりするじゃないですか。映画にもなった作品だったんですが観には行けませんでした。」


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